第一話 何でも割れるアブサングラス(1)
この話は食器コレクターの会社員が一目惚れして買ったグラスから
始まるほのぼのラブコメでございます。
はたして、今回はどんな食器と人々が待っているのでしょうか?
ジーっ
楢崎璃玖はそのグラスを眺め、こんな事を考えていた
(このグラス、カルピス作るのに丁度いい❤️)
楢崎璃玖(ならさきりく、以下リクさんちなみに女性、35歳独身)は会社帰りに立ち寄った
雑貨屋『アリマーセ』でほぼ一目惚れて購入したグラスを手に取り、店主の言葉
『なんでも割れますよ酒でもソフトドリンクでも」と、言っていたのを思い出しながら
『さーて、カルピスでも割りますか♪」と言いつつ冷蔵庫のカルピスを取り出して
そのグラスの下の方に入れ、なぜか窪みのある上の方に水を注いで適当な箸で混ぜて
出来上がったカルピスの水割りを飲んだ。
「オイシーッ!!!」リクさんは2LDK(曽祖母が遺してくれた)のリビングで一人叫び
早速手元のパソコンでそのグラスの事を検索した。
その数秒後リクさんは「嘘でしょ...」と言いアリマーセのwebサイト眺めながら呟いた。
そこに載っていたのは「アブサングラス」
確か、会社の先輩の冨樫幸太郎(コタさん、バツ2、38歳男、自称恋愛マスター)が過去にパリに旅行し
その時に「アブサンを飲んだけどピンと来なかった」と言っていたのを思い出しコタさんに電話しようと
思ったが(いや待て、もう少し検索してみよう)とリクさんはあるブログを見た。
そこにはアブサンの歴史とリクさんの大好きなアーティストの名が記載されていたのと
実はアブサングラスはコレクション性が高い事が書かれていた。
のと同時に『店長の説明、もっと詳しく聞いとくんだった」とリクさんは一人呟いた。
が、このアリマーセとリクさんのやり取りは当分続くのだが....
そこにはコタさん、会社の人々やいろんな出会いが待ち受けているのを
リクさんは知る由も無かった。
以下、次回へ続く
リクさんは一目惚れしたアブサングラスから自分の世界が広がっていくのを
この時点でまだ知りません。
そして、周りの人達もリクさんを応援していきます。
皆さん、どうぞ暖かく見守ってくださいね。




