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オーブ〜世界の始まりそして世界の終わり〜  作者: LAWA/羅笑
第2章 冒険編 ナーガシア大陸
51/54

48話 ザナバ王国

諸事情によりめっちゃ短くなってしまいましたすみません。

え?

ザナバ王国だって?、そこって私たちが元々向かってた目的地じゃん!


ミーネ「本当なんですかここがザナバ王国って。」


アベル「うん、そうだよ。ほらここ来てみなよ」


私を含めて6人ともアベルさんの方へ行きアベルさんの指さす方を見た。

そこにはザナバ王国の入口があり、王国騎士が入口に2人立っていた。

本当にザナバ王国なんだ。

なんか知らない所に居たけど結果的に出れたし、それと目的地にもつけたし結果オーライ!!!

私たちはザナバ王国の入口へと歩いた。

砂漠なだけあり風が吹くと砂が空中に舞う、そしてその砂がたまに目に入ってくる。

これが意外とうざくて痛い。

しかも歩きなだけあり入口までに着くのに少し時間がかかった。


フォリノア「暑っつい!」


ミーネ「だね..」


実際、馬車に乗っている時よりも暑かった、まだ馬車に乗っている時の方が楽なだと今この時私は気付かされた。

そしてザナバ王国の入口へとついた。


王国騎士「君達はどこから来た?この時期ザナバ王国は荷物検査などをしているから持ち物を出せ。」


皆「アーダン王国から来ました。」


そして荷物を王国騎士に渡す。

私は王国騎士に質問をする。


ミーネ「なんで持ち物検査なんてするんですか?」


王国騎士「たまにな薬草を燃やしたり、盗んだりする奴らがいてな、だから入る時と出る時に検査をするようになったんだよ」


なんか色々とこの王国では問題があるんだな。

普通に可哀想、砂漠の怪物がいたり、薬草を盗んだりする奴がいたり、暑かったりと。

この時期は特に大変そう。


王国騎士「荷物検査は大丈夫だ、入っていいぞ」


騎士さん頑張ってね!!!

サヨナラ。


ジオ「そういえばさ、アベルさんポーションどうするの?ザナバ王国に渡すポーション1個もないぜ。」


あ!そうだった、アベルさんここにポーションを売りに来たんだった、でも砂漠の怪物のせいで全て無くなっちゃたんだった。


アベル「今回はしょうが無いよ、こんな時もある!」


アベルさんはそう明るく応えた。

アベル「じ...さぃ....情.....ゲット....たし。」

アベルさんが何か小さい声で何か言ったように聞こえた。


ミーネ「アベルさんなんか言いましたか?」


アベル「いや何も」


ミーネ「そうですか....」


そして私たちはザナバ王国へと入っていった。

ザナバ王国はアーダン王国とは全然違い、家などはボロい家が多い。

お店は床にシートみたいなのをひいてその上に商品を乗っける売り方をしている店が多い。

飲食店はもちろんあった。


アベル「そうだった!ザナバ王国の国王と会う約束をしてたんだ!」


アベルさんが突然そういった。

今の私の心の中は何言ってんだ?この人は、で埋まってる。


ミーネ「あの、アベルさん何故国王と会う約束をしているんですか?」


アベル「ポーションをよく売りに来るからなんか仲良くなっちゃって、たまに来た時会う約束してるんだよ。」


ジオ「そ、そうなのか。」


ジオさんでもビックリしていた。

まぁ、アベルさんなら納得できる、なんだかんだ謎が多い人だし国王とも友人関係でもおかしくは無い。


フォリノア「あの.....ザナバ王国の国王って確か結構頑固で怖いんじゃないんですか?」


アベル「あぁー、そんな噂があるみたいだけどホントは結構優しい人だよ、怒らせることさえしなければだけど」


やだわ〜、怖い人嫌い。

てか国王とかにあった時どうすればいいんだろうね、実際まだこの世界に来てから国王とか偉い人には会ったことがないんだよな〜。


アベル「それと皆も国王に会いに来てね。国王命令だから」


マス「もしかして連れも歓迎するみたいな展開ですか?」


アベル「あぁーそうだ、国王は皆にも会いたいとか言ってたし。一緒に旅をしてた人と話がしてみたいと。でも二人はどうなんだろう、最近旅を一緒にし始めたけど。まぁー一応フォリノアとミーネも来てね。会うのは明日だから。」


ミーネ「あっはい。」


フォリノア「分かりました。」


巻き込まれた、国王にどう接すれば良いのか明日までにみんなにどうすればいいか聞いておかないと。

次回48話にプラスで付け足します。

明日23時

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