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土の匂いで目が覚める。

体が痛い。

縄で手足を縛られているようだ。


「どこだここ。」

思わず声に出た。


鍬や編み込んだ籠がある。


直前の記憶がはっきり思い出せない。

自転車で買い物に行っていたような気がするが、、


落ち着いて状況を整理しようとしたとき、見知らぬ二人が入ってきた。

農民みたいな服だ。

「✕✕✕✕✕✕✕✕」


外国か?

言葉がわからない。

「誰だよ!」

当然通じない。


暴れるが、二人に運ばれて、ログハウスみたいな家に連れてこられた。


小太りの男に何かを貰って二人はどこかに行った。


朝起こされると外に出される。


緑色の肌の子供みたいなのが立っている。

「ゴブリン、、」


ゴブリンを他のやつがナイフで仕留めた。


死体を運ぶのが仕事らしい。



外国かと思っていたが、違うのか。


ゴブリンや狼、大きな鶏を仕留めては荷物に積む。


何日か狩りのようなことをしていると一際大きなゴブリンと出会う。


いつもナイフで仕留めてた奴が、慌てて何か言っている。


「やばいんじゃないか、、」


逃げようとしたが、首の刻印で逃げられない。


他の奴も逃げようとしたが、大きなゴブリンに殴られた。

吹き飛び、動かなくなった。


「う、、」

内臓の中を吐き出した。

あいつ、多分死んだんだ。



ナイフを持ってた奴が、捨て身で斬りかかるのを見て、覚悟を決める。


殺さないと殺される。


捨て身で挑んだやつも傷をつけたが

取っ組み合いになっている。

でかいゴブリンが、馬乗りになった。


「チャンスなんじゃないか?」

ゴブリンは夢中で殴りかかっている。


落ちていたナイフを手に取る。失敗したら殺される。確実に殺す方法を考えろ。


喧騒の中、心と体を沈ませるように深く集中する。


非力な自分でも必殺の一撃にしないといけない。


体重を乗せて突く。走るエネルギーを使え。

頭でシミュレーションして実行する。


ゴブリンは断末魔の叫びをあげて動かなくなった。

ナイフを通して何かが体の中に入ってくる感覚があった。

ゴブリンだけでなく、人間の方からも。

お読み頂きありがとうございました。

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明日の書く気力になりますので作品読みたいと思われましたらお願いしますm(_ _)m

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