23話 2人旅始まり
う〜〜〜〜あぁぁぁ〜〜!
腕を上に伸ばす。
はぁ〜。
よし今日も1日頑張ろう!!
ってあ!
フォリノアいるんだった。
フォリノアは私の方を見て朝ごはん、朝ごはんください!
そんな目で下から見てくる。
しょうが無い朝ごはんあげますか。
バックからモンスターのお肉で作ったジャーキーぽいものをあげる。
するとすぐに食べ始める。
なんか餌やりみたいだった。
はは。
私も食べ始める。
う〜ん美味い。
フォリノアにはお腹がすいてそうだったので2枚上げた。
私は食べ終わると寝袋ぽいものをしまいまた歩く準備を始める。
ちゃんと全部持ったか確認もする。
フォリノアがご飯を食べ終わると、歩き始める。
私はフォリノアに色々と質問する。
「なんでこんな場所にフォリノアはいたの?」
「えっと馬車に乗ってたんだけど寝ている間に落ちたらしくて起きたら道端でいけどいけども誰とも合わなくて草むらとか行けばモンスターと戦っている人とかみつかるのでは?と思ったから。」
ドジ過ぎだろ。
てか寝相悪くね?
馬車で寝ている間に落ちる人なんてこの世界にきてから初めてだな〜。
他にも色々と何処に行ったことがあるとかどんな食べ物が美味しいかとかも聞いた。
食べ物の話しは欠かせない。
そんな話をしていると目の前にモンスターが現れた。
黒くて狼みたいだ。
旅し始めてから初めてのモンスターだ。
鑑定を使いモンスターの名前を見る。
シャドウウルフ
Lv5
HP589
だけだ。
うん?
Lvと体力だけ?
攻撃力とかはないのかな?
すると
<<魔物はLvとHPだけです。人間、魔人など人間に近いものだけがほかも持っています>>
へぇ〜。
たまに出てくるこいつ何?
でもまぁ〜こいつ意外と役に立ってるしいいや。
まずは目の前にいるシャドウウルフを倒さないと。
数は3体そこまで多くない。
フォリノアは何故か突っ込んで行く。
え?
私はすぐに呼び止める、
「フォリノア!まって危ない」
そう言った。
だがフォリノアは止まることなく突っ込んで行くダメだそう思った。
シュウンっと風が切れる音がする。
ドタ、ドタ、ドタ何かが落ちた。
フォリノアの方を見ると、フォリノアがシャドウウルフのクビを切り落としていた。
え?
私の出番は無くなっていた。
フォリノアって何者?
それと全て倒されたのはウザかった、私も1匹くらい倒したかったよ。
そう思った。




