12/57
ごちそうさま/父/献血/森/ハニー
もうすべてがいやになったので雲の架かる満月の下、一匹のけものになって山奥に引きこもっていたら土地開発によりやって来た、でっぷり肥えたゴルファーの不味い肉を喰うことが出来ました。ごちそうさまです。
わあーおとうさん!みてみて!そろそろ死がその歪みきった双眸にも姿を写し始めて来たと思うが遺言なら聞いてやるぞ。
川に流すための血液が足りないので献血お願いしまーす
あなたと私を挟む森はとても深くて暗いから心の灯火が無ければとてもそちらへは行けない
もう起きてたのハニー
それじゃあ行こうか忘却の彼方




