32話 チーム名
「どうする?フォリノア」
「え?私に聞く?私こう言うの苦手なんだよね」
あ、そうですか。
これはやばいな。
とりあえず美味しいもの食べ手からにしようか。
もぐもぐ。
むしゃむしゃ。
ごっくん。
やっぱりこの王国は美味しいものが沢山あるなー。
宝の山のようだ!
この王国、人も多いしどこいっても人がいる東京とかみたい人は全然東京よりは少ないけど。
ある程度食べたら宿を探した。
「ここって空いてますか?」
「空いてるよ。1泊食なし風呂つきで1ギルだよ」
1ギルって確か1万円くらいだからえ!?高!
高くね1万円ってマジか。
でもま〜手持ち金は結構あるし大丈夫そう。
日本だったら絶対泊まらないな。
「2部屋でお願いします。良いよねフォリノア?」
「うん」
「はい、部屋の鍵だよ。」
私達が泊まるのは2階にある奥の部屋だ。
フォリノアとは一応隣の部屋だった。
私とフォリノアは荷物を置き風呂に入ったら私の部屋でチーム名を考えることになった。
「ど、どうする?」
フォリノアが聞いてくる。
ごめん私にも分からないんだ。
とりあえず案だけ出してみる。
「女子だけだしなんなこう可愛い名前にする?えっとチーム花みたいなアハハ。」
「う、うん。アハハ」
やめて。
その苦笑いこっちが辛い。
「じゃあダンダンとかは?」
「それもろ道場の名前じゃん」
「ダメ?」
「ダメしゃないけどダサくない?」
実際この名前ダサいんだよね失礼だけど。
「だよねー、私もずっとそう思ってた。」
ならなんで案にだしたーー!
もういっそ2人の名前から取ろうか。
「フォリノア、私達の名前から取って作らない?フォリノアとミーネの中から。」
以外とシンプルかなこう言うの。
これ以外ないよ決め方。
「うん!それいいね。そうしよう」
大絶賛だった。
予想外ですね〜。
まいっか、材料は揃った。
ここからが本番だ、どう組み合わせるか。
「フォリネとかは?」
「フォリノア、以外といいかもそれ他のもじゃんじゃん出そうか!」
数分後
「結構出たね」
「そうだね」
ここから選別。
また数分後
「よし!3つまで絞れたね。」
「そうだねミーネさぁどうする?」
結果残ったのは
フォリネ
フォリミアーノ
リミネア
でも以外とセンスない多分私達。
うーん。
「よし、じゃあまずどれがいいか指さそ!」
「わかった」
「せーの」
2人の指はどっちもリミネアを指していた。
「決定!私達のチーム名はリミネア!!」
良かったフォリミアーノとかに決まんなくて。
フォリノアといると楽しいな!
「じゃあ明日登録しに行こうねミーネ」
「わかった、じゃあ寝よっか」
「うん」
フォリノアが私のベットに入ってくる。
「フォリノア、自分の部屋で寝て!」
「ごめんごめん、また明日!おやすみ」
「おやすみフォリノア」




