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疎外感/灰/きたないもの


周囲がめまぐるしいスピードで壊れていくのと同じ速度で新しく構築されている世界に手を出すのはとても勇気が要る

なんだか疎外感だけが永久なものであるように思えるから



   






鉛色の灰を積み重ねて自分の身の丈を追い越すことを願っている

まやかしに過ぎません

どんなに高くなっても灰は愛を生むことは無いのです

何も生まずに甘受することもなく時間を浪費する作業です

けれども自ずから行っているのなら、自己満足を得られます

それでいいのです

いつか倒れる灰に窒息死するとしても

それでいいのです










空の美しさを知っていて

路地裏の嗚咽を知らないという


海の美しさを知っていて

ひとの嘔吐物を知らないという


幸か不幸か?

それは問題ではない

大切なのは汚物を知らないのではなく、知りながら目を向けないことではないのか?




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