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意思なき悪魔も順調だ。あまり狩り尽くしてもいけないから1階層に1匹としているが経験値がかなり入る。


次の日からダンジョンに潜る。

31階層からだ。


ダマスカスの両手剣は俺が使うことにした。アルさんから型を学んでおいてよかった。


かなりの切れ味で、ブルースネークもあっという間だ。


リエイの影移動を細かく使い、ダンジョンを進むことにしたらかなり早く進めるようになった。ほぼ歩いていない。


狩る魔物の数も半端ない。

他の冒険者に近づかないよう離れた場所で狩りながら進む。といっても冒険者はあまりいない。魔法を使える人間は少ないようだしブルースネークもミスリルでやっと斬れるくらいだ。


1日3階層のペースだ。レベルも3上がり、30になった。グレースネークの革は硬いため高く売れる。装備品も鎧だと金貨15枚だ。


次の日は35階層まで行って周回した。素材を集めるためだ。


夕方アゴヒゲの防具屋へ行く。

「グレースネークの装備品を3人分作りたい。素材は持ち込みで余った分は買い取りできるか?」

「ありがとうございます。かなりの量がありますね。」


装備品の購入費よりも買い取り額が高かったため、金貨40枚が手元に残った。


ホワイトタイガーを次の日に狩りに行き、ハトラーの装備品を作ってやる。魔法対策だ。もちろん白いスーツスタイルで。


ハトラーはミラーを使い、広範囲の市場価格調査を行っている。価格差が大きい品物を空間魔法で移動させて売りたいようだ。


細かな報告は聞かなかったが、他の人の流通を奪わない程度にと釘を刺しておいた。相手にもよるが。


影移動が出来るので食材の肉も豊富だ。レッドパイソンの霜降りやグレースネークのジューシーでさっぱりした味わい、ホワイトタイガーの濃厚さ。


サラの要望に応じて攻略終わりに狩りに行く。攻略の時間も朝早い変わりに午後は比較的は早く切り上げて夕食を作る時間を多くとることにした。


ハトラーからの報告を聞いたり、体の動かし方を復習する。


36階層からはゴーレムだ。ゴールドゴーレムや稀にミスリルゴーレムがいる。


金やミスリルを残すがほとんど切り落とせないため一体あたりから得られる量は少ない。


あまり期待しないようにして魔法多めで倒していく。ダマスカスの剣に魔法を込めることが出来るとハトラーから教えてもらい、試してみる。


火魔法だ。炎の剣みたいにはならなかった。刀身が少し赤く光る。


切れ味はかなり上がる。魔法に弱いゴーレムには有効だ。ボトボト切り落とすまでは行かないが金は売れるほどには獲得できた。


ハトラーによるとダンジョンのゴーレムは地下にある鉱物を使って生成されているらしい。


時代ごとに鉄だけだったり、ミスリルがあったりするようだ。ダマスカスやオリハルコンも探せば出るかもしれないと思ったがリエイにいないと言われた。


次の競売の日が来た。

ナーガの血とダマスカスの武器がほしい。


ナーガの血は30ミリリットルの出品があり、金貨50枚で落札した。


今回はダマスカスの武器はなかったため、次回に期待することにした。


宿に帰り、早速ナーガの血を使って魔法の付与を行った。

ダマスカスの剣、サラの両手剣、リエイのシミターに切れ味上昇を付与する。


ハトラーは驚いていた。鑑定眼のことを話し、納得する。


次の日から40階層からのグリーンスパイダーとイエロースパイダーを攻略していく。


殲滅速度が速い。魔法付与された武器は次々に魔物を葬り去っていく。


10日ほど攻略を進め、51階層からのナーガがいるところまでたどり着いた。ナーガは魔法を使い、魔法耐性がある。


ナーガは下半身がヘビのような体だが動きが速い。


リエイの影移動で足止めしながら倒していく。ナーガの血も獲得できた。


ハトラーの店の開店をするとのことで行ってみる。

開店するのはリュラーの中だ。様々な都市を回った結果、海産物系にしたらしい。


魚の魔物や塩、貝などである。

リュラーの食料はダンジョンに頼っているためわざわざ遠くから魚介類を運んでくることが少ない。

野菜などは運んできたり耕作しているようだが。


店はそれほど大きくない店舗を中古で購入し、従業員を5人ほど雇っていた。少しづつ大きくしていくようだ。


物珍しさからかなり売れている。売りきれても空間魔法ですぐ調達可能だ。


他の食料が値崩れしない程度にと再度釘を刺しておく。


次の日はダンジョン攻略は休み、ハトラーの空間魔法で仕入れ先の海岸沿いの町 バラードへ飛ぶ。


俺は肉派だがたまには海産物もいい。何より海が見たかった。


今日は装備を外しそれぞれの服で来ている。


サラとハトラーに挟まれて砂浜を歩いたり漁港を見て回った。


次の日からは56階層のリザードマンだ。たまに出るブルーリザードマンの装備品は硬く、魔法耐性もある。


戦っていくと武器を装備しているやつも多い。殲滅に時間がかかるようになった。


レベルは45まで上がっているが、焦らずレベルを上げていこう。


何日もかけて攻略しているうちに、競売でダマスカスの両手剣を落札できた。性能は付与出来なかったが、しかたがない。

お読み頂きありがとうございました。

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明日の書く気力になりますので作品読みたいと思われましたらお願いしますm(_ _)m

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