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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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王女殿下と氷装武装(グラース)~黒銀の魔術師となる~

作者: 新居 工

これは何処か遠くの世界のお話である。


ここは、全ての人類に一律に神装と呼ばれる装備が5歳になった際に与えられる。そう、この世界は、全てのことが神装で決まってしまうという超カースト制度なのである。これには血縁にも関係しているので、貴族の間で政略結婚などがはびっこっている世界なのである。


リリー=ブラッド。6歳。そう私は、昨年王族入りをした。ブラッド王国第3代国王ナール=ブラッドとスラム街に住んでいた私の母サナとの子である。王族の恥さらしと一時期は隠されていた。でも有能な神装を授かると手のひら返しだ。でも、決して王族内の立場は常に最下位だ。


私の授かった神装の名は氷装グラース数少ない攻撃系統の魔法も使うことが出来る剣型武装である。普通は魔法は使うことは出来ない。神装と言ってもただの剣を耐久値無限にした剣などほとんど使い道のない武装もある。こういう人物は農民になるのがほとんどだ。1部夢を見て魔物と戦う冒険者になる人もいないことはないが、成り上がることなど夢のまた夢。


では、私は勝ち組であったのかと聞かれると私はこう答える。

「そうではなかった。」

と、私が王族の仲間入りした後、私の力を削ぐためなのか分からないが、サナが暗殺された。父は認知はしているはずだが、知らないふり。


一般には私が王女だと知らされてないことをいいことに私は王城を飛び出し辺境の地へ馬車を乗り継ぎ向かう。そこには、テラーノ冒険者公国第一冒険者学校がある。

テラーノ冒険者公国とは、全ての人に対して実質的な平等を掲げる国である。国の方針は冒険者のトップのSクラス冒険者の円卓議会で、決められる。ここの決定では、冒険者学校では、身分によって差別や権力は関係なし。実力のみに縛られる。

リリーは、王族時代に貯めていたお金を使い、肩まである艶のある黒髪をもったエルフの奴隷を購入する。

実はこのエルフは魔法を一流に使う事ができた。

このエルフにミサと名づけ、私リリーとミサは身分を隠して入学する。

リリーは教えを請いながら成長していくのだった。


後に、黒銀の魔術師マジシャンと呼ばれる冒険者として名を馳せるのはまた別のお話。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

この小説は連載前提に構成しておりますが短編にて投稿させていただきます。

ある程度人気が出た場合か、自分に余裕が出てきた場合連載を決定致します。(連載する期限は無期限の予定です。)

連載小説として、上げる際には、リリーが王族となる前の話、学園内の話、ダンジョンなどの話も入れようかと思っております。


ミサの武装は杖型、属性は未定となっておりますので、その点もご意見くださると助かります。


では、この小説が連載されることを祈って。

2020/06/28 新居 工

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