課題。
今回は何を書こうか。
困った事に、3話目にして何を書けば良いのか分からなくなってしまった。取り敢えず読者の興味がある話題でも書こうか。……とはいえ京アニの件や吉本の件は散々他の人が話題にしたろうし、今更一人の男が所感を述べた所で無用の長物だろう。
そもそも。自分は今悠々とこんなものを書いている場合なんかじゃないのだ。課題が溜まっている。後でやれば良いや精神の末路と言うべきか、来週が提出期限の課題が3つも存在している。
そんな状況にも関わらず、私は特段焦っていない。焦った所で課題は進捗しないからだ。藪から棒の質問だが、読者は理系の方だろうか、それとも文芸の方だろうか。私はこういう時、心底理系人間に憧れる。何故かといえば彼らは課題をすぐに片付ける人が多い。今やらないと後でしんどくなるからだ。避けられないのならさっさとやってしまって早く楽になる。私はその意見には大いに賛同するし、実践したいと思う。だがそう決意したものの、現実の私は溜め込んだ課題の山の前で絶望しているのだ。こんな目は小学生の頃から何度も遭ってきた。一度や二度ではない。毎年、夏休みが終わろうとする度にだ。それなのに学習しないというか……1部の堅実な文系諸君を一括りにしてしまうのは申し訳ないが、文系という頭は全く融通の効かないモノであろう。
課題といえば、自分は昔から感想文というものが苦手だ。そんなので文系だというものおかしな話だが、自分の意見、意志を伝えるのがどうにも苦手だったのだ。今は多少ましになったとはいえ、やはり苦手意識が消えることは無い。自分の意見は滑稽では無いだろうか?周りから笑われない内容だろうか?そういった事をいちいち気にしてしまい筆が進んでいかない。この話は前話でも触れたが、私は本当に生き辛い人間だなと呆れながら痛感する。そんな生き辛い人間が必死に所感を述べているのだ。私の話を理解してくれとは言わない、言わないが、どうか笑わないで読んで頂けると非常に助かる。
ところで今、この文はスマホで書いているが、書きながらちらっとスクロールを下げてみた。ここまでで667文字。体感千に近いかなと思っていたが、まだまだ短文に過ぎないのか。こんな所でも確実に文章の衰えを感じてしまう。衰え……か。現在は昔と比べて明らかにテレビ業界が衰退していっている。それに比例してアニメ文化も後退しつつあると感じる。そんな中、小説というジャンルを武器に生きていける人間は全体の何割なのだろうと、ふと感じた。自分のような駄文使いには一握りの成功の砂を掴み取れる気がまるでしない。それならば普通に働けば良い話だが……それは自分にとって死と同等だと思える。なんだか昔と較べて夢を叶えにくい社会だ。とはいえ行動しなければ何も産まないのは昔も今も変わらないはずだ。成功するかどうかはともかく、死ぬ気でやるしか無い。今は引き続き、このような文章を書く訓練を続けていくとする。この訓練こそ自分が自分に与えた課題だ。
勿論、その前に学校からの課題を片付けなければ。
読んで頂きありがとうございます。
課題の遂行は計画的に。