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降りしきる雨に鬼  作者: ラノ
透明と赤の出会い
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透明と赤

 天野は暗い建物中に入る。建物の中は血の匂いが満ちていた、しかもかなり強い匂い。匂いを頼りに幾つもの部屋を見て回った。むき出しのコンクリートの壁と床、錆びた扉。この建物、使い込まれてはないがかなり古いものだとわかる。長い通路や部屋には所々に血痕があるが匂いの元ではなかった、血痕は酸化しきっていて匂いはしなかったのだ。

 しばらく歩き回り…扉の前で立ち止まる。匂いが強くなったのだ。ドアノブに手を掛け音が鳴らないように回す、鍵は掛かっていないようだ。扉を警戒しながら開け、息を止めて部屋の中を伺う。敵が居れば容赦はしない。

 そこには誰が座り込んでいた。敵かと目を細めたが座り込んだ者の容姿を確認し安心して名を呼んだ。

「はぁ、お前か。ヨキ」

 部屋に入り彼に近付いた。座り込み、背中を丸めている弟分は静かに天野へ顔だけ向けると涙目でこちらを見た。

「何があった?」

 天野はヨキの様子に眉を曲げて訊いた。彼がこんな表情をしていることが珍しく胸騒ぎがしたのだ。そんな心配にヨキは気が付いてもいないのか、黙ったまま目を擦った。その後、ため息を混じえながら答える。

「…色々あった。新しい鬼がここら辺一帯をテリトリーにしてたみたいで」

 ヨキは立ち上がり天野に振り返る。彼が抱えた黒髪の少年はぐったりしていて動かない。重傷というわけではないが息をしていないように見えるほど弱っていた。まさか死んでいるのではないのかと天野は思わず問う。

「生きてるのか?」

 ヨキは静かに頷き、後ろの檻に視線をやる。釣られる様に天野も檻を見た。

 その中には子供や女が倒れていて、その数に天野は目を見開く。ここ最近の行方不明者の届けを上回る数だったのだ。天野は慌てて檻に向かい状況を確認した。黒髪の少年と同じく、大きな傷はなかったが体の所々に噛みつかれた痕があった。すぐに何をされたのか、どう扱われていたのか…理解できた。

 鬼がしそうなこと。自分でも理解できる。

 兄弟子の背中を見つめながらヨキは話した。

「行方不明になってた人たちだと思う。ここでされていたことは…みんなもう忘れてるから。あと頼むよ」

 ヨキの言葉に嫌な予感がした。彼の目の前まで進むと天野は躊躇なく隠された目を除き込んだ。

 赤い瞳、それと同化するように充血し、赤くなった白目が見えた。酷使した目からは赤い液体が流れて痛々しい。天野は苦虫を噛み潰したような顔をした。

「お前…。その力は使うなって言っただろ」

 ヨキは天野の手を避けるように顔を俯け、静かに答えた。

「使わなかったら、それを思い出して嫌な気持ちになるだけだ。この人たち、相当酷い目に遭って。ただ、人間だっていう理由で。こんなの酷すぎる」

「…だからってな」

 天野の言葉を遮り、ヨキは続ける。

「鬼の存在が世間にばれたら、困るのはこっちだ。天野のおっちゃんだって、キキだって。俺だって」

 はぁ、ため息を吐いた。随分生意気な弟分を持ったものだと思いながら紙切れを渡す。

「ほれ、選別」

 ヨキは黒髪の少年を落とさないように少し無理のある姿勢で差し出された紙を受け取る。天野はタバコを探しながら話した。なかなかタバコが見つからないのかゴソゴソと探すことに集中してしまい、淡々とした話し方になってしまう。

「さっき貰った電話番号からわかった個人情報。名前、住所、家族構成。あと親の勤め先な」

 ようやく見つけたタバコを咥えながら今度はライターを探す。そんな兄弟子のことを無視してメモ紙を見ながらヨキは表情を固まらせた。

 正確なこの情報…一体どこから、そう思えば色々な想像が頭を駆け巡った。もちろん、悪い想像である。

「うわっ、怖っ。こんなことまでわかるの?でも、どうやって…」

「調べたら未成年だったから、いざって時に親御さんに連絡が着くようにしてたんだよ。情報元に関しては秘密だし、教えない。だから詮索するな、お前はいつも首を突っ込みたがる」

 天野はライターを見つけてタバコに火を付けるとイライラした口調で返した。

「その子も忘れさせる気か?」

 火のついたタバコを咥えながらヨキを見つめる。彼は止むを得ないと言いたそうな目で天野に言い返した。

「…助けるのが遅かったんだ」

 天野は目を細め、吸い込んだ煙を静かに吐き出した。タバコの煙が広がって消えた頃に天野はまだ迷いが見える弟分に言う。

「なんでもいいが…護るって決めたなら護ってやれ。それに…忘れさせたところで、その子は狙われる。おそらく一生な」

 タバコを指で軽く叩いて灰を落とす。

 黒髪の少年の血の匂いから厳しい言い方をしてしまった、と天野は目を伏せる。何者かはわからないが美味しそうな血の匂いがした。その匂いから彼の血はとても甘美な味がするのだろうと簡単に想像できてしまう。噛り付けばその滴る血を舌ですくい、堪能できる。どんな鬼も、彼の味を求めるだろう。

 できれば人の皮を被った鬼にはなりたくないものだと、天野はタバコの味でその気を紛らわせた。

「…なんでそこまでして助ける?」

 天野の問いにヨキは答えない。話したくないのだろう、じっと黙ったままで何も言わなかった。

 優しい弟分なのはわかっている。しかしなぜここまで必死になるのかがわからない。昨日の電話からも彼の必死さを感じたし、今でも黒髪の少年が怪我をしていることに心を痛めていることが手に取るようにわかる。

 目の前で困っている人は助けるだろうし、手を貸すだろうが。この少年に関しては強い気持ちで動いているような気がしたのだ。

「気になっただけ、だよ。好きにしろ。お前が決めることだ」

 そう言ってタバコの煙を当てないように近付き、ヨキの頭を撫でる。

 手の掛かる弟分だが、心が弱った彼を責める気にはなれなかった。

「困ったらまたなんか言え。それから、あんまりその力を使うなよ。師匠にも使いすぎるとそのうち目が見えなくなるって言われてるだろに。お前はお人好しすぎるんだよ」

 ヨキは泣きそうな顔で天野を見る。やはり相当、精神に来ているようだった。

「ごめん、天野のおっちゃん」

 しかし泣くことはなくヨキは静かにその建物を後にした。


 ***


「えぇ…と」

 雨月を背負って歩くことしばらく。静かな住宅街は平日ということもあり、すれ違う人は居ない。天野に渡されたメモ紙を頼りにヨキは雨月の家を探した。

(さすがに一日連絡を入れず家に帰らないのは…いくら無頓着な親御さんでも心配するだろうし)

 ただ、言い訳が思い浮かばない。雨月の傷、雨月を背負っている自分の説明を正直にしたところで信じてもらえないだろう。傷だらけの子供を見て、親がどんな反応するか粗方はわかるのだが…。どうしたら落ち着いて話を聞いてもらえるだろうか、考えれば考えるほど難しく思えた。

「…どうするかな」

 そうブツブツ呟きながら足を止めた。白い外壁、黒い屋根。大きな家にヨキは萎縮した。「ここが雨月の家?」とヨキが家の表札を見る。表札には「鏡尾」の文字。間違いない、ここが雨月の家のようだ。

「でかい家…」

 インターホンを押してみたが虚しく鳴るだけで誰かが出てくる気配はない。やはり平日だから誰もいないのだろうか。仕方なく玄関に向かい扉のドアノブを引いてみるが。もちろん開いているわけもない。

 心苦しいが弱っている雨月を下ろした。

「雨月、雨月」

 軽く肩を揺する。

「んん…」

「雨月の家の前なんだけど、鍵あるかな?」

 雨月は静かに差し出した。目はこちらを見ていない。虚ろな目にヨキは黙ったまま心を痛め、玄関の鍵を開けた。


 雨月を抱えたまま扉を開ける、中に入る。

 家の中だというのに体の芯から冷えた。冬だから…いや違う、その不気味な寒さに鳥肌が立つ。

 この家に温かみがない、なんというか。

「…生活感がない」

 ヨキは思わず呟いてしまう。

 雨月を下して靴を脱がせる。雨月の目の焦点はどこかに向けられたままで放心状態である。悪い気はしたが家の中に上がらせてもらうことにした。靴を脱いで、廊下を歩いて扉をゆっくり開けば大きなリビングがあった。やはり誰も居ない、暗いので電気をつけると部屋の広さを実感するだけだった。そこに温かみは一切無い。

「…なんでこんなに、寒いんだろう」

 理由は見つからず、家族も見当たらない。ヨキは仕方なく雨月が居る玄関まで戻る。そこには雨月が力無く倒れていた。ヨキは急いで駆け寄ると、彼を抱き起した。

「雨月」

 名を呼んだ瞬間にようやく目が合った。しかし混乱しているのか彼は目を見開いて泣きながらヨキの手を振り払う。

「…ああっぁ!やだぁ!痛いの嫌だっ!」

 暴れて叫ぶ雨月にヨキは冷静に言う。

「雨月、もう大丈夫だから」

 しかしその声は届かない。雨月は混乱しているせいでヨキを襲ってきた男と認識しているようだった。そのまま助けを求めるように言う。

「もう抵抗しないから、お願いだから…お願いだからやめて」

「雨月っ、俺だよ。ヨキだよ」

 ふらふらと無理矢理に起き上がった雨月は、ヨキから逃れるように歩き出した。体に力が入らないのか数歩進んだところで崩れ落ちる。ヨキは雨月の体が床に強打する前に抱き止めるが、激しく抵抗される。

「触らないでっ!やめて!」

 振り払うその手がヨキの右目にぶつかる、酷い痛みに襲われて右目を押さえた。止まったはずの血の涙が流れ出し、手から溢れ出す。しかしヨキはそんなことはどうでもいいと言わんばかりに雨月の肩を静かに掴んだ。

「雨月…」

 右目の激痛に耐えヨキは雨月の背中に手を回し、静かに抱きしめた。また噛まれるんじゃないか、そう恐怖に震える雨月にそっと囁く。

「ごめん、助けるのが遅かった」

 その声が届いたのか、雨月は静かになる。怯えるように震えていた呼吸は徐々に落ち着いていき、ヨキはゆっくり体を離して雨月の目を見た。

「ヨキ…っ」

 ボロボロと涙を流しながら雨月がこちらを見ている。ようやく自分のことを理解してくれたようだ。途端に何か言おうとしているのだが全て嗚咽と泣き声になり言葉は通じなかった。

 だが、言われなくてもわかる。雨月がどんな目に遭ったのか、どんなに苦しい思いをしたのか、怖い思いをしたのか。

 …ヨキは静かに決意する。

「雨月、辛かったね。本当にごめんね」

 雨月の冷たい手を握ってゆっくり話す。

「雨月は俺の目、綺麗だって言ってくれたよね。嘘でも嬉しかった」

 嘘か、本当かはわからない。でも本当に嬉しかったのだ。

「赤い目ってだけで気味が悪いのに。こういうときだけ便利なんだ…。雨月、俺の目をよく見てて」

「…ヨキ?」

 雨月は荒い息をしながら彼の目を見る。

「…全部忘れるから」

 ヨキは前髪をよけ、隠された右目を雨月に向ける。白目が真っ赤になったその目が雨月を捉え、雨月はその目を見つめながら問う。

「どういう…意味?」

「俺の目が赤い意味。ただ赤いだけじゃないんだ、人の記憶を奪う力があるんだよ。だから、もう辛い思いをしなくていいだよ」

 そうだ。これでいいんだ。ヨキは右目の痛みに耐えながら、雨月の瞳を見た。

 このままでは雨月の心が壊れてしまう、辛い記憶に心が押し潰されてしまう。だったら、記憶を奪ってしまえばいい。

 檻の中に捕らわれていた人たちの記憶はとても酷い物だった、口にするのもおぞましい。

 だったら、そんな記憶、雨月の中から消えてしまえばいい。

「…ョ」

 雨月が口を開いた。掠れた声は聞き取れずヨキは目の力を弱める。そして、訊き返した。

「え?」

「ヨキのことも忘れるってこと…?」

 雨月は震えた手でヨキの顔に触れた。質問に答えないヨキに雨月は言葉を続けた。

「それなら、忘れなくて…いい。忘れるの嫌だ…」

「どうして!?」

 落ち着きを取り戻している雨月にヨキは叫んだ。こんなにも苦しんでいるなら、思い出せないほうがいいはず。自分のことを忘れるか、忘れないか、そんなことどうでもいいとヨキは思ったのだ。

「ヨキの目…綺麗だった言った理由。最初は自分でもわからなかった。でも、今ならわかる」

 雨月は流れている赤い涙を拭いながらヨキに伝えた。

「俺は透明だから、色がないから。ヨキの目に惹かれたんだ」

「それってどういう…」

「…少し長い話になるから、リビングに行こう」

 雨月にそう言われてヨキは静かに頷く。彼を抱えて運ぼうとしたが「少しふらつくけど大丈夫」と言われたので手を貸してリビングまで歩いてもらうことにした。


 大きな白いソファーに沈むように座り、雨月は静かに話し出す。

「ヨキにはこの家がどう感じる?」

「…」

「正直に答えて」

 雨月の問いにヨキは迷いながら口を開いた。

「いいや。なんか、入った時に寒く感じた。でも冬なんだし、家に誰も居ないから。そう感じただけ…だと思う」

「そっか。でもそれ間違ってないと思う。俺も親が居なくなった日に家に帰ってきたらそう感じたから」

「ちょっと待って。居なくなったって…どういうこと?」

「…そのままの意味だよ。だって俺に親なんて居ないから」

 ヨキは雨月の言葉を信じられず、どう声を掛けていいのかわからずにいた。雨月はそんなヨキの気持ちを察してゆっくりと語り出した。

「親がね、同じ日に出て行ったんだ。そういうところは気が合うんだなって思ったよ。しかも出て行くときの捨て台詞も二人ともメール。本当に、そういうところはとっても気が合うみたいでさ。俺を拍子抜けしちゃったよ。それからずっと独り。親戚も遠くだし連絡も取らないから。学校も不審には思ってるけど深入りしたくないみたいでね、何も言われてない」

「待ってよ、雨月。それは本当なの?」

「嘘なんて言わないよ。家に帰っても誰も居ない、学校にも友達は居ない。俺の世界は透明なんだよ。一日会話しないのなんて当たり前だし、誰かと会話するほうが稀」

「…」

 言葉を失ったヨキに雨月は続ける。

「ヨキは…本好き?」

「…好きだよ」

「俺も好き。本は良い。汚い嘘はつかないし、透明な俺に色を付けてくれるから。書き手の色に染まってその世界を見ることが好きなんだ。だって、俺には何もないから。俺の透明な世界よりずっと本の世界の色が好きだから。透明な俺に色をくれるから」

 雨月はヨキを見つめ、言った。

「…だからびっくりしたんだ。どうしてここまでしてくれるんだろうって。俺は透明なはずなのに、ヨキは俺を助けてくれた。どうして俺が見えるの?」

「雨月は透明なんかじゃない。俺の目の前に居るじゃないか」

 悲しそうにヨキは雨月に言った。雨月は首を横に振る。

「ううん。俺なんて、居るのも居ないのも変わらないよ。親からも必要とされない、要らない子なんだよ」

 雨月は痛々しいヨキの右目を見る。

「でも、透明な世界だったはずだったのに。ヨキの目だけが綺麗な赤に見えた。どうしてかわからないけど。透明な世界に、ヨキの赤い目が…俺に色をくれたような気がしたんだ」

 自分の存在を透明といい、透明な世界に閉じ込められた孤独な少年にヨキはゆっくりと話し出した。

「そっか、親に捨てられたんだ。それは…俺も同じだよ。雨月」

「えっ」

「赤い目大っ嫌いだった。親から捨てられた原因だから。ねぇ雨月、俺。人間に見える?」

 ヨキは震える声で問う。

「ヨキ…?」

「雨月を襲った奴ら…人間を食べる生き物、あれは鬼っていうんだ。俺は、鬼と人のハーフなんだ。母親が鬼で、父親が人間。母親はさ、そのことを黙って結婚したんだよね。俺も生まれた頃は黒い髪で、黒い目で。普通に生きてて、ばれずに生活してたのに。高熱が出て、一日寝込んでたら…こんな髪とこんな目になっちゃって。父親は心配したよ、奇病なんじゃないかって。だから必死で色々な病院を回って。でもどこ行っても健康体だって言われて、とうとう父親が母親に問い詰めた」

 ヨキは悲しそうに笑って言う。

「母親が本当のこと言ったら、父親逃げ出しちゃってさ。そりゃそうだよね。人間食うような生き物と結婚して、子供まで作って。挙句の果てにその子供が奇妙な姿になっちゃってさ。そりゃあ…怖くなって逃げるよ。今まで平和に暮らしてきたのに、俺の目が全部ぶち壊したんだ。母親は俺の目を罵って捨てたよ。『不気味な目』ってそう言ってね」

 雨月はヨキに抱き着く。

「う、雨月?」

 何も言わずに抱きしめられヨキは戸惑いながら雨月を見る。

「不気味なんかじゃない。本当に綺麗だと思ったんだ、だから俺っ」

 涙声の雨月の言葉がとても暖かく感じた。

 あの日、母親に傷付けられたままの心を包むようなその言葉にヨキは肩を震わせる。

「透明な俺に、色をくれたんだ。その目が不気味なわけがないっ」

 母親から捨てられた後も、赤い目が、この髪が。疎まれて嫌われてきた。その度に心が傷付いて、体の傷よりずっと治りが遅くて。苦しかった。

「雨月、わかった気がする。雨月が気になってた理由。雨月を助ける理由」

 ヨキは雨月を抱きしめ返し。耳元で言葉を続ける。

「雨月がこの目を綺麗だって言ってくれたから。きっとそれもあったからもあると思う」




「今は違う気がする」





「俺、きっと雨月のことが好きだ」



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