表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【休止中】神に祝福されし者(仮)  作者: ナトセ
第1章
10/23

第十話 この世界についての大まかなこと

ルーと一緒に町を目指して歩きながらルーからこの世界について聞いていく。

世界が違うだけあって常識が違っていた。

だが、元の世界と同じようなところも多々存在していた。


まずお金の事だが単位はカルというらしい。

紙幣はなく硬貨のみで主に使われるのは下から鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、ミスリル貨(白金貨とも呼ばれる)の5種類。

鉄貨、ミスリル貨以外には小(直径約2cm)、大(直径約5cm)がある。

(鉄貨の大きさは直径約4cm、ミスリル貨の大きさは直径約3cmらしい。)

価値は下から順に

鉄 貨:1カル

小銅貨:10カル

大銅貨:100カル

小銀貨:1,000カル

大銀貨:10,000カル

小金貨:100,000カル

大金貨:1,000,000カル

白金貨:10,000,000カル

となっている。

ちなみにその上に貴貨、聖貨とあるという噂があるらしい。

何でもこれらは国同士のやり取りでのみ使用されるという平民にはほぼ関係のない貨幣だというのだから証明のしようがないのでおいておこう。

価値を聞いてみたところ元の世界とほぼ同じらしいことが分かった。

ついでに宿泊代は最安値で一人につき一泊500カル(食事なし)らしいが宿屋のグレードは最下位の治安も期待できないらしい。

そういう宿に泊まった客が翌朝には身ぐるみはがされて奴隷馬車に乗せられていたなんてこともあったみたいだ。

もうそんな所は宿屋というより屋外という認識でも間違っていないだろう。

そう考えると宿屋代はケチりすぎない方がいいと思われた。


次に金を得る方法だが簡単にいえばどんな職業があるかと言えばいいだろうか。

職業とはいっても、ボクみたいな身元の確認ができないような立場だと選べる職種も少なかった。

というよりほぼ皆無であった。

職業を聞いていきそのたびに検討を繰り返した結果、町で就ける職業というのは一つに限られた。

その職種は小説などでも出てきた職業でありなんとこの世界にも存在していた。

それは冒険者という職業である。

ルーから聞いた話だと冒険者というのは平たく言えば何でも屋である。

依頼を受け、解決し、報告する。

そうすることで報酬としてお金や品物が手に入る、そんな仕事である。

依頼の内容も多岐にわたり、単なる雑用から薬草などの素材の回収、盗賊や魔物と呼ばれる生き物の討伐、商隊やとある人物の護衛なんていうのもあるらしい。

依頼を受けるには冒険者の登録をすればそのあとは自由にできるらしい。

冒険者登録をしなくても冒険者の真似事はできるとは言われているが、冒険者の協会を通さないものは安全性が保障されてなかったり、ある程度顔が知られていなければ依頼が回ってこなかったりとデメリットは多いらしい。

ついでに言うと身元が分からなかったり、字などが書けなかったりしても最低でも名前さえわかっていれば登録できるというものであるためボクみたいな者でも気軽に登録できるらしい。

かくいうルーもそんな一人だったらしく冒険者に登録しているということだ。

それに登録するには、登録のための依頼を受けそれをクリアしその報酬が登録費になるという実質無料のようなもののため今のボクには登録しない理由がないといっても過言ではない。


さて、冒険者にはランクがあるという。

このランクが高ければ高いほど受けることのできる依頼の幅も増え、協会からのサポートも受けられるらしい。

ランクは最下位がGランクから始まり、F、E、D・・・Aとなっていき、その上にS、SS、SSSランクが存在しているという。

ついでに、ルーはまだ登録してから日が浅いうえに積極的に依頼を受けていなかったためまだGランクらしい。

ランクを上げるには依頼を一定数受け、かつある程度の協会からの評価がある場合、昇格試験を受けることができるらしい。


上記のいくつかの理由や自由度もかなりあった為、ボクも冒険者として登録しようかと考えている。


次に、この世界に存在する種族についてだ。

この世界には大まかに分けて人間族、魔族、亜人族、精霊族、神族の5つの種族が存在しているらしい。

人間族はそのままボク達のような外見の者たちの事だ。

まあ異世界人を人間族としていいかは不明ではあるが・・・。

魔族は元の世界でいう悪魔のような外見の種族らしい。

亜人族は様々な動物と人間が混じったような姿をしていたり、ファンタジーで有名なエルフやドワーフなんて種族もここに分類しているらしい。

ちなみに竜族も亜人族とされているとのことだ。

次に精霊族は自然界のどこにでも存在しているらしい。

精霊族は基本、他の種族に気取られないように気配を隠していたりしているとのことで、人間族、魔族、亜人族には、ほとんど見ることのできない種族である。

最後に神族は地上にはほとんどいない種族で、伝説上の種族とも言われている種族らしい。

この種族についてはほとんどの事が知られていないということである。

唯一伝わっていることは各種族の住む大地や海などがすべて神族に創られたものらしいという信じられないような伝説だけであった。

各種族についての詳しいことはまた長くなるそうなので追々聞いていこう。


最後にボク達が今向かっている場所とこの世界の大まかな地理について説明してもらった。

この世界には大陸が5つ存在しているらしい。

それぞれ、中央大陸、東大陸、西大陸、南大陸、北大陸となっていて、ボク達が今いるのは中央大陸の一国らしい。

ついでに一番大きい大陸は中央大陸とのことである。

そして、基本的に東大陸には人間族、南大陸は亜人族、西大陸は魔族となり、中央大陸はこの三種族が縄張り争いをしているという。

北大陸はどうなっているのか聞いてみた所、この大陸は極寒の地となっていて、しかも大型で強大な魔物が多く住み着いている為、大きな国などは存在していないらしい。


そして今向かっているのは中央大陸にある小国、カロン王国の町の一つだという。

このカロン王国は数少ない三種族が交流しともに暮らしている国とのこと。

様々な種族が集まり、国の特徴からか強い者が数多く国を守護しているため大国に攻め入られても崩れることがないらしい。


他にも魔力や魔術についてなどいろいろ聞いたのだがかなり長くなりそうなので追々ということにしよう。


さて、そんなこんなの話をルーから聞いているうちに遠くに町が見える距離まで来た。

ここまで魔物と呼ばれる存在などに襲われることもなく真っすぐに歩いてきたため、このまま順調に進めば日が沈む前に町に到着しそうである。

しかし、そうはさせてくれないのが現実というものである。

周りにボク達を囲む気配が現れる。

それと同時にいかにも悪党面な男が前からやってきた。

その男は手に安っぽい剣を持っており、下卑た視線でボク達を見てきている。


なんというかこれは町につく前に、面倒事と最低限のお金を稼ぐチャンスが巡ってきたようである。


今回は説明回となりました。

長々とした文章が続いてしまいましたがきっちり読んでもらえたら幸いです。


7/24 貨幣の種類と価値について少々変更しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ