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狂気/夏の夕暮れ/空気遊び


狂気をなぞろうとした瞬間、その入り口から牙を隠して奴らは待っている

狂気に至る人間は自ずの意思を操っている、そのつもりで

実際は操られてててててててててててていい いるるるるるるるるるる









夏の夕暮れは吐き気がする

鮮やかすぎて耐え難いのだ

あおぞらが暗くなるあの空気

虫の鳴き声が聞こえる静けさ

昼の熱気が冷めかける気配

いやなこともいいことも無理やり

思い出さなくてはいけない

懐かしさとか痛々しさが

鮮やかすぎて耐え難いのだ

夏の夕暮れは吐き気がする

美しすぎて、吐き気がする










精神衛生上よくないと知りながらしかし一方では苦悩を止められぬ自分を諦めてもいる青い芋虫が呟くのは馬鹿げた理想にすぎなかった

ああもういやだ

これはとてつもなくむなしい空気遊びではないか?




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