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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

異世界から来た風来坊ども 〜ハーレムなんて知りません〜

作者:ろりすき
気づくとそこは、漆黒に包まれた謎の空間。
業 天音(かるま あまね)は不思議そうに当たりを見回していると、突如目の前に豪勢な部屋が現れる。
その豪勢な部屋に置かれた長椅子に美しい女性がスラリと伸びた長い足を放り出し、深々と座っていた。

その女性は天音の存在に気づく。

「あなたたち……だれ?」

女性はこちらを見ながらそう言った。
辺りを見回すと、天音の後ろに3人の男が立っていた。

女性はどこからかファイルを取り出すと、そのファイルをしばらく眺める。

「理由は分からいけど、1人だけ召喚に遅れたようね」

彼女はこちらを見て言った。
天音は後ろの男たちを見ると、男たちはこちらをじっと見つめてきていた。
もしかしてと思い、自分に人差し指を向ける。

「そうよ、あなたに決まってるじゃない」

当たり前でしょ。と言わんばかりに、女性はこちらを見る。

「まぁいいわ」

女性はファイルを机の上に投げると、天音の後ろにいる男たちに視線を向ける。

「後ろの3人。あなたたちは誰?」

女性のその質問に対して、頭から獣のような耳が生えた黒目黒髪の、着物を身にまとった男が口を開く。

「他人に名を聞く前に、自ら名乗るのが礼儀というものだろう」
「なによ、生意気。あんたはいいわ。残りの2人……あなたは誰かしら?」

彼女が視線を向ける先にいたのは、金色の髪にエメラルドのような瞳をもった、耳の先端が尖った美少年。

「俺、名前とか特にないんだけど」
「あら、そうなの? それじゃあ……」
「断る」

女性が最後の一人へと視線を向けるよりも前に、最後の一人はそう言った。

それ以降も、最後の一人は女性の言葉を遮るようにして断り続けーー苛立ちがMAXまで到達した女性は、勇者を30人送ったこと、亜人と魔族を根絶やしにすること等々……。
それはそれは、色んなことを喋ってくれたーー。

「てことで、あんたたち要らないから。私の子供である人間に近づかないでちょうだい。ま、生きてればの話だけど」

彼女がそう言うと、天音の足元が雲のはるか上の光景へと変わる。

「それじゃ、精々頑張って長生きする事ね」

彼女がそう言うと、天音の体が重力という重りに引っ張られる。

「嘘だといってくれぇぇええ!!!」

そんな叫びも虚しく、4人は高度10,000m上空から落ちていくのだったーー。
プロローグ
2021/04/17 20:00
異世界-1
2021/04/18 20:00
異世界-2
2021/04/19 20:00
2021/04/20 20:00
逃走-1
2021/04/22 20:00
逃走-2
2021/04/23 20:00
冒険者の街-1
2021/04/24 20:00
冒険者の街-2
2021/04/25 20:00
冒険者試験-1
2021/04/26 20:00
冒険者試験-2
2021/04/27 20:00
屋敷-1
2021/04/28 20:00
屋敷-2
2021/04/29 20:00
屋敷-3
2021/04/30 20:00
夢を語る者
2021/05/01 20:00
夢を聞く者
2021/05/02 20:00
ゴルドの工房
2021/05/03 20:00
帰り道
2021/05/12 20:00
帰宅-1
2021/05/13 20:00
帰宅-2
2021/05/14 20:00
朝の日課
2021/05/16 21:15
旅酒vs漆黒の翼-1
2021/05/20 20:00
旅酒vs漆黒の翼
2021/05/21 20:00
旅酒vs漆黒の翼-3
2021/05/22 20:00
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