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オーブ〜世界の始まりそして世界の終わり〜  作者: LAWA/羅笑
第2章 冒険編 ナーガシア大陸
43/54

40話 砂漠の怪物

「でも俺は何回もこの時期に来てるけど1回も砂漠の怪物ぽいもんには会ってないぞ!本当にいるのかな〜?」


「運がいいだけもしかしたら今日は出てくるかもしれない。」


怖いこと言わないで、出てきまらまず私達終わりだし来ないで欲しいんですが。

暑いだけでやばいのに怪物とかないわー。


「でも砂漠の怪物は1匹だけらしいしそう簡単には会わないと思う。多分。」


「そうなのか、なんだすげー焦ったけどそれなら大丈夫でしょ。」


私以外の人達はそれを聞き安心して笑っていた。

安心していいのかな?

てかコレってフラグだよね?

本当に大丈夫だよね、急に来ないよね?


「てか怪物のまえに暑いのがどうにかなればな〜」


みんなが「そうだな」、「本当にどうにかならないかな?」と答えた。

ぶっちゃけジオさんチームの4人と私とフォリノア、6人でここにいるし狭いせいでもっと暑い。


「ねぇー、みんな前の砂がなんかおかしい気がするんだが」


皆がなんだなんだとアベルさんの方を見る、一見なんも無さそうだがようく見ると砂がサァーと滑っていた。

その先は馬車が向かっている場所だった。

私は砂漠の怪物のことを思いだす、砂漠の怪物は大きな穴を作る、もしかしたらコレって砂漠の怪物がかなを作ってる途中なのでは?

私はそう思った、確信はなかっただって砂漠の怪物には会ったことがないしまず砂漠の怪物自体情報が少ないから。


「アベルさんもしかしたらですが、コレって砂漠の怪物の仕業で穴を作ってるのでは無いですか?なので引き返しましょ。」


私は危ないと思いそう話した。

私もとフォリノアが言う、それに続きジオさん達もも引き返して少し回り道をしようと提案してきた。

だが時すでに遅し、段々と穴が出来てきた、馬車は穴にだんだんと引きずり込まれていたなのでもう引き返せなかった。


「おいおいまじかよアベルさんと嬢ちゃん達これどうする?」


ジオさんは焦りを抑えてそう私たちに聞いてきた。


そんなこと聞かれても、どうしようも出来ない。

この馬車から降りるって手もあるにはあるが危険すぎる、馬車よりも早く落ちてしまう可能性だってあるしそれなら馬車に乗ってた方がマシ、でもどうすれば馬車ごとこの場所から脱出できる?

無理だ今の私には無理だ。


「ごめんなさい私には回避する手はありません」


皆も私と同じでこんな初めてのことに戸惑いを隠せなかった、それと脱出の手段もみんな持ってはいなかった、誰一人と。


「ちっ、どうする、このままだと砂漠の怪物さんとやらにほんとに食われるぞ!」


分かってる。

でも考える時間なんてもうなかった。


「うわぁぁぁぁーー!な、なんだあれ!!」


アベルさんが大きな声で叫んだ。

その声を聞き皆がアベルさんに近ずき外を見た、砂はズルズルと円の真ん中に吸い込まれていくそこの真ん中には大きな口のようなものがあった歯は無いが見た目は口だった。

私達はそこには吸い込まれて言った。


「「「うぉーあー!」」」


「「「きぁぁぁぁぁー!」」」


皆が死を覚悟してそう叫んだ、でも私はまたかと思いながら叫んだ。

もう何回も死と直面している私にはもう慣れたものだったのかもしれない、だからだろうか怖いと思うところもあったがしょうがないと済ませてしまう、生きたいと思ってもそんなことなんて叶わないそう思っていたから、今まで助かったのは奇跡いつも死にそうになる前に心にそう叫ぶ、それでも今までは助かっていた奇跡で、たまたま、偶然で、だから今回はふと違うことが頭に浮かんだだって食われたら100%死ぬそう思っているからだ、今までは助かりたいだったのに今回はしょうがないだった。

私いま諦めてる?ふとその言葉が頭の中を通った。

今までもそうだった、いつも肝心な時に無力で何も出来ず皆に迷惑をかける、ものごとを諦めるのは1番早いし、今回だって私はすぐ諦めたでもジオさんは最後まで足掻こうとしてた、やっと気づいた、やっと気づいた、私なんにも変わってないじゃん、前世もそういつも諦めが早い、イジメだって毎回しょうがないで済ませてしまってた、イジメられてるのは私に何かひがあったのだと、そう思い抵抗もせずいつも諦めていた。

でも私はこの世界にきて変わるって決めたじゃん!

諦めてたまるか、最後まで足掻いてやる遅いかもしれないそんなことは考えなかった、今の自分に出来ることをするそれだけを考えていた。


<<エクストラスキル【希望】を獲得しました>>


ミーネはえ!?っとびっくりしながら自分のステータスをみると、今までなかった【希望】が追加されていた。

なんてタイミングだよ、こんなのやるしかないじゃん!

私は覚悟を決めた。

「おりゃゃゃゃゃゃゃーーーー!!!!!」

叫びながら私の出せる1番の威力で魔法を放った。

今までの全ての思いを込めて。

「最後の足掻きだーーーー!!!」

「こんな人生クソ喰らえ!!!」

最後だし愚痴も言っていいよね?この世界過酷過ぎない?私じゃ無理だったよ!

バァーーーーーーーーーン!!!






ステータス

ミーネ・アザリア Lv17


HP459

STR760

VIT680

SP637

MP911


スキル

炎魔法Lv4、水魔法Lv4、土魔法Lv4、雷魔法Lv3、風魔法Lv4、光魔法Lv2、闇魔法Lv2、回復魔法Lv2、鑑定Lv6 、恐怖耐性Lv5


エクストラスキル

???、真実の目、二刀流、成長、希望


称号

転生者、勇者、?の下僕



ステータス

成長スキルで2倍上がる。

+されるのは10だが成長スキルで20ずつ上がるようなっている。

ステータス全然書いていませんでした、なので書きました。

色々と変更点があります、今後はちゃんと途中途中書きます。

次回未定

3000PV達成

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