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オーブ〜世界の始まりそして世界の終わり〜  作者: LAWA/羅笑
第2章 冒険編 ナーガシア大陸
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39話 旅

投稿が遅くなりすみません

いたのは煉獄の魔剣チームのジオ達だった。

ジオ達は荷物を馬車に乗せているところだった。

もうこの王国から旅立つらしい、次はどこへ行くのだろうか?

私は気になった、それとお別れなんだ挨拶をしよう。

私達はジオ達に話しかけに行った。


「ジオさん!」


ジオはミーネに名前を呼ばれビックリしていた。

そのせいで手に持っていた荷物が落ちてしまった、慌てて荷物をジオは拾った。


「嬢ちゃん達か、ビックリしたぜ名前覚えてくれてたんだな!」


「ま〜こちらにとって恩人ですから!」


うんうん、だって何ヶ月もかかる所を1ヶ月でつけたんだからジオさん達のお陰で。


「こっちにとっては嬢ちゃん達が恩人だけどな!」


そうだつた、ハイシャドウウルフ達から一応助けたんだった。

ま〜あの時よりも私は強くなってるから次あってもあん

なに苦戦しないけどね。


「それでもうアーダン王国は旅立たれるんですか?」


「ああ、それと次の場所で一応全ての護衛クエストが終わりなんだよ」


やっと終わるんだ、なんかずっと受けてたらしいけど。その理由は多分沢山稼げるからだと思う、冒険者ギルドで護衛クエストを見た時、結構高いお金が貰える見たいだったから。


「次の行先はどこなんですか?」


「次はナーガシラ大陸のザナバ王国に行く予定だ。」


ザナバ?バナナ?

この大陸から出るのか、なんか楽しそうだな!

ミーネはウキウキドキドキが止まらなかった、理由はこの大陸以外はよく知らないので何があるのかどんな場所なのか気になるからだ。

どんどん興味が湧く!


「ナーガシア大陸ってどんなところなんですか?」


「全体的には砂漠だな、王国のところは何故か砂漠ではなく緑豊かな場所となっている。」


面白そう、そう思っただって砂漠の中に緑豊かな場所があるんだよ綺麗に違いない、無性に見たい。

てかこの世界のことをもっと知りたい。


「美味しい食べ物はありますか?」


フォリノアがそうジオに聞いた。

え?それは私のセリフなんだけどねぇー!!

まぁーいいけど聞けるのなら、でもフォリノアが美味しい食べ物はあるなんて聞くのは予想外だった。

フォリノアだったら白い防具売ってる場所ありますかとか聞きそうとかおもったのに。


「ああ、あるぞ」


おお〜!、良いね!

なんかサバナ王国行きたくなったんだけど、いっそ一緒に行かせれもらえないかな?


「ジオさんすみません、私達をザナバに一緒に行かせれもらえないですか?」


「えーっと」


だ、ダメか?


「OKだぞ、なんか嬢ちゃん2人は乗りたいっていった時は私に聞かなくても大丈夫って言ってたぞアイツがアベルが」


アベルさん優しい〜!

お願いごとなんでも聞いてくれそうな人だな、器が大きい。


「「ありがとうございます!」」


アベルさんの承諾が得ることが出来て私達もジオさん達と一緒にナーガシア大陸のザナバ王国に向かうこととなった。

私達はすぐさま宿に帰り荷物をまとめ宿を出て、裏門へと向かった。

今の私は冒険がどんどん楽しくなっている、理由の1つに美味しい食べ物が食べれるからもあるけど、1番は自分の努力がちゃんと戦いの時に出るからかな。

でも怖いところもある、この世界はゲームの世界ではないなので生き返ることは出来ない、蘇生魔法がないから。

(転生は自力でできるものでは無い、転生には運が必要とされる。)

私達は自分の荷物を乗っけ馬車にのった、そのあとすぐ馬車は出発した。


私達はまだ知らないどんな危険が待っているかを。






私達は数日でベールザルス大陸を抜けナーガシア大陸へと入った。


「暑っつい!!」


ジオが大きな声でそう叫んだ。

それもそのはずナーガシア大陸は今1番暑い時期らしく、よっぽどのことがないと人は来ない。

今は特に人がいないらしい。

今更だけどアベルさんはどんなことをしてるのかな?

こんなに暑いのにザナバ王国に行かなければならない仕事ってなんだ?


「アベルさんはどんな仕事してるんですか?」


暑かったみたいで少し間が空いてからだったが話してくれた。


「ポーション類を扱ってるよ、回復ポーションは今の時期ザナバ王国だと高く売れるから。」


「なんでこんな時期だからこそ売れるんですか?」


私はそう聞いた。

だってこの時期は暑くて人が来ない、なのに回復ポーションがよく売れる、どうしてかどうしても気になった、

なんか裏でコソコソしてたりして。


「えーっと、企業秘密とでも言っておこうかな、何かあったら商売にならないからね。」


「それって私達が信用出来ないってことですか?」


「まぁーそう言うことだね。」


それもそうか私とフォリノアに限ってはまだ数ヶ月の付き合いだ信じられないのは無理もないでもジオさんを信じられないのはな〜、ジオさん内心マジで〜俺そんなに信用ない?とか思ってそう。


「そうですよね、すみません。」


「こちらこそごめんね」


はぁ〜それにしても暑い。

いっそ転移魔法とか使えたりしないかな?

色んな場所行き来できるようになるし、便利だし、マジで使えないかな〜。


「みんなって砂漠の怪物について知ってる?」


「私は知らないよ」


だって情報収集なんてアーダン王国出してないし、冒険者になるまでずっと村でこもってたし外の情報にはとても疎い。

その後ジオさんもアベルさんもそんなの知らないと答えた。


「その砂漠の怪物ってのはなんなんだ?」


ジオさんは声を少し震えさせながらそう言った、それもそうだ怪物なんてつくんだやばいに決まってる、私も内心めっちゃ怖い、もしあったらなんて考えたら心臓がドクンドクンとどんどん早くなって行った。


「砂漠の怪物はこの時期に出る魔物のこと」


おい、この時期って最悪じゃん!

暑いのにオマケ、砂漠の怪物だって?

ふざけんな〜〜〜!!

ここもうヤダ。


「その砂漠の怪物ってのは本当にいるのか?噂とかじゃなくて」


そうだよ実際いないかもしれないし。


「いるよ、だって砂漠の怪物を見たって人が沢山いるから、アーダン王国でもこの時期って言ったら砂漠の怪物だよね、とか言ってる人もいたよ。しかもナーカシラ大陸では知らない人がいないくらい有名なんだって。」


「なんでフォリノアは知ってたの?」


「お父さんが教えてくれた、それと強くなったら砂漠の怪物でも倒せたらいいなとも。」


お父さんやべ〜な、子供に怪物倒させるのかよ、自分で倒せよ!!!


「その怪物の特徴は知ってるのか?」


「知ってる、砂漠の怪物は姿を全然見せない、普段は土の中にいる、そして怪物が現れる場所には大きな穴がでてそこに飲み込まれるらしい」


地獄じゃん、暑いのにそんな怪物と会うかもしれない?

もうヤダ。

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