表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/24

破壊者(アナレティック)・Ⅴ

 


 〝十二番目〟の大陸の名は──マサク・マヴディル。

 アクワ・ペルマネンスがある大陸、プロトプラストゥスの〝地下〟──に、その大陸は存在している。だが、地下といっても、〝次元そのものが異なって〟いる。

 マサク・マヴディルの主の名は──クロウリー・アレイスター。

 九百年ほど前に事件を起こした当事者──「道士アデプト」に属する錬金術師だ。



「……なるほど、そう言ってきたか」



 クロウリーの言葉に「はい」と頷くメイザース。



「どうせ、鍵を取り戻すことはできない。──たとえ、すべての封印を解いたとしても」



 視線をメイザースに移すクロウリー。



「ご苦労だった、メイザース。しばらく、休んでいろ。また、お前には働いて貰うことになる」

「わかりました」



 頭をさげ、メイザースはそこから去り、部屋にはクロウリーだけが残った。



「さて……どうするか」



 机の上に置いてある、ふたつのソロモンのひとつを目線より高く持ち上げる。

 彼自身が起こした事件により、散り散りになったソロモンをクロウリーはふたつ所有していた。



「これのために来るといい……俺がすべてを手に入れるために」



 ソロモンを見つめる双眸は左右で色が違っている。

 右眼は茶色だが、左眼は──緑色だ。

 緑色それを持って生まれてくる存在は限られたモノのみ。だから、宝石にも純粋な緑色はない。

 クロウリーが存在しないはずの緑色の眼を持っているのは、彼がその瞳を奪い取り、自分のモノにしたからだ。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ