42話 ゴールドスケルトン
私達は目が覚めた場所に炎魔法でちかくの石壁に攻撃して跡を残しておいた、念の為に。
数分歩いて何も変化が無い1本道ので多くいていたら横からビュっと矢が飛んできた。
「うっわ!ビックリした!なんだよトラップか?」
矢は先頭にいたジオさん目がけて飛んできた、ジオさんは瞬発力ですっと避けた。
トラップかと皆が思ったが違っていた、矢が出てきた左側を見ると道があった、そこから数十体のスケルトン達が弓や剣を構えていた。
前にあったスケルトン達は剣なんて持っていなかった、もしかしたらここに来た他の冒険者を倒して奪ったものなのかもしれない。
それとも誰が意図的渡したのか。
どっちにせよスケルトン達は倒さないと。
「私は魔法で援護します!」
私は遠くからファイアーボールなどを打ち、少し数を減らす。
アベルさんは戦闘が得意では無いので私の後ろにいる、他の人は皆前に出てスケルトンを倒している。
スケルトン達は弱くすぐに倒し終わってしまった。
「呆気なかったな。」
ガルムさんはそういう、まぁー私もそう感じた。
砂漠の怪物の中のダンジョンだからやばい魔物とか出るのかと思ってたら意外と普通だったから。
「それな」や「だよね」と皆言う。
だが倒したはずのスケルトンの骨がガダガダと動き始めた。
「な、なに?」
骨はだんだんと1箇所に集まり初めた、最終的にはスケルトンの中で最も強いと言われる、ダンジョンの中でしか生まれないゴールドスケルトンになった。
金色になる理由は知らない、ゲームで言う進化見たいなものだと思う。
「あれはやばい気がする、ゴールドスケルトンは耐久力が桁違いだ、もとの1000倍位って言ってもいいくらいに固い。」
1000倍って、どのくらい?
スケルトンがファイアーボールで1発だから1000発でやっとゴールドスケルトンが倒せる感じ?
そう考えると本当に固い!
「それとゴールドスケルトンは称号 金の輝き で光魔法が使えるようになる、これが結構厄介だ。」
称号もちか、どれどれ鑑定!
ゴールドスケルトン
Lv1
HP6500
スキル
召喚
称号
金の輝き
金の輝き
光魔法Lv6が使えるようになる。
光魔法Lv6!?だと!私よりも上かよ、本当に厄介だ。
てかHP6500とか反則でしょ勝てるのこれ?
後スキル欄に召喚ってのがあるんですが、まさかスケルトンを呼び出すとかじゃないよね?
鑑定!
召喚
スケルトンを呼び出すことが出来るスキル。
一体につきHPが0.5なくなる。
やっぱり呼び出す系ですか、でも一体につきHPが減るのは良い!でも0.5って少なくない?
100くらいでいいのに。
MAX13000体も呼び出されるの流石に弱いスケルトンでもそれは捌ききれない。
もしかしてこれ結構ピンチ?
私は皆に私のしる情報を簡単にすぐに話した。
「まじかよ勝てんのか俺らで」
「やるしかないミーネ援護よろしく」
私はアベルさんを守りながらの戦いになった。
他のみんなはさっきと同じで前で戦う、実際フォリノアでもゴールドスケルトンは倒せなそう。
そんなことを考えてるとゴールドスケルトンが召喚を使い100体ものスケルトンを呼び出した。
ゴールドスケルトン
HP6450
私はウォーターボムで召喚した所を吹き飛ばす、そこで倒しきれなかったスケルトンをフォリノア達が倒す。
だが倒しきる前にまた召喚が発動。
次は200体ものスケルトンが召喚されたやっば、もうピンチ。
ゴールドスケルトン
HP6350
なんかゴールドスケルトンに大ダメージを与えられる攻撃ってないのかな?
えっーと、うーっと......
考えてるその間にもちゃんと魔法でスケルトンを蹴散らす、MPは足りるかな?切れるなが先かも。
魔法を使うとMPは当然減るこんなにも使っていればすぐになくなってしまう、その前になにかなにか無いか?
「ミーネの嬢ちゃん、俺らそろそろやばいは、なんか打開策ないか?」
ジオさんが大声で私に聞いてくる。
「今考えてます、もう少し、もう少しだけ耐えてください!」
「わかった、嬢ちゃんを信じる!」
任せて!って言いたいけど、なんにも思いついてないんだよね!?やばいやばい、スケルトンって何が効くんだっけ、前世のゲームだと.....光魔法か!
でもゴールドスケルトンも光魔法使えるんだよ?本当に効くのかな、それと光魔法ってライトしかないんだよね、ゴールドスケルトンやスケルトンを倒すには自分で新しい光魔法を作らないと行けない、希望は...ある!
次回10日23時更新。




