5.みっちり叱られた
海抜に決死の一撃を放った菜々都、だが次の瞬間目が覚めると見知らぬ天井が目に付いた、ここはどこだ?と思うななとであったが、傍には頼れる人物達が来ていた、、、
渾身の1撃が海抜に放たれた、だが、、
ピーポーピーポー
菜々都「ん、」
目が覚めると見知らぬ白い天井、隣を見てみると自分に何本も繋がれた管、と点滴、そして、見慣れた顔の兄弟が涙を浮かべていた
一太「菜々都!目が覚めたのか!!」
三成「良かった、、良かった、、、ホントに、、あんな奴に殺されないで、、、ホントに良かった!」
五字和「菜々都、、、見ろよほら!ニュースにもなってる!」
ふと、病室にあるテレビに目をやると学校長と教頭が写っている、謝罪会見だろうか、
「この度は私のところで勤務する教師がやってしまった行為について深く謝罪致します、そして怪我をしてしまった生徒に関しましては治療費はこちらで全額負担、さらに慰謝料として700万円をお支払い致します、誠に申し訳ございませんでした」
深々に頭を下げる、映像が切り替わり1人の女性が映し出される、
「また、、2人の生徒と見られる遺体も見つかっており、この件に関しましては容疑を認めておらず、「確かに1人は見られたから殺そうとしたが死体は最初からそこにあった、」と記述しており、容疑を認めておりません」
あいつら、、、死んだんだ
頭の中が真っ白になった、悲しくは無い、それどころか嬉しいまである、が、殺したのは自分、この事実に胸が締め付けられる、ベッドから起き上がろうと体を動かす、
菜々都「いてぇ、、、!」
全身に激痛が走る、俺はそのまま体勢を崩して兄にまたベッドに戻してもらった、
話を聞くと俺は気絶していたあと結局、海抜に一発殴られて全身骨折らしい、全治5ヶ月だそうだ、
仁香「おバカ!何やってるの?!しかも貴方!警察が現場検証したりしてわかったけど!あんた、立ち向かったでしょ!ホント命をなんだと思ってるのよ!だいたいあなたは〜、、、、、、、」
始まった、姉の説教だ、だがいつも自分に甘い姉がここまで本気で怒ったことはない、それほど心配していたしオレが目を覚ましたから安心したのだろう、
六間「菜々都、兄ちゃんと下のコンビニ行ってくるけど何が要る?」
四夷太「もろちん!俺の奢りな!」
三成「いや、この状態で金とるのはやばいし今1番金持ちなの菜々都だからね?」
一太「700万、、、か」
仁香「、、、、、、、」
五字和「やっぱり、少ないよな、俺も思った、」
みんな黙り込んでしまった、正直俺自身も少ないと思ったが生活費には困らない、俺が生まれてまもない時、生前、母親の買っておいた宝くじが当たって今まで暮らしてきたのだ、兄もそろそろ働くし当分は困らないだろう、
菜々都「いーんじゃん?別に700って大金だよ?」
六間「菜々都がこんなになってるのに700万は少ないって話だよ、」
四夷太「あっ、忘れてたけど何が欲しい?一旦この話はやめにしよう、」
三成「そうだよね、、、、菜々都目が覚めたばっかだしね!」
菜々都「うーん、、、甘い物、なんかテキトーに買って欲しい、出来ればぶどうジュースも、」
六、四「おっけー」
ガラガラガラ、
そう言ってふたりは出ていった、しかし、自分の体が包帯グルグル巻になっているのは初めてではあるが、1番俺が気になったのはなぜ、目が覚めた時に痛みに気づかなかったのか、少なくとも体を立たすための動きでは体を起き上がらせなくてはならない、、、にも関わらず
菜々都「俺の体は一体、、」
一太「なんか言ったか?」
菜々都「ん、、!いや、なんでも」
つい心の声が漏れてしまった
五字和「ん、すまん、俺トイレ行ってくる、」
その言葉を聞いた時にとてつもない尿意が俺を襲った、
菜々都「ぁぁぁぁ!!あ!!ああああ!やばいやばい!」
兄弟はみんな焦って俺を落ち着かせようとする、
三成「どうしたの!菜々都!落ち着いて」
一太「何を思い出したんだ!」
仁香「ちょっと病院であんま大きい声出さないでよ!」
五字和「ナースコールおすか?!」
菜々都「ごめん、トイレ行きたかった、」
手遅れだった、し、地味に出す時はジンジンする痛みに襲われる、最悪だ、結構ナースコールで看護師をよび、俺はできる限り全力で謝った、
六間「うわぁ、、、そんなことがあったんだ、、」
四夷太「まぁ、一旦これ食べて、、」
兄が買ってきたのはぶどうジュースとチーズパンマンのクリームチーズパン、ホワイトアタックのチョコ、そして俺の大好物のミルクレープだった、俺はそれを一旦口に運び頬張る、幸せが下に流れ込む、
再び目が覚め窓を見ると暗くなっていた、どうやら俺は満腹になり寝てしまったようだった、兄弟達はみんな帰っていた、時計を見ると深夜2時59分であった、
何もすることはないので少しスマホをいじって再び眠りについた、
「ん、、、またか」
まーたここ、現夢に来てしまった、
菜々都「てことはあの人も、、、」
「いるってことだな」
驚いた、気配が全くなかった、というより、後ろに瞬間移動された感覚に近かった、
「間一髪だったな、お前」
菜々都「はい、まぁ生きてたからいいですけど」
「お前のな、なんだった?何とかいんぱくと?あれは少し良かったぞ、使えば最後、筋肉は裂け骨は真っ二つに折れてしまうし血の消費も激しいがその分の火力が出る、」
菜々都「え!!!じゃなんであいつを仕留められなかったんですか!?」
「当たってなかったからだな、」
菜々都「ふぁ?!」
「お前は妄想を見ていた、お前の思う理想、時間を遅くして瞬時に判断し相手に蹴りを入れる、、、、確かに蹴りは入った、、、、、が、、お前は相手に掴まれている状態でな、もちろん当たってなかったし」
菜々都「え、、、?でも!でも!それじゃあなんで自分は生きているんですか?」
「当たってはないがカスリはしたんだよ、それがなかなか、結構深くてな、おそらく肉まで削っただろう、、、、それと同時にとんでもない威力のせい隣の県で発生していた雨が一瞬にして晴れたそうだ」
菜々都「凄い、、、、これすごいですよ!!俺もう無敵じゃないですか!」
バチィィィィん
菜々都「へ、、、?」
ほっぺをぶたれた、、、一瞬のことすぎて何が起こったか理解ができないし、動きが止まって見えた、、、
「お前が無敵?笑わせるな負けてる癖に、何が無敵だ!」
ぐうの音もでない
「明日からみっちり叩き治してやる、覚悟しろ」
菜々都「はっ」
やっぱり夢だと思うがほっぺが痛い、
名前も知らない謎の女性にいきなり修行をしてやると告げられた菜々都、目が覚めるとさっきぶたれた場所が少し痛むことに気がついた
part5〜完〜




