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従兄妹が語る前世のシリスティア秘話パート2

次回更新は12月19日朝です。

俺の変わった従兄妹が、あの怖い奴らと遊ぶようになったが実害がない為放置していたら、子豚ちゃんになりかけてきた。訳を聞くと驚く事を言われた。


「この頃コロコロしてしてきたぞ。食べ過ぎだろう!」


明らかに子豚に近付いているぞ。早く普通の量に戻さないと本物の豚そっくりな体型になる!


「だってお兄ちゃんの家に行くと、皆がご馳走してくれるもん!」


まて!明らかに食べ過ぎだ!いくら餌付けと言えど限度を超えてるぞ!


「皆?お兄ちゃん二人以外に誰かお菓子をくれるのか?」


ん?皆?他に餌付け要員がいるのか?凶悪な二人がいて管理くらいまともにしてくれてないとは!


「え〜とね、お兄ちゃんのお母さんとかお父さんとかお姉ちゃんとか弟とか皆色んな物くれる。」


そうか!この頃丸くなったあいつらが、元に戻らないように従兄妹を呼んでるのか。彼らにとって従兄妹は救世主だろうな。真面目になったので元に戻らないように苦労していると思うが身体に良くない。


「食べ過ぎは良くない。食べたいならカロリーを消費できるように、運動をお兄ちゃん達とするんだ。」


従兄妹と居たいなら、丸くした責任は取ってもらわないとおばさんが泣くよ。うちの母親に「私の食事管理が悪いのかな?コロコロになってきたの」とダイエットメニューを聞きにきたが原因は他にあったのか。


「分かった剛お兄ちゃん運動するよ!」


そうそう、元凶達に付き合ってもらえ!


「約束の指切りだ。ゆびきった。良し!守れよ。」


約束は守る従兄妹だからもう大丈夫だろう。早くおばさんを安心させた方がいい。半月ほどしてからあった従兄妹は元に体重は戻ったが新たな問題を起こしたようだ。おばさんが泣きながら沢山のプレゼントに絶句していた。俺に助けてくれと!


「頼むからおばさんを泣かすな!これは酷いだろ!」


「でも、お兄ちゃんのお父さんやお母さんお姉ちゃんや弟のお兄ちゃんがくれるの!もらわないと泣いちゃうの!」


「お兄ちゃんに電話しろ!引き取らないとお母さんに嫌われると言ったらいい!」


いくら何でもやり過ぎだ!服に靴下着まで(ブランド品)アクセサリー(これもブランド品百万以上)アンティークの小物超高級品を見たおばさんの許容範囲を超えた。


「お兄ちゃん、プレゼント返さないとお母さんに嫌われるから取りに来て!」


「もらってくれないのか?」


「お母さんが泣いちゃうからダメだって剛お兄ちゃんが言ったの。早くしないとお母さんにお兄ちゃん達と遊んじゃダメって言われると、剛お兄ちゃんが忠告してくれたの。」


「分かった直ぐ取りに来る。ついでに両親に挨拶するよ。」


やめろ!おばさんが卒倒する!阻止だ!阻止!


「やめてもらえ!本人達が来たらおばさんが病気になる!」


確実にダメだ!もう少し従兄妹が大人になれば別だが今はまだ早い!



「お兄ちゃんが来たらダメだって、お母さんが病気になるから。」


あいつらにも理由を考えないと不機嫌になるだろうな。そうだ!従兄妹にこのセリフを言わせるか。耳打ちして言うように話すと素直にセリフを言ってくれたので大丈夫だろう。


「そんな事はにはならないようにする!」


「でも、お兄ちゃん達と遊べなくなったら私泣いちゃうよ。剛お兄ちゃんが、大きくなってからプレゼントもらった方がお兄ちゃん達のお嫁さんになれるって言ってるよ。」


「お嫁さん!分かった荷物だけ引き取りに来させるよ。」


納得してくれたみたいだな。今はおばさん達の心の平穏を保つのが先だな。どうせ逃げられないだろうから。あいつらのどちらかが親類か、なりたくないが無理だろうな。おばさん達が苦労するのが目にみえるようだ。これ以上は俺は助けられないぞ!おばさんごめん。











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