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深・神還師  作者: 秀中道夫・神楽不動産広報部
第一の書から余書「事件記者Aの後悔」まで
7/11

04人物 神楽ミキ

□神楽ミキ

――全てはこの出会いから始まった……ヒロイン的立場の女子高生


【概要】

地元高校に通う17才の女子高生。叔父が営む玄条寺では巫女として手伝う他、父親が勤める神楽不動産を手伝っている。役職は特別交渉係として、榊同様迷い神や死霊を見分ける能力を持つ他、神事に関する知識も持つ。

 頭脳明晰・容姿端麗だが性格は消極的で誰ともしゃべらない。生まれつき物の怪が見える事もあり、周りからも敬遠されがちだった事も彼女の性格を導いている。人に心を開くことはないが、身内と榊には多少の信頼を持っている。


【基本データ】

年齢:17歳 2010年当時

身長:160cm

体:容姿端麗だが、神還師業務による痣などあり。

誕生日:10月1日

血液型:O型


【神還師としての能力】

 免許は所持しているが、詳細は能力三級・知識一級としている。本来の能力であれば、知識二級とするが、神移しの力を持つため、知識一級の扱いとなる。通常の業務の上では見る能力のみとされている。基本的に聞こえないのでやっていることが無理矢理なところもあり、必ず誰かと組むことになり、藤本由美とメンバーを組むことが多い。見えてはいるが、その説得は下手と言う事を出会ったときに榊に悟られている。

幼少時代には死人の眼も持ち合わせていたが、現世の理を理解したことでその能力は限定されている。見る聴く両方の能力を持つ榊の能力は「他の神還師も羨む能力持ち」とされているが、榊からすれば「余計なものが見えてウザい」として逆の立場である。

運動能力に関しては普通の上程度で、走るといったことに関しては普通にこなし、飛び回る迷い神を追い詰めている。


【死者の眼の能力】

 神楽は幼少時期の頃から人の死に関して希薄だった部分が残り、それは死者が見えるという能力として残った。その中でも状態の悪い死者に関しては、藤本由美とともに調査を行っている。その死者が発見・世の中にニュースとして公表されるとそのまま消えていくが、事件のような怨嗟が絡むと存在は長期化しやすい。

事件記者Aの後悔の様に、女子大生の死霊は事件が発覚した後でも存在していたのは、その分怨嗟が強かったのであろう。ただそこまでの能力であるが、死者の眼の力によって、事故死した友人が生きていると勘違いしたりと、彼女のトラウマにもなっているが、割り切れない事も静かに彼女を苦しめているのも現実である。


【ヒロインとしての立ち位置は?】

 ダブルキャラ扱いでヒロイン扱い?特に能力が見える事自体は生まれつきで苦痛と思うことはなかった――榊の場合は真逆である――「能力は家系によって導かれた物」としてその能力に抗わない。だが、見える能力しか持たないこと、能力を受け継がない父親寛三とも衝突していた時代もあったようだが、互いに納得し合う仲ではある。キーパーソンになるかといえばその点はほぼ横話的にもない。最初は榊を神還師の世界へ導く役割ではあるが、回が進むにつれてその対応も変わってきており、榊は前に進み始めたどころか、とんでもない能力を持った存在となり、後半や最後では疑念の塊となってしまったことに、彼女のリードはほぼ最初だけになってしまったことは作者としてももったいない感じではある。


【神楽ミキの利用ガジェット】

○携帯電話:高校生らしく携帯電話などのガジェットは所持しているが、そんなに詳しくはない。デザイン的な面で選ぶ事が強く、au製のmisoraを使用している。


【作者の考える第二章では?】

 第一書での立ち回りと比べて、立場が大きく変わって、彼女がいなくても話が回っているのも現状です。今後のストーリーの中でキーパーソンになるような展開も考えてみようとは思っています。

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