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アーカイ部――小4とおじいちゃん、サービス終了するネトゲを残したい  作者: にぽっく
第5章 えっ? 国会図書館がゲームを集めている?
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3なら、あるのにね……。1も2もオンラインも無い。

 いよいよ、国会図書館でゲームの検索だ。


 エレベーターで地下一階まで上り、ガラス張りの広い部屋へ。

 調べ物用のパソコンの前に、カケルたちは座った。


 ハルがキーボードを打つ——『コスモキャンプ・オンライン』。

「けんさく! っと」


「……出ないね」とミホ。

 モニターには「ヒット0(けん)」。


「じゃあ——『コスモキャンプオンライン』」

 と、ハルが続けて入力してみた。

「これも0件……CCOなら?」と、ミホ。


「あ、うん。——『CCO』っと」

 こんどはカケルが入力してみた。


「「でないなー」」

「どうして?」


 右どなりのパソコンに向かっていた大野先生が、静かに言った。

「コスモキャンプシリーズの、ほかの作品だったらどうかな?」


「んー、じゃぁ、一番最初の『コスモキャンプ』とか?」とハル。


「けんさく! おりゃ!」とカケル。

「出た! 五件ヒット!」とハル。


「コスモキャンプ3、

 コスモキャンプ4、

 コスモキャンプ・エターナル、

 コスモキャンプ・クラフティ

 コスモキャンプ・リバイバル……」


「『1』と『2』は無くて、『3』より後のものは、あるってことかな?」とミホ。

「でも、コスモキャンプ・オンラインは、無いってことなのかなぁ」とカケル。

 三人の顔が しゅんとする。


「んー……そっか……。とりあえず、『リクエスト』ボタンを押してみてもいいかもね」

 うしろから、おじいちゃんがやさしく声をかけた。


「五件あるんだけど」

 と、カケル。


「時間的に、三本ぐらいまでならいいですよ?」

 と、大野先生。


「わかりました」

 ハル、ミホ、カケルの三人は相談して、『3』『エターナル』『クラフティ』の三本を選んで、リクエストボタンをポチっと押した。


「わたしは二本ほどリクエストしました。むこうのカウンターにいいですか?」

 大野先生が、みんなの顔色を見てから、ゆっくりと立ち上がって歩き出す。


 カウンターで(かかり)の人が、大野先生に、たて長のカードを手渡した。

「あちらの机で、二十分ほどお待ちいただけますか。

 ――地下からゲームを持ってきて、テレビにつなぎます」


 机に移動して、待っているあいだ、三人はそわそわ。

「『3』とかなら、あるのになぁ……」

「なんで?」

 と、ひそひそ声で話していた。


 やがて職員さんが三人、手押しの台車に、黒いゲーム機本体を乗せてやって来た。本体を、奥のテレビに、ていねいにつないでいく。


「お待たせいたしました。二十一番の机でご利用ください。

 ——その前に、こちらのリーダーへ入館証を“ピッ”とお願いします」


 大野先生がカードをタッチ。

「ソフト五本、あちらで順番に利用してみましょう?」

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