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深・神還師  作者: 秀中道夫・神楽不動産広報部
第一の書から余書「事件記者Aの後悔」まで
8/11

04人物 藤本由美

□藤本由美

――榊の失った過去を知るゴスロリ補給係


【概要】

東里市にある病院「藤本医院」のお嬢様でもあり、神還師でもある。医学知識の他、機械工学にも長け、神還師としては防御に関しても研究を行っている。神楽家への防御システムのサポートを行っている。

ただし正式な医者というわけではなく、神還師専門の医師としては認可そのものがない為、専門は医者に任せて患者の声を聞いてアドバイスする程度にとどまる。

医師としての専門は心療内科・精神科医として、診る事が多い。特に迷い神被害での心の病にも眼を向ける。

ゴシック・ロリータの衣装を好み、道具のメンテナンスについても、衣装の上に白衣を着るといった徹底ぶりであるが、時にレディーススーツを着たりと使い分けている。


【基本データ】

年齢:27歳(2010年当時)

身長:165cm

体:容姿端麗

誕生日:6月28日

血液型:O型


【神還師としての能力】

免許の詳細は能力・知識共に準一級。見える聞く話すの能力すべてを一応持っているが、榊の感度には及ばない。

その能力の高さ故に最初に榊の傷を見破っている。榊の傷に関しては今後のその力をむしばみ続けると断定したのは、あえてその傷を見せようとしない榊の反応に対する挑発のようなものだったらしい。

また工科大学の出身を活かし、防御の観点から神還師を守るアイテムを考えている。その点に関しては幼少時代に何かがあったようだが、何かは不明である。くどいようだが攻撃ではなく防御であり、そのアイテムは今のところ神楽たちに被害を与えていない。


【他人が知らない過去】

 2006年東里市で発生した女子大生殺人事件の際、藤本は女子大生と同じ大学の学生だった。当時榊守も独自に事件の真相を追っており、榊とは別に、この事件を追っていた藤本に出会った。榊は藤本が女子大生の先輩だったことは嘘であると見抜いており、二人とも同じ情報源である土地神から犯人を割り出そうとしていた。しかし天玄山における榊の怨霊退治の記憶は佐山に消され、榊自身は追い詰めたことを全く覚えていない。同時に榊は藤本のことも忘れており、そのことが後に藤本の榊に対する不信を抱くきっかけとなっている。

これらのことは余章『事件記者Aの後悔』の他、カクヨム版では藤本側の視線で見た2006年のことが描かれている。


【魔封師との関係】

神還師は魔封師を嫌うというのは、あくまで神楽ミキの主観が強い。藤本由美の場合は魔封師に対しても対等に接することが多い。特に魔封師の伊野宮恭介とは仲がよく、お互いの情報提供他、献体の腕の提供など危ないやり取りも行っている。


【藤本由美の利用ガジェット】

○携帯電話:機械工学に詳しく、ドコモ SC-01Bといったスマートフォンの先駆けともいえる機種を使用している。神還師連携用にはWindowsモバイル機であった東芝Genio e550Gを使用してカスタムプログラムをインストールしている。。このあたりの懐かしい選択はあくまでも2010年当時の世界であり、iPhone等もまだ先の話である。

二輪免許も取得しており、ホンダスペイシー125ストライカーという時代的に古めの一台で夜な夜な迷い神を追いかけている。ライトの大きさなども機種を選んだ目的でもあり、下手な懐中電灯よりも高性能である。


【作者の考える第二章では?】

 第一書でのキーパーソン感がさらに強くなっていきそうな感じです。過去のわだかまりがその後どう出てくるかにもよると思いますし、本人も過去のことを語ることがなく、さらに深くなっているところでどうなるかというところですね。

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