ひだまりのねこ様が主催されたエッセイ企画は一体何が凄かったのか?
皆様は、少し前に『集まれエッセイ企画』と言う個人企画が開かれていたのを知っていますか?
この自主企画は、様々な分野を執筆され、エッセイ界でも人気のある、ひだまりのねこ様が主催されたものです。
実はこの企画、飛んでもない大成功を収めました。
それも大きく分けて2つの結果で成功したと言えるのです。
それを説明していきます。
①142作品集まった
この企画は、2023年9月25日〜10月25日の1ヶ月間と長い間開かれておりました。
確かに自主企画の開催期限は大抵は1〜2週間ぐらいが多いのですが、1ヶ月間開催される企画もそこそこあります。
1ヶ月間開催された企画を今までいくつか見たことはありますが、大抵は20〜30作品ぐらい、多くても80作品ぐらいだったと思います。
これらの企画でも作品が十分多く集まっており、盛り上がっています。
そんな中で、『集まれエッセイ企画』で集まった作品が142作品と言うのは飛んでもない数値だと言うのは間違いありません。
でも、凄いのはこれだけではないのですよ。
なんとこの企画に参加出来るのは、1人1作品のみなのです。
つまり、作者数=作品数と言うことなのです。
大抵の企画は、複数投稿ありでの、作品数なのです。
だから企画によれば、同じ作者が3、4作品参加していると言うのも珍しくありません。
また、ほぼ毎日誰かが参加していたのですよ。
私は今までここまで作品が集まった自主企画を知りません。
毎日誰かが参加していたであろう前回の公式企画「秋の歴史2023」で参加された作品数が179作品。
142作品って、公式企画で集まった作品数ですと言っても違和感ない数値です。
どれだけこの企画が凄かったかよく分かるでしょう。
②大きなトラブルが起こらなかった
こう言う企画ものをやると、一気に多くの人が集まるので、トラブルがあることも多々あります。
それも、人数が増えれば増えるほど、その確率は上がるのです。
この作品では提供側として参加した142人に加えて、その作品を読みまわる読者も多く存在しました。
要するに、何百人と多くの方がこの企画に参加していたと言うことです。
そんな膨大の数の中で、その上、長期間開催と言う条件の中で、大きなトラブルが起きなかったのが、本当に凄いことだと思います。
ここまで成功した結果を説明しました。
では、ここで疑問が湧きませんか?
何故、ここまで成功することが出来たのかと言うことを。
それには、勿論理由があるのです。
今度はそこを説明したいと思います。
(1)ひだまりのねこ様の人脈の広さと厚さ
ひだまりのねこ様は、多くの面白い作品を書かれておりますので、作品のファンも多くいらっしゃるし、絵も大変素敵なため絵のファンも多くいらっしゃいます。
また、ひだまりのねこ様は、接しやすく素敵な方なので、ひだまりねこ様のファンも多くおられます。
また、多くの方から信頼されております。
私も勿論、作品も絵もひだまりのねこ様も大好きです。
そんな方ですから、勿論企画を提案された時点で、多く方が参加の意思表明をしておりました。
そして、いざ企画と始まると多くの方が早くも集まり、最初から参加意思表明している方達だけでなく、新たに参加する人達が次々と現れました。
その参加者に誘われて来た方や賑わっているから参加された方が増えていったのです。
その中には、エッセイから長い間離れていた方や初めてエッセイを投稿するのがこの企画と言う方もいらっしゃいました。
実はこれは中々凄いことなのですよ。
エッセイはやっぱり書けば書くほどネタが無くなってきて、書くのが大変になります。
そして、その結果エッセイから離れざるを得なくなると言う方が多くいらっしゃるのです。
そんな方を再び奮い立たせたのは、凄いと思います。
またそもそも、エッセイと言うのは、自分の考えや体験などを元に書くものであり、自分のどこかを曝す必要があるのです。
それを何も気にせずに出来る方はそこまで問題ないのですが、これを苦痛だと感じる人は多くいらっしゃいます。
だから、エッセイは書きやすい人には、書きやすいけど、書きにくい人には、書きにくいと極端に分かれているところが、エッセイの最大の利点でもあり、欠点でもあるのです。
特にエッセイを書いたことが無い人は、この壁を乗り越えるのは大変だと感じる人も多いですし、そもそも新ジャンルに挑戦すると言うのはやはり、多少なりとも気後れするでしょう。
私も新ジャンルに手を出す場合は、毎回多少の不安を隠すことは出来ません。
その中で、この企画で初めてエッセイを投稿する人がいたと言うのは凄いと思います。
(2)考えられた企画の仕組み
企画と言うのは、主催者やテーマによって必ずそれぞれの特徴が現れます。
そのため、必然的に企画の進行の仕方も異なってくるのです。
その企画進行を上手くやったことが、大成功に結びついたと言えます。
まずは、開催期間を長めにとったことです。
長めに取ることで、参加者側がゆとりを持って執筆や投稿をすることが出来ます。
また、短期間だとその期間内に集中的に作品が集まり、ランキングなどで他の作品を妨害しまくると言うトラブルも防ぐことが出来ました。
次に、誰でもOKや短編や連載などの小説形態はどちらでもOK、旧作でもOK、参加表明無しでタグを付けるだけでOKと言うところです。
これにより、縛りがなくなり、コミュニケーションも不要になるので、投稿しやすくなります。
そして、やはりこの企画では唯一の縛りである1人1作品のみと言うのが最大のポイントだったでしょう。
確かに投稿数に制限を設けなければ、作品数がもっと増えていたことは間違いないです。
多分前回の公式企画の参加作品数を抜いていたのではないかと思います。
もし、縛りがなければ、私も複数投稿を間違いなくしていました。
しかし、そこで敢えて制限を設けたことで、参加者のテーマがそれぞれハッキリと決めることになり、より締まりが出てきたのです。
また、1作品しか投稿出来ないからと参加者も、本当に読んでもらいたい作品を選ぶことになり、より良いエッセイが集まることにもなります。
私も1作品だからどんなネタで参加しようかなと考えて、そこで1回執筆して、予約投稿までしたのにも関わらず、もっと読んで欲しいと思うものが出てきて、慌てて取り替えました。
実際に参加されたエッセイは名エッセイばかりで、クォーリティーが高かったです。
先程は、成功出来た理由を述べさせていただきました。
実はこれは、ひだまりのねこ様の割烹で書かれたことを元に書かせていただいております。
そこには、ひだまりのねこ様の喜びや苦労などがぎっしりと書かれてありました。
私は、その割烹を拝読した時に、本当に感動しました。
しかし、感動し過ぎたせいで、上手く纏めることが出来ず、割烹コメントでは、大したことは書けませんでした。
本当は全文に対して語りたいぐらいなのですが、それをすると、このエッセイが永遠に終わらないので、私が1番印象に残ったところを語りたいと思います。
『(エッセイは)極上のエンタメなんです』
人の考えや体験は、全く同じと言うことは有り得ません。
だからこそ似ていると共感したり、全く異なると疑問や否定的に感じてしまいます。
また、エッセイは書き方によって、コメディーにも感動ものにも、悲劇にも、何でもなれるのです。
本当に自由に変えることが出来ます。
だから、同じような話やテーマでも、全く違う作品になるのが、エッセイなのですよね。
本当にその通りだと思いました。
エッセイは、例え本人が面白くないと思っても、それは他人から聞いたら、大抵は面白いです。
だから、もっとエッセイを書く方も、読む方も共に楽しんで欲しいなと心の底から思いました。
私は、この素晴らしい企画をしっかりと残って欲しい、1人でも多くこのことを知って欲しいと思い執筆させていただきました。
ひだまりのねこ様の割烹は、割烹と言う名の名エッセイですから、必ずご覧くださいね。
参考文献にURLを貼っときますので、そこからご閲覧を!
また、現在毎日、ひだまりのねこ様の割烹で後夜祭が行われているので、是非お立ち寄りください。
あと、企画の参加作品は面白い作品がいっぱいありますので、是非読み回りしてくださいね。
更に、再びエッセイ企画を開催される予定らしいので、その際は是非参加してくださいね。
最後に、企画に携わった方々へと、そして何よりこんな素敵な企画を主催・参加させてくださったひだまりのねこ様に心の底から感謝を申し上げます。
参考文献
「企画参加予定&自主企画&秋のひだにゃん祭り(*´▽`*)」
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1964264/blogkey/3213933/
「『集まれエッセイ企画』募集終了しました(*´▽`*) 参加作品一覧(後半)83~142番目の作品」
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1964264/blogkey/3227896/
↑名エッセイが書かれております。こちらは必読です
検索
「集まれエッセイ企画」
https://yomou.syosetu.com/search.php?word=%E9%9B%86%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4%E4%BC%81%E7%94%BB¬word=&genre=&type=&mintime=&maxtime=&minlen=&maxlen=&min_globalpoint=&max_globalpoint=&minlastup=&maxlastup=&minfirstup=&maxfirstup=&order=new