20話 さよなら
そしてその後
ステータスに変化があった。
ステータス
ミーネ・アザリア Lv7
HP259
STR360
VIT280
SP237
MP511
スキル
炎魔法Lv3、水魔法Lv3、土魔法Lv3、雷魔法Lv3、風魔
法Lv3、光魔法Lv2、闇魔法Lv2、回復魔法Lv2、鑑定Lv4、恐怖耐性Lv4
エクストラスキル
???、真実の目、二刀流、成長
称号
転生者、勇者、?の下僕
は〜ぁぁ。
称号に下僕ってのがあるやん。
でも?ってなんで?
気になり鑑定。
?の下僕
?の名前を知らないのでこうなっている。
?の下僕の証。
自分と主(?)しかこの称号は見えない。
以外にもちゃんしている説明だった。
名前を知らないとこうなるのか、あいつの名前しれたらなと思った私が少しいたのに。
くそ。
以外にも他の人から見えないのはいいね〜!
見えたらなんか変な感じになりそうだし。
えっともう1つが....
恐怖耐性ね。
恐怖っていうのかアレは、みんなの死んだ死体を見たからかなこれがついたのは?
それともあの女?
でも考えてみればLv4だし関係あるのはみんなの死だよね。
改めて外に出で回りを見渡す。
酷いな。
旅に出るとしてもこんなのは。
皆の死体があちらこちらに落ちている。
みんな一人一人生きてたんだ。
それにみんな大事な村の仲間なんだ!
私そう思った。
私はまず旅に出る前にみんなを埋葬する。
土魔法で横長に浅い穴を作り。
一人一人丁寧に埋めていく。
あまり関わったことのない人もいたでも作業中、私は涙が止まらなかった。
父や母やジン、バン、アリワ、特にいつもあっていた人のことを埋葬する時は、特に涙が凄かった。
ずっと震えている手は止めようと思っても止まらない。
心の中ではものすごく叫んでいる。
なんでなんでと。
何時間もかかった。
埋めていくとこの村にいた人の数も分かった、103人だった。
村としては多いのか少ないのかは分からなかった。
サベリーダ村の仲間達総勢103名ここに眠る。
そう木の看板に書いて立て掛けた。
看板はそこら辺にあったものを使わせてもらった。
手を合わせ目を閉じ静かする。
少しの間そうした。
目を開けたら私は自分の家に向かって歩いた。
途中井戸を経由して。
あ〜ここによく集まって遊んだな〜。
私が鬼ごっこなんて教えたっけ。
楽しかったな、あの頃は。
またあの頃に戻りたい。
でももう帰ってこない失ったものはもう一生取り戻せない。
そう思った。
道を歩きながら、たびたび昔のことなど思い出が蘇った。
家に着くまでにまた泣いてしまっていた。
それでも私は旅に出る準備を初めた。
2階の自分の部屋からバックを取り出して必要な道具、お金、食料、飲み物それらをバックに詰めた。
服も冒険用の服に着替えたコレは最近父から貰った服だった。
そう初めてモンスターを倒した時もこの服を着ていた。
そんな服を着た。
準備が終わった。
家を出る。
そして家の方向く。
頭を前に下ろして一礼をする。
今までありがとうの気持ちを込めて。
村の入口に向かい始める。
色んな思い出が詰まったこの村とも今日出おさらばだ。
本当はもう昼だったので明日出ようとしたが明日まで村にいるともう出れない気がしたから、今日出ようと決めた。
村の入口に着くと、村を見て一礼する。
またいつか私が強くなったらまたここへ戻ってきます。
そう心の中で叫んだ。
またこぼれ落ちる涙を拭き、1番近いアーダン王国を目指し歩き始めた。




