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アーカイ部――小4とおじいちゃん、サービス終了するネトゲを残したい  作者: にぽっく
第1章 サービス終了? ぼくあきらめないよ?
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終わるネトゲ。どうしたらいいですか?

 カケルはランドセルを机に置き、ベッドに座って、携帯ゲーム「ミンテンドーフイッチ」の電源を入れた。


「はやく始まれよー。みんなに置いて行かれる」


 クラスメイトのハルとミホは学校の近くに住んでいる。

 だから、カケルは学校から家までダッシュしても、ゲームへのログインはいつも最後になる。


 Aボタンを何度も押す。オープニングを早く終わらせ、ネットゲーム『コスモキャンプ・オンライン』の待合ひろばへ行きたい。


 オープニング画面に、見なれないびっくりマークが出た。


「じゃまだなぁ!」

 ――『閉じる』ボタンに伸ばした親指が、ぴたっと止まる。


 画面には、白い帯に、黒い文字があらわれた。


〈重要:コスモキャンプ・オンライン サービス終了のおしらせ〉


「えっ? まじ?」

 カケルはベッドから立ち上がり、子供部屋の中を行ったり来たりした。


 そのまま「ミンテンドーフイッチ」をつないで、お気に入りのキャラクター”コービィ”で、コスモキャンプ・オンラインの広場に行った。


 ハルとミホの様子が、いつもと違う。


 普段なら、お店でアイテムを買いそろえたり、必殺技を出したり、周りの写真を撮ったりして、動き回っているのに——今日は二人のキャラクターが止まっている。


 カケルは、チャットウィンドウを開いた。


Kakeru: みた?


……


Kakeru: おしらせ


……


Kakeru: サービスおわるって!


 しーん。二人からのリアクションが無い。

 カケルは、自分のキャラクター”コービィ”をぐるぐる回した。


Haru: みた

Haru: さしゅう

Haru: いみわからん

Haru: どうする?


Mi: ほんと

Mi: パパにきいてみる


Haru: パパさん、ゲームかいしゃだっけ


Mi: かいしゃじゃない

Mi: ひと! (ドーン!)

Mi: ゲームのしごと


Kakeru: かいしゃだったらちょうでかい

Kakeru: どでかビル!


Haru: パパさんにきいてみて

Haru: きょうはクエストむり

Haru: しょっくおおきすぎて


Kakeru: それ


Mi: りょ

Mi: あした がっこうで

Haru: りょ

Kakeru: りょ

Haru: またあした


 カケルも、ゲームを進められる気分じゃない。

 サービス終了って、どういうこと?。

 ゲームができなくなるの?


 ——どうしたらいい?

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