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第六話 新しい日常 前半

 ――ジリリリリ!

 そんなけたたましい音が俺の耳朶を叩く。

 五月蝿いな。

 昨日は遅くまで、と言うか朝方まで起きていたから、昼に目覚ましをかけていたんだが、まだ眠い。

 しかし、外の明るさを見れば、そろそろ起きないとまずいかな。

 今日は洗濯機を回すつもりだったんだ。


「おはようございます、斜郎様」

「ああ、音把さん。おはようござ……、え? 何でいるのッ!?」


 一階に在る俺の自室、更に俺が現在進行形で横たわっているベッドサイドに、何故か赤髪と2本の角が特徴的な女性、音把仁菜さんだった。

 何でここにいるんだ?


「ふふふ、言ったじゃありませんか。私達はあなたのお嫁さんになるためにきたのですよ?……寝坊助(ねぼすけ)さんな亭主を起こすのは、お嫁さんのお仕事じゃないですか?」


 音把さんはそう言ってくすりと微笑んだ。

 そのまま俺の髪をくしゃくしゃと撫でる。

 音把さんの指の温かさが、髪と頭皮を伝わって、俺の中に流れ込む。

 うわ、年上の包容力半端じゃないな。

 とか言ってる場合じゃねえよ!!


「いや!! 現代社会は男女平等なんで!! そう言うのは良いから!!」


 俺は飛び起きて、音把さんから離れ、箪笥から服を取り出した。

 そして、寝巻きに使っているジャージから、ジーンズと白地にブルーのストライプのシャツに着替えようとしたのだが……。

 何故か音把さんはニコニコと微笑んだまま、俺の傍に立っている。


「あの、着替えるんで部屋から出て行ってもらえませんか?」

「何をおっしゃいますか。お着替えをお手伝い致します」

「いや、いいよ!! って、オイ!! わき腹を撫でるな!!」

「ふふ、大丈夫でございますよ。私に任せておいてくれたら、リードしてあげますので」

「いや大丈夫なんで!!」

「ああっ!!」


 俺はわき腹を撫で回す音把さんを振り切り、部屋を飛び出した。

 参った。

 あの人、何と言うか雰囲気がエロい!!

 どうしようか、下手なところで着替えると、音把さんがまた来そうだ。

 そうだな、風呂場の脱衣所あたりで着替えようか。


 しかしまあ、なるほど。

 これが、山本五郎左衛門の予想していた展開だったのか。

 アレで、俺が手を出していたら、音把さんは俺の精力を得て、滅茶苦茶強い妖怪となり、妖怪大戦争の引き金になりかねないと。

 まあ、あの程度なら耐えられる。


 頑張れ!! 俺!!

 そんなことを考えながら、俺は階段を下りて脱衣所に向かい、引き戸を開けた。


「ひゃあっ!? だ、旦那様? ノックくらいしてよ!!」

「うわ!? 千代……君か。何やってんの!?」


 脱衣所では、天狗の千代君が体にバスタオルを巻いた状態で、濡れた青髪を乾かしていた。

 翼も濡れて、深みのある青になっている。

 髪の毛先から雫が滴り落ち、垂れる。

 体が温まり、血色がよくなったことで上気した頬、しっとりとした肌、そして全身から立ち上る甘く優しい香りが、千代君がシャワーを浴びた直後であることを教えてくれる。

 まあ、天狗のお面で顔の左半分は隠したままではあるのだが。

 ってオイ!! 何で普通にシャワー浴びてんの!?


「オイオイ。シャワー浴びるのは良いけどさ、一応使う前に一声かけてよ」

「えー? ボク、ちゃんと聞いたよ。『お風呂借りても良いですか』って。そしたら旦那様が『うぅん、勝手に使っていいほわあああ』って言ったから」

「それ、多分寝惚けてるから。……はあ、まあいいや。つうか、なんで君上半身まで隠してんの? 男だろ?」

「男の子でも隠したいんだから隠して良いでしょ!! それにボク、男の子っていうか『男の娘』だし……。まあ、でもそうだなあ」

「うん? 何?」

「……旦那様が望むなら、朝からでもシテあげるよ?」


 そのまま、千代君は俺の体に抱きついてきた。

 タオル越しにでも、千代君の体の熱と柔らかさが伝わってくる。

 ちょ!! やばい!! 男の子だと分かっているのに、なんだか緊張してしまう。


「でもね……。旦那様。ボクも初めてだから、うまく出来ないかもしれないんだ。でも、……一生懸命頑張るからね」


 言葉どおり、千代君はたどたどしい手つきで俺のジャージの中に手をいれ、下腹部を撫で回す。

 そのまま、彼の手が俺の大事なところに――。


「倫理的に!! 社会的に!! 何かもう色々とアウトだよ!!」

「ひゃあ!! なにするのさー!!」


 俺は千代君を引っぺがし脱衣所を出た。

 何あの子!? 男かよ、アレで!?

 なんだか思いの外、体柔らかいし、なんと言うかこう、シャワー浴びたばかりっていうのはあるだろうけど、あの子なんというか良い匂いするんだよね。

 声も顔も女の子みたいに可愛いしな。

 しかしまずい。

 あの子の見た目は10代前半くらいだ。

 ロリコンどころか、ショタコンとか洒落になってねえ!!

 詰むわ!! 俺の人生詰むわ!!

 おまわりさんこっちです状態じゃねえか。

 天狗であることを考えればそれなりに年上かもしれないが、それでも見た目的にやばい。

 こんなところで俺は俺の人生を終わらせるつもりはないのだ。

 しょうがないので、俺はひいじいちゃんの部屋で服を着替えた。

 はあ、朝っぱらから大変な目に遭った。

 しかし、あとはどうしよう。洗面台は脱衣所においてあるんだよな。

 俺は髪が短いから、寝癖では困らないが朝イチで歯を磨きたいんだ。歯を磨かないと、なんだかしっかり目が覚めない気がするんだよな。

 とは言え、暫くは千代君が脱衣所にいるだろう。

 となれば仕方が無い。新しい歯ブラシを出して、キッチンで歯を磨こう。

 そう思い、俺はキッチンに向かったのだが……。

 ふむ。何でかいい匂いがするなあ。

 そう言えば昨晩から何も食っていない。腹が減った。

 俺は廊下を歩き、暖簾をくぐり、キッチンに入った。


「お、ダーリンか? ちょっと待ってて、すぐご飯できるからさ」


 俺にそう言ったのは、妖狐の狐々さんだった。

 三本の尻尾を振りながら、和装メイド服で料理をしていた。

 俺のキッチンのコンロは3口ある。

 狐々さんはそのすべてを使い、味噌汁、ほうれん草のおひたし、焼き魚を作っていた。

 また、卵焼きも既に作り終えているらしい。

 狐々さんは料理上手なんだな。


「いやまあ、……それはありがとう。悪いね」

「良いって、良いって。まあ、その代わりアタシもご飯もらうけどね。作った分の手間賃ってことで」

「ああ、それは良いよ」


 勝手にキッチンと食材を使われはしたが、朝食……いや、もう昼食か。

 昼食を作ってくれたのだ。

 感謝はあっても文句はない。

 まだ出来ていないようなので、俺は軽く歯を磨いた。

 俺が歯を磨き終わったところで、狐々さんの料理も出来上がったらしい。


「じゃ、そろそろできるな。おーい、みんな。集合」

「うん? 誰に向かって呼びかけているんだ?」

「え? こいつらだけど?」


 当然のように言う狐々さんの周りには、何故か手足の生えた食器が集まっていた。

 そして、御飯茶碗、木のお椀、小鉢、平皿がお盆の上に自分で乗り、狐々さんはそのお盆を尻尾で拾い上げいると、きれいに食事を盛っていった。

 そのまま、1人分の食事が完成した。

 

「はーい、ダーリンのご飯、出来たぜ!!」

「……その、独りでに動く食器は何?」

「え? これ? 食器の九十九(つくも)(がみ)。器物が99年の時を経て、妖怪になった奴らさ」

「……便利だな」

「ああ、片付けも勝手にやってくれるしな。ほら席に着きなよ。ご飯持って行ってあげるからさ」

「……お、おお。悪いな」


 当たり前のように出てきた妖怪に俺は驚きながらも、促されるままに隣の和室に向かい、座椅子に座った。

 そのまま俺の前に狐々さんが料理を配膳し、側に置いてあったポットでお茶を入れる。

 この妖怪達は、何で家電に慣れているんだろうか?

 さっきも狐々さんはコンロを使っていたし、千代君も普通にシャワーを扱えていたようだし。

 まあ、扱いは簡単なものなので、そう言う意味では確かに使えなくもないかもしれないんだけど。


「さーさ。たーんと召し上がれ」


 俺の前にお茶を置き、狐々さんがそう言った。

 まあ、腹は減ったし、美味そうなのでいただいてみようか。


「いただきます」


 俺は箸を手に取り、まず味噌汁に手をつけた。

 口に中に、熱い味噌汁を火傷しないように、ゆっくりと流し込んだ。

 しっかり風味を味わってから、飲み込んだ。


「……どう、かな?」


 お盆で口元を隠し、どことなく緊張した面持ちの狐々さんに、俺はにっこりと笑って言った。


「うん、美味しいよ。すごく美味しい」

「……そっか。うまいかー!! まあアタシ料理上手だしな!!」


 とは言いながらも、やはり緊張していたのだろう。

 狐々さんはにっこりと笑みを浮かべていた。

 でも実際問題、彼女の料理は美味い。

 狐の味覚は人間より劣るかと思ったのだが、存外にいい舌をしているらしい。妖狐なので狐とも違うのかもしれないけれど。

 

「ごちそうさま」


 と全てを平らげて、俺は言った。

 本当に美味かった。

 俺も居酒屋のキッチンでバイトしているので、それなりに料理は上手い自負があったのだが、これには負ける。

 本当に美味かった。

 ちなみに、俺が食事を終えた後に食器は独りでに動き出し、キッチンのシンクに向かった。

 本当に便利が良いなあ。

 しかし、あいつら何時の間に俺の家に?


「なあ、あの食器の九十九神って、狐々さんが連れてきたの?」

「うん、色々と便利だからさ。アタシが連れてきたんだ」

「ふうん、そっかー。なるほどな。……しかしまあ、昨日初めて妖怪を見たばかりなのに、ちょっと驚いただけで直ぐになれるとは、我ながら適応力高いなあ。これも魔王の血を引くからか」

「……なあ、アタシのご飯、美味しかったんだよな?」

「え? ああ、うん。本当に上手かったよ。ごちそうさま」

「そっか、……じゃあ、アタシの味見も、したくない?」

「は?」


 というと、狐々さんはまたしても頭の上に葉っぱを置き、「どろん!」という掛声で金髪美少女に変身した。

 狐耳と尻尾は残っているが、それはそれで可愛らしい。

 ケモ耳娘は大好物です。ありがとうございます。

 ……なんて言っている場合じゃねえ!!

 

「オイ!! それどういう意味だよ!?」

「えー? わかんないことはないだろ? アタシの姿を見れば、さ」


 女性の姿に変身した狐々さんは、和装メイド服の胸元を開き、その中を俺に示した。

 音把さんのように大きくはないが、その胸は十分に女性を象徴していた。

 奥までは見えないが、胸元だけでも美人な狐々さんだと結構ドキッとする。

 だが、こんなもので理性を失う俺ではない。

 まあどこぞの結城○トさんほどではないと思うがな。

 あんな美少女のおっぱいやスカートの中に頭突っ込みまくっていたら、俺ならもう色々ともたない。

 さっさと立ち上がり、俺は狐々さんから離れようとした……。

 のだが。

 ――なんでだ!? 体が動かない!?


「な、何を……。俺に、何をした……」

「えー? ちょっとだけ、ご飯にお薬入れただけだよ。大丈夫だって。アタシがうまい事……やってあげるから」


 動けない俺を押し倒し、狐々さんは俺の耳を唇で「はむ」と柔らかく噛んだ。

 そのまま、俺のシャツのボタンに手を伸ばし、ぷちぷちとボタンを外していく。

 ――ヤバイ!! コイツら!! どいつもこいつも何でこんなに積極的なんだ!!

 ビッチかお前らは!!

 

「あー!! 旦那様!! ボクとは拒むのに、狐々は良いんだ!! 旦那様はケモナーなの!?」

「だ、誰が、ケモナー、だ」


 障子を開け放ち、そんな言葉を吐いたのは、千代君だ。

 ほかほかと湯気を上げながら、何故かワイシャツ一枚の姿だ。

 どっから持ってきたんだよ、そのワイシャツ。

 しかしまあ、この子はケモナーとか男の娘とか、裸ワイシャツとか要らんことばかり覚えているらしい。

 ちょっと何とかしてやろう。

 

「ボクだって旦那様と契りを結ぶんだー!!」


 だが俺のそんな思考とは関係なく、千代君はあろうことかル○ンダイブで俺に飛び掛ってきやがった。

 まあ、空中で服を脱がないだけましか。

 なんて思っている場合じゃない。

 ヤバイ、この状況何とかしないと。


「邪魔よ!! ダーリンのお嫁さんの座は譲らないわ!!」

「ボクがお嫁さんになるんだ!!」


 千代君の出現により、千代君と狐々さんの争いが勃発する――かに見えた。

 しかし、それは突如として現れた第三勢力によって妨げられた。


「ふふふ、横から失礼致します」

「「なッ!?」」


 互いが互いに意識を向けていた、狐々さんと千代ちゃんは突如として現れた音把さんに対応しきれず、横合いから思い切り殴りつけられた。

 ただ今回は、金棒は使っていないので、直撃でもそれほどの被害は出ないだろう。

 ただ殴り飛ばされた2人はまたしても庭に放り出され、衝撃で意識を飛ばしたのか、目を回しているようだ。

 

「ふふふ、お待たせいたしましたね。全く、あの子ども達はせっかちで行けませんね。……前戯の大切さというものを、分かっておりません」

「え? ちょ!! 音把さん、待って――」

「大丈夫でございます。気持ちよくして差し上げますから」


 いやそう言うこと聞いてんじゃあねえよ!!

 馬鹿かお前は!!

 そのまま、音把さんは仰向けになっている俺の股の上に座り込んだ。

 そして、そのまま倒れこみ、俺の胸板に自分の豊満な胸を押し付けた。

 うわ、超柔らかい。

 そして音把さんの顔近い。

 あばばばば。

 どうしよう。女性とこんなに近づいたこと、俺ないんだぜ?

 音把さんは、頬から耳まで全てを赤く染め、俺のことを見つめていた。


「大丈夫でございます。そう緊張せずとも……」


 うああああ!! 我慢できる気がしない!!

 どうしよう!! ……しかし、そう言えばこいつらは、自分達の行為が妖怪大戦争の引き金になりかねないことは分かっているのか……?

 いや多分、分かっているのだろう。

 現代科学は桁外れに進歩した。

 山本五郎左衛門の予想を超えているかもしれない。

 俺は妖怪の事情は知らんが、それでもこんなに都市開発の進んだ現代だ。

 妖怪の生きられる地は少なかろう。となれば、人間と戦う力を欲する妖怪も居るだろう。

 だから、こいつらの一族は俺の元にこの人達を送り込んだのだろう。

 俺の、山本五郎左衛門の力を手に入れるために

 ヤバイ!!

 ならばマジで逃げないと、妖怪大戦争が本気で起こる。

 しかし、体が動かない!! どうしよう?

 音把さんも昂ぶってきたらしく、俺のジーンズのチャックを開けて――。


「腹が減ったのである!!」

「きゃあ!?」


 そんな俺を救ったのは、意外にも真理亜だった。

 何故か汗だくの真理亜は、音把さんを庭まで蹴飛ばした。

彼女もまた目を回しているようだ。

 なんと言うか、この娘達は庭に吹き飛ばされる宿命とかにあるのだろうか。

 まあそこはどうでも良いか。

真理亜は、その下に居た俺に向かってもう一度言い放った。


「腹が減ったのである!!」

「……ああ、そうか。じゃあ、狐々さんの料理は……手を付けて良いのだろうか? 分からんな。まあ、戸棚の中にパンとか()(りん)(とう)が入っているから、適当に食って良いよ」

「分かったのである!!」

「あ、その前にシャワー浴びてきたほうがいい。汗がひどいぞ」

「ぬう!! お心遣い痛み入るのである」


 そのまま、のしのしと歩いて、真理亜は風呂場に向かった。

 さて、今のうちに何とか逃げ……。

 あれ? 俺の体、ちゃんと動いてないか。

 ためしに拳を振り上げ、グーパーグーパーと掌を動かす。

 よし、動く。

 そのまま立ち上がるが、問題ない。

 今のうちだ。


「明日に向かってダッシュ!!」


 俺は全力で駆け出した。

 そのまま廊下を走り、玄関に飛び出した。

 あ、玄関の戸が砕けたままだった。


「真理亜!! お前が壊した玄関、片付けろよ!!」

「ぬ!! 御意!!」

「怪我しないよう気をつけろよ」


 それだけ言い残して、俺はブラウンのスウェード靴に足を突っ込み、玄関近くの戸棚の中においてある車のキーを取り出した。

 車で街まで逃げれば……。


「えへへー。逃がさないからね!!」

「うわッ!?」


 だがその道を千代君が塞ぐ。

 参ったな。

 車は使えないか。


「あはは!! さて、さっさと先ず観念して誰と子どもを作るか、決めるんだな」

「ふふふ、まあ私が頂きますが……。いえ、頂かれちゃうのでございましょうか?」


 更に屋根の上に、狐々さんと音把さんが姿を現した。

 怖え、最近の肉食系女子マジで怖えよ。

 3方向から俺の童貞を狙いに来るとか、何時の間に俺はこんなにモテるようになったんだ?

 しかし望んではいないんだよ。こんな展開。

 何で俺の下半身に妖怪と日本の未来がかかってるんだよ。

 これじゃあそう簡単に諦めるわけにはいかないだろうがよ。


「よっしゃあ!! かかってこいやあ!!」


 俺はそう怒鳴った。

 逃げ続けても埒が明かない。

 なら1人ずつ制圧していくしかないッ。


「ほう、いい度胸じゃねえか。じゃあ、アタシらも手加減無しで行くぜ!!」


 狐々さんの掛声と共に音把さんも千代君も同時に襲い掛かってきた。

 だがこの程度の戦いで諦めるほど俺はヤワじゃない。

 逆に3人の攻撃を待ち構え、打ち破りにかかった。

 さあ、まだまだ終わらないぜ。


 俺達の戦いはこれからだ!!




今までご愛読ありがとうございました。

世野口先生の次回柵にご期待ください。

嘘です。続きます。

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