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第七十三話

次回更新は11月7日朝です。

今からファインシー姫に沢山着せてみたいと思います。魔法具に入れていた服を取り出して着てもらう事にしました。


「ファインシー姫、そこの置いている服を端から着てみてください。」


そんなにびっくりしないで着て見せてくださいね。


「シリスティアお姉様、これ全部ですか?」


ひきつった顔したファインシー姫が訪ねます。可愛い服ばかりですのでお願いしますわ。


「ええ、可愛いドレスでしょう着てみてほしいわ。」


ミニドレスのセーラー服風から妖精羽根ありゴスロリ風ドレスまで色々ありますわ。


「…これ全部は無理です!」


涙目になりながら言う美少女には勝てませんわ。しょうがありませんね、とっておきのドレス数着で我慢しますわ。


「リリー、そこに並べてある物を着せてあげて。」


ここでしか着せて見られないミニスカートタイプドレスですわ。王女様ですから、脚が見えるドレスを外に着せて出る訳にはいけませんのでここだけで楽しみますわ。


「はいお嬢様かしこまりました。」


ドレスを持って着替えを催促したらなんとか着てもらえました。まずセーラー服似合いますね。


「ファインシー姫とても似合いますわ。」


綺麗なスラリとした脚は見事ですね。変態殿下に知られないようにしておかないと妻にされそうですわ。


「お、お姉様、恥ずかしいですわ。そんなに似合ってますか?」


ええ、鏡に映る姿は綺麗だと思いますわ。そしてもじもじしている美少女は可愛さが倍増されています。


「凄く似合ってますわ、それから次はこれを着てください。」


次のドレスをお願いしました。恥じらいながらもドレスを着てくれるファインシー姫は素直で優しい姫ですわね。それからゴスロリ風ドレスにメイド風カチューシャ付きとか色々着せてみました。涙目になりながら子鹿みたいに震えながら着ているファインシー姫はとっても可愛かったですわ


「お姉様もうこれ以上は無理です。」


疲れたようですね。色々着せて満足した私は変身魔法具をプレゼントします、これだと着替える必要もありませんから楽ですわキーワードは簡単に「私、変わるわよ。」です。


「楽しかったですわファインシー姫、お礼に変身魔法具をプレゼントしますわ。キーワードは私変わるわよ、ですわ。やってみてください。」


妖精みたいな羽付きドレスですわ王女様ですから普通に長いドレスですが飛べます。下からもドレスの中は覗けない様になってますから大丈夫ですよ。身を守る鞭ももたせますから。


「私が変身ですか?やって見ますわ。私変わるわよ。」


恥ずかしいながらも変身してくれました。その手に鞭が握られています成功です。この鞭は痛くする物ではなく逆に気持ち良くなって動けなくなる効果があります、痛くする事なんてファインシー姫には無理だと思い逆にしてみました。外に行って試してみたいですね、上手くとべると良いですが。




小話


ファインシー姫とリリーたちの会話


「変身したのは良いのだけれど飛ばないとダメかしら?」


「きちんと嫌でしたらお断りしなければお嬢様には通じません。」


「そうです、ファインシー姫様黙っていると大変な事になりますよ。お嬢様は容赦なしで魔法を使いたがりますから、人を使ってですが。」


「そうね、ありがとうそうするわ。」


「断りきれるかしら?ファインシー姫様には無理かもしれないわね。」


「押し切られて終わりかもしれないわね。」


ファインシー姫様の抵抗が無駄に終わるだろうと思うリリー達でした。

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