表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元ニート王子、1000年に1人の魔法で金の世界をぶっ壊す!  作者: Marons
ニート転生、金ノ國・魔法獲得編
2/10

2話 魔法は金で買うものらしい

腐敗している国の現状を知った元ニートもといランソワ・ディナールは、ランソワ家を利用して国の改革を始めることを決意する。

まずは魔法を持つための旅で、タミィとの会話でこの国の現状を詳しく知ることになる。

改革を誓ったものの、ひとつ大きな問題があった。

――俺自身が、まだ魔法を持っていない。

このまま何かを変えようとしても、貴族に舐められるだけだろう。

まずは力が必要だ。

「なあ、タミィ。魔法って、どこで手に入れるんだ?」

「北東のレイコム平原にある《魔法の塔》でございます。

一人につき一つ、属性付きの魔法が授けられます」

「おお、意外と簡単……」

「ただし、代金は五百万ユルスですが」

「……は?」

思考が止まった。

「五百万!? 高すぎだろ!」

「平民が最も稼げる仕事に就いても、人生二回分ほど働いて、ようやく届くかどうかですね。

そこから税も引かれますので、ほぼ不可能です」

「そりゃ平民が魔法持ってないわけだ……」

この国、狂ってる。

「ちなみに、私は五年働いて購入しました」

「……え?」

メイドってそんなに稼げるのか。

「ランソワ家の年収って、どのくらいなんだ?」

「およそ百五十万ユルスほどです」

「はぁぁぁぁ!?」

完全に金銭感覚が壊れた。

頭の中で、握手会の回数に換算してしまう自分が悲しい。

そんな話をしていると、ふと気づいた。

「冒険者って、結構いるんだな」

「ええ。貴族に従属しないため、魔法を持たないパーティも多いです。

稀に、転生者が所属していることもありますが」

……転生者。

この世界、俺だけじゃないのか。

「ところで、タミィの魔法って――」

その時だった。

「ゴォォォォォォ!!」

背後から、獣の咆哮。

振り向くと、そこにいたのはライオンと蛇が融合したような化け物だった。

(冗談だろ……めちゃくちゃ強そうじゃねえか……)

「Aランクの獅子蛇ライオンスネークですね」

タミィは、ため息をつく。

「……めんどくさい仕事です」

いやいや、Aランクって相当ヤバいやつだろ!?

「すぐに片付けますので」

そう言った瞬間だった。

「――風殺」

一瞬、強烈な風が吹いた。

次の瞬間、獅子蛇の姿は消え、地面に赤い液体だけが残っていた。

理解が追いつかない。

「……今のが?」

「はい。私の魔法は風属性でございます」

「見ればわかるわ……」

ドン引きだった。

これが、金で買える“力”。

「では、参りましょう」

「あ、ああ……」

まずは魔法を手に入れる。

改革のスタートラインに立つために。

レイコム平原の魔法の塔へ――

俺の最初の一歩は、そこから始まる。

ここまで読んで頂きありがとうございます!

Maronです。

ちょっと今回は会話と平和回だったかな?と思っています。

次回、ディナールは魔法をついに獲得します。果たして魔法の能力とは!お楽しみに!

そして、ブックマーク、コメントが私のモチベーションに繋がります!是非お願いいたします!

何か気になることがある時は、コメントをしていただけると、直接または次回のストーリーに組み込んでいきますので、気軽にコメントお願いいたします。

という事で!Maronでしたまた次回!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ