19話 黒い女
おんなは長々と昔のことについて話すと
「ま〜こんなところかな。」
といった。
おいおいなんか昔に壮大なことが起きてたのか、良かったその時代に居なくて。
そう安堵したあと女がまた口を開く
「それとこれには続きがあるの。ここ近年アーダン王国が大災害ベルキュールを復活させようと企んでるらしいわ。まっこんなところかな。」
そう言った。
は?
何言ってんの?
やばいじゃん大災害復活しちゃうの?
怖。
「大災害の復活は止めないの?」
「う〜んとね。実際調べても分からないんだよねでも何故かあるんだよね噂が。よく分からないでも私は大災害は復活しちゃうと思うけどね。」
いやいや止めなきゃ。
復活しちゃうと思うけどね。じゃないは!
止めろよ復活する前に。
てか強くするって話ししてなくない?
「ねぇ。私はをこれからどう強くしていくつもりなの?」
「え?そんなこと。」
いやいやそんなことじゃないから、私にとって結構大切な事なんですが?
これからの人生今にかかってもいますから。
「私はあなたを育てないわよ。」
は?
強くしてくれるんじゃなかったの?
やっぱり中身はクズか。
「でも貴方には強くなれる素質がある。だから旅に出なさい。それが私の言えることよ。」
「旅?」
「そう旅よ。色んな場所を周り色んな人と出会い、戦い、負けたり、勝ったりとたくさんの経験ができるからね。でも死なないでそして強くなったらここへまた来て。」
旅か。
そういえば今までは村とアーダン王国しか行ったことないな。
これはこれで楽しそう。
でもこれって自分で強くなれってことだよね?
約束と違うんだが。
この際もうどうでもいいや旅出て頑張るしかない。
てかなんでまたここに来ないといけないんだ?
「なんでまたここに来ないといけないんだ?しかも強くなったらってどこ基準?」
「強くなったあなたの力を貸してほしいからと基準はとにかくどっかの大陸1強くなったらかな?」
地獄だな。
大陸1って無理難題な気が。
「ま〜貴方は今私が主なんだし言うこと聞いてね?」
そうだったんだー。
忘れた。
しょうがない頑張るか。
「分かった頑張ってみる。」
「分かった。頑張って。じゃあまた強くなったら。」
そして黒い謎の女はどこかえとゆっくり消えて言った。




