表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

go to おばあさんの家

昔昔あるところに、まっ赤なずきんを被ったまっ赤ずきんと呼ばれている女の子がおりましたとさ



「まっ赤ずきん、おばあさんのお見舞いに行ってきなさい」



「ええ、わかったわ。お母さま。」



まっ赤なずきんを被った女の子は元気よく答えた



「おばあさんはもう先が長くないですからね。今では寝たきり生活とか」



「おばあさまは森の中の一軒家に一人で住んでるのよね?足腰立たないのにどうやって暮らしてるのかしら?買い物とか」



「ばか子のくせに………」



「??」



「子供は変な勘繰りしてないで素直にお見舞いに行きなさい」



「はーい」



「夜になったら狼が出ますからね、寄り道しちゃ駄目よ」



「はーい。行ってきます」



まっ赤ずきんは家をあとにした



「ふっふっふふーん♪」


鼻歌をうたいながら森の中を歩くまっ赤ずきん



ガサガサ



狼が現れた!!



「お嬢ちゃんお嬢ちゃん。この近くに素晴らしい景色が見える丘があるんだけど、行かないかい?」



狼はまっ赤ずきんをそう言って誘った



「見たいなぁ、でも寄り道しちゃいけないの。また今度ね」



「急いでるのかい?どこか行くのかい?」



「森の中の一軒家に住んでるおばあさまのところにお見舞いに行くの」



「そうかい。そいつは急がないといけないな。でもお見舞いなら花がいるだろう」



「そうね」



「あっちに500メートルほど進むとお花畑がある。そこでお見舞いの花を摘むといい」



「そうね、そうするわ。ありがとう狼さん」



まっ赤ずきんは礼を言うと、狼の指差した方向に歩いていった



「まっ赤ずきんは言ったか。さて、ばあさんの家に先回りしますかね。」



狼は不敵に笑うと颯爽とかけていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ