0-0-2.ソルザランド王国
ソルザランド王国
首都 サリア市
人口 904万人
総面積 483,352 sK
現国王 エルム5世(エルミア・ソル=ハーグ)
現首相 バルダ・ルクソール
現宮廷魔法使 セラード・ネスティロイ
王城 フォーランティア城
通貨単位 ランス
国教 ハース教
統治形態 王政(封建制)
文明傾向 魔法文明国(魔法科学)
民族系統 ソルト族84.2%
エナ族15.7%
古代ソラスター王国の首都サリアを抱く、最も伝統あるソルト民族国家。時のソラスター王国国王ラシア4世は、魔法神聖主義を説くハース・ウェリアによって開かれたハース教を支持し、新たにハーシア王国を建国した。その王国が長らく北のバルテ帝国や東のグランディア王国から侵略をすべて退け、現代のソルザランド王国に至るまで、繁栄の歴史を築き続けている。
近年勃発した、大陸全土を巻き込んだエネア全島戦争。その終戦を期に、ソルザランドはエネア連盟にて各国間の和平協定を推進。以後、連盟盟主として大陸から戦禍の火種を撲滅しようと働きかけている。
ハース教の教えを汲み、また魔法を使える者が数多く誕生する現実から、魔法文化が発展し逆に機械文化は殆ど目を向けられることがなかった。近年ではグランディアやアトラクティアから機械文化の知識も流入してきているが、まだまだ、国民の生活のほとんどを魔法文明が担っていると言えよう。
〈主要都市紹介〉
サリア市:ソルザランド王国の首都。王城フォーランティア城と王立魔法大学院を中心とし、四方に大通りを伸ばす。魔法書館や国内最大のクロスボールスタディオンが建ち並ぶ、この国随一の魔法都市である。
トランス市:東国ソフィアへの中継都市であり、さらには大国グランディアとの連絡都市でもある非常に栄えた大都市。街の中央に鉄道が走り、ソルザランドの中では比較的、機械化が進んでいる。
ウェイン市:バルテ、アリアネスなど北方諸国との連絡都市。戦後もいまだに軍事的な役割を大きく担っており、小都市ながら設備面で大きく発展している街である。
テルダ市:南国ウェンデとの連絡都市。ウェンデとは国交も篤く、商人もさることながら観光目当てでこの町から南へ向かう一般の人間が多い。サリア魔法大学に次ぐ、魔法学校があるのも大きな特徴。
ユリ市:ユレアの山間に建つ田舎町。バドヴィアの出身地として名高い。