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第七十九話

次回更新は12月22日で一応年内最後の更新になります。時間ができれば不定期更新をできたらしたいですが仕事も詰まってますのでごめんなさい。来年は1月4日更新です。皆さんもそれぞれ忙しいですが、お身体を大切に無事お正月を迎えましょう。

王子バージョンを、決めた私はライ達に変身を一度やってもらう事にしました。次いでにリリーとララにも新しい変身魔法具を内緒で作っています。自分だけで作っていたので、時間は掛かりましたが満足いく物が出来ました。


「リリー、ライ達に来てもらって変身してもらいたいの。」


「はいお嬢様、かしこまりました。」


直ぐに呼んで来てもらいました。ライ達も出来たんだと言いながら応接室に入って来ました。本当はガイだけあげようと初めは思っていたのですが、三人で警護してもらう方が安心できますし、ガイが皆の分もお願いします。と頼まれましたのでいいかなと思いました。


「お嬢様、出来たんですか?たのしみだぜ!」


フライが、笑顔になっています。王子様になってみたかったと言ってましたから嬉しそうですね。


「急がなくても魔法具は逃げませんよフライ。」


ガイが落ち着かないフライに笑いながら話かけています。


「俺が王子様だぜ!あははは似合うと思うだろ!ララ!」


変身する前から似合うと思っているのはフライらしいですね。


「フライが王子様?ぷっ!似合うの?見てから感想言うわ。」


ララが笑ってます。私としては、変身後フライがゴージャス王子様になると知ってますから、ララの驚く顔が楽しみですね。


「ひっでえー!俺の王子様に惚れるなよ!」


他の令嬢に惚れられるかもしれませんけど。フライは、ララの好きなタイプではなさそうです。


「うふふ、無理無理。ありえないわ。」


ララの方が年下だけれどフライを弟扱いしてますね。


「二人とも騒ぎすぎよ、お嬢様に迷惑になるわ。」


騒がしいのでリリーに注意されました。面白いから別に構わないのにと思った事は内緒です。


「「ごめんなさい!」」


そんな事より、変身した姿を見てみたいわ。素敵な姿になると思います。楽しみです。


「とにかく変身して欲しいですわ。」


先ほどリリーに渡してもらった、魔法具を付けてキーワード唱えて変身です。


「「「はい、お嬢様。変身!王子様バージョン!」」」


三人に、王子様バージョンに変身してもらいました。ライは長い髪を後ろでひとつにまとめて額に大きい魔法石が付いた物を飾り、青色の豪華な衣装を着てもらいました。ガイはストレートな髪の色を変え銀青色に、こちらはプラチナで出来た強力な魔法陣を模様に入れ小ぶりの宝石を沢山のはめ込んだサークレットを付け、白を基調にした豪華な衣装です。フライは髪は前世ゴージャス姉妹の姉のように長い髪をくるくるにしました。かみの色をも金色です。衣装の色は赤にしてみました。


「三人ともよく似合っているわ。これならファインシー姫に気に入ってもらえるわ。」


王子様バージョンを作る時ファインシー姫の希望を聞きました。前世でお兄ちゃんのパーティーでしてくれた王子様コスプレを参考にしました。守りに関しては前より結界の強度や攻撃しやすい用に変えてあります。


「お嬢様の言う通り中々似合っているわね。驚いたわ。」


ララが驚いてます。無駄に豪華にしたので、護衛の時とは雰囲気が全然違ってみえます。


「俺達も、こんなに変わるとは思っていませんでした」


ライとガイが二人見合って呆然と口を開けてましたからその言葉に嘘はないようです。


「俺は似合うだろ!ははは、もてもてだぜ!」


フライあくまで護衛ですから令嬢を捕まえてはダメですよ。


「フライ、護衛の任務を忘れないでね。」


「はい!お嬢様わかったぜ!」


本当に分かっているかは別として、前の腕輪にに組み込む事で腕輪のバージョンアップに成功しました。実は内緒でリリー達のも、ガイの助言で作りましたので今からあげたいと思います。


「リリー、ララ、貴方達のもあるから変身して見せて欲しいわ。」


ガイの、自分達だけもらうのは気の毒だからリリー達にも作ってもらいたいとお願いされました。


「お嬢様!嘘ですよね!」


二人とも驚いてましたわ。内緒の効果は凄いですね。


「本当よ可愛いのを作ったの、新しいミニドレスよ。今度は素足の部分が見えないように、リリーが白ララが赤のシルクの靴下を履いてもらうわ。二人のドレスには薔薇の刺繍はしてあるわ、薔薇の色は魔法石で飾ってあるから綺麗よ。リリー真珠に似た魔法石、ララは赤のルビーの魔法石でそれぞれ飾ってみたから素敵にできたわ。」


気後れしたらいけないから言わなかったけど、私が作ったティアラも飾らせて、普通の貴族でも到底用意できない最高の装いになっているわ。攻撃用ピンヒールを履かせたから、敵も人踏みでイチコロにできると思うわ。


「お、お嬢様、変身しないとダメですか?」


もちろん可愛い姿を見たいですから妥協はしませんよ。私の侍女ですから諦めてくださいね。変身したリリー達は可愛かったです。


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