45話 休憩
ミーネ「うぅー、ふぅー、うぅうぅーん、」
え......みんなが私に「大丈夫?」などと声をかけてくれていたりしている。
イテテテテ、倒れた時にぶつけたのかそこらじゅうがちょっと痛い、どうやらゴールドスケルトンを倒した後に限界で倒れてしまったらしい。
ミーネ「大丈夫です。どのぐらい経ちましたか?」
フォリノア「大体1.2時間くらいだよ」
そうフォリノアが答えてくれる、そんなにも経っていたのか、それまで私の事を心配してくれていたのかなんだか嬉しい。
フォリノア「それとね色々とこのダンジョンについて新しい情報がゲット出来たの!」
ジオ「そうだ!嬢ちゃんがゴールドスケルトンを倒してくれたおかげでな!」
私はそこから皆にゴールドスケルトンを倒してから起きたこと、分かったことを教えてもらった。
ミーネ「その偽って書いてあったてのが気になるね、なんか意図があったのかな?」
「そうそうそれが気になる」と皆が言ってきた、何故偽なんて書いたのか?
ジオ「それでだ、そこに書かれている場所に向かおうと思う、もしかしたら良い収穫がおるかもしれないしな。いいか?」
ミーネ「もちろん大丈夫です!行きましょう、でも休んでからでいいですか?体が筋肉痛みたいに痛くて、」
ジオ「そうだな休んでから行こう、実際俺達もまだ傷とか癒えた訳じゃないしな。」
それもそうだアベルさんからポーションを貰ったからと言っても完璧じゃないんだ、動いたら悪化するだけだ。
ミーネ「そういえばガルムさんマスさんはどこへ?」
アリム「あいつらなら周りをうろついてるよ魔物がいないかね。」
ミーネ「そうなんですね。」
アリム「まーあいつら1番怪我してないからって意地張ってるだけなんだけどね、今まであんまり役に立てなかったからと。」
意外と優しい人なんだあんまり話したことがない3人だったし、少しだけ知ってても分からないことの方が多いから知れたのは普通に良かった、ここにいる限り知ってないと不安だから。
アベル「とりあえずここで皆寝てから動きましょうか皆さん怪我とか酷いですし。」
ジオ「見張りは交代制で。最初はガルムとマスに任せようか。」
アベル「後、その、ポーションを作る薬草がほぼほぼ尽きてしまいました、なので今後はもうポーションはないものと思ってください。」
マジか今まで結構頼ってきたポーションがここで底を尽きるとは今後は怪我をしたら治りは相当遅くなりしかもここを出るのも時間がかかってしまう。
慎重に探索しないと、ほんとにここから出られなくなるかも。
ミーネ「分かりました。一応私は回復魔法が使えますが、あまり良い回復魔法はまだ使えないので私もあまり頼りにしないで頂けると。」
ジオ「大丈夫だって皆冒険者ではあるんだ、自分の身ぐらいちゃんと守れるさ、あんなのさえ来なければな、アッハハハ!」
フォリノア「じゃあ私はアルムさんとマスさんに見張りの事とか伝えてきますね!」
ジオ「おう」
ーーー就寝ーーー
寝る時は自分の持ってるリュックを枕替わりにして寝る。
色んなものが入っているのでゴツゴツしている。
近くにはアルムさんとマスさんが立って周りを見ている。
それを見たあとすぐに私は寝た。
ーーー見張りーーー
約4時間程度寝たら交代した、アルムさんとマスさんはすぐに眠についた。
もう1人の見張りはジオさんだ。
ジオ「なぁ、嬢ちゃん」
ミーネ「はい、なんでしょうか?」
ジオ「フォノリアとはいつから仲良く旅をしてたんだ?」
ミーネ「旅を一緒にし始めたのはちょうどジオさん達と会う前ですかね。」
実際、フォノリアと旅をしているがまだよくフォノリアの事は知らない、旅をした理由はとにかく強くなりたいらしいからと言っていた。
でもあまり家族のこととかは話さない、私も同じだけど、もしかしたら私と同じように何かあったのではとも考えてしまった。
もしそうなら言えないのも無理はない。
もしかしたらフォリノアも同じことを思っているかもしれない、そう思った。
ジオ「そうなのか、てっきりもっと前から一緒に旅をしてるのかと思ったぜ、もの凄く仲がいいみたいだし。」
ミーネ「ですね、フォリノアといると何故か楽しいしフォリノアにだったらなんでも話せるきがするんですよね。それとフォリノアとだったら何処へにでも行けそうな気がします!」
ジオ「本当に仲がいいみたいだな!」
そう本当に仲は良い。
ーーー出発ーーー
アベル「皆さん準備は出来ましたか?」
ジオ「できてるぞ」
ミーネ「出来てます」
フォリノア「出来てるよ」
アルム「出来てる」
マス「出来てる」
アルム「出来てる」
アベル「では行きましょうか!」
次回16日23時までに更新します。




