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下唇/吐息因子
下唇
きみの望み通りに
ぼくは死ぬ
嫌いなら笑おうよ
ずっと嫌いだったんだろ
下唇を噛んで
我慢する必要はない
なぜ、泣くんだ
おかしいな
何故 なみだが
060722
吐息因子
出来ることを血眼になって
僕が必死で探しに行っても
涙や溜息や血は止まらない
青い空と碧の風と黒い地面
全て集めて箱庭をつくろう
君のための、小さな箱庭を
二人だけ、ふたりきりなら
きっと居心地がいいはずさ
だから泣かないでほしいよ
だから溜息は吐かないでよ
青い空と碧の風と黒い地面
僕の血液と君の血液、全て
涙する君からのものだった




