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ゲーム世界に転生したので物語介入を始めます!  作者: 亜土しゅうや
Chapter.0
24/81

第24話 見る分には好き

 ディスティニーブレイブⅡからのレジェンドプレイアブル...エキナ。


 性別...女性

 年齢...秘密

 体重...機密

 好きなもの...肉

 嫌いなもの...おばけ

 得意武器...双剣


 使用武器...[灼熱界][寒冷界]

 ・前作の最高ランク武器


 ・灼熱界...

 攻撃力、80

 切れ味、100(無低下)

 重さ、25

 強度、100(破壊不可)

 属性、火属性

 パッシブ、[獄炎纏][攻撃速度上昇]


 ・寒冷界...

 攻撃力、80

 切れ味、100(無低下)

 重さ、25

 強度、100(破壊不可)

 属性、水属性

 パッシブ、[天氷纏][攻撃速度上昇]


 

 「...気のせいでしょうか。今私の目の前には伝説の武器を両手に持った伝説がいるのですが本当に気のせいですか?夢であると嬉しいのですが。」

 「若人わこうど、臆する事はないさ。私は君がコレを使うに値すると判断したからこうしているんだ。...紛れもない現実だ、喜ぶが良い!」


 いやそれが夢だと思いたかったのです。

 見る分には好きですよ、でも相対するのは嫌なんですはい。あれですよあれ、ナントカハザードの生物兵器のフィギュア、かっこいいけど本物に出会うのは絶対嫌、そう言うのです。


 そしてエキナが見ている私の真の実力とは私がゲームを何周もプレイして培った全シリーズの知識。エキナの使う技は把握こそしているが2と3の間で変わった点は知らない。


 生き抜くなら知識のフル活用とこの肉体のフル活用。

 つまり全力、全力で戦う事だ。


 灼熱界の獄炎は斬った相手に追加ダメージを与え、[物魔防御を低下させる]。

 寒冷界の天氷は斬った相手に追加ダメージを与え、[行動速度を低下させる]。


 やばい、やばいって!!


 「では...行くぞ!!!!」

 「っ!!」


 いきなり大きな炎が飛んできた、

 毒液で多少かき消しなんとか避けれた。


 この戦い方は....!


 「うぉあ!!?」

 「へぇ、コレを完璧に避ける時点で技術はレベル45以上あってもおかしくはないね。」

 

 DEペネトレイター、Double Element...2属性を使い貫く者。伝説の双剣[絶界]を得たエキナが習得した技の一つだ。

 灼熱界で初撃を与え、炎で視界が眩んだ瞬間に寒冷界で貫き炎と氷の2属性ダメージを与える技だ。


 パラパラ....


 「ちっ、気化した毒液凍らされたか。」

 「デイジー家が君の戦い方を知らないと思って?」


 あの時の馬鹿教師の戦いも知っていたか...。

 シンプルに戦うのは自殺行為、シンプルイズデッド。

 

 なら...。


 「思考加速。」

 「!」

 「加速終了、...実行開始。」

 「作戦は決まったようね?」


 剣に毒液を滴らせる。


 「...。」

 「集中モードってやつね、いいねえ乗ってやる!!!」

 

 天氷纏の力で氷の弾丸を作ったか、あれ全体攻撃だから便利...じゃなくて。


 私の気化毒液対策か、距離を取りつつ様子を窺いながら攻めると言ったところか...。


 「ほらほらどうした!避けてばかりじゃ技を上手く使えないよ!」

 「っ!」


 (ふむふむ。聞いてはいたけど彼女、目立つ技が本当に一切使えないのね。初級のファイアボールですら全く使えないほどに。)


 「でやっ!!」

 「お、氷弾の弾道や速度を読めてきたか。良いじゃんいいじゃん!」


 っ!?1発打ち返しただけで行動を変えるのか!


 「DEキャノン!!」

 

 2属性の純粋なエネルギー弾。

 炎が前にある、蒸発させてもすぐに凍る。


 だが...コレでいい。

  

 「それっ!」

 「ん?」


 出来る限り受け流す、今はそれでいい。


 「どりゃあ!!」

 

 エキナがキョトンとしている間に酸毒液を撒き散らす。


 「ふむ、...君程のがわざわざ対策されてる戦法を無闇に使うとは思えない。何か隠しているな、DEレイン!!」


 また遠距離技、魔法はそこそこ程度だから威力は大した事ないがレベル65ともなれば私達程度なら十分怪我する。加減によっては普通に死ねる。


 流石は名家の人間というべきか、無闇に突っ込んでこない。まぁ突っ込まれたら突っ込まれたらで得意な近距離でボコボコにされるがな。


 炎と氷の雨が降り注ぐ、地面は焼けたり凍ったり、どんどん荒れてゆく。


 「っ!」

 

 腕と足に掠った、魔法で痛覚鈍感化させているからまだ動ける。


 「さーてそろそろ、終わりにするよ!!」

 

 って思った側から化け物が動き始めた。

 

 「君の強さはまぁわかった。下手に突撃せず私の技を対処しているだけでも高評価だ。だから君には...上というのをその身に刻んでもらうよ。君のさらなる強さに期待する。」


 剣を構えて動き始めた。


 バキッ


 「へっ?」

 「っ!」


 エキナの足元に亀裂が入った。


 「どぅおおりゃああああ!!!」

 「わぁ!?」


 私は自分の足に付けた糸を全力で引っ張るとエキナの足元が動き、エキナは滑ってバク宙で転んだ。


 今エキナが立っていた場所は私が最初立ってた位置。酸毒を操り地面を溶かし壊していたのだ。加えてさっきの雨で一気に壊れその隙に使えそうな所にバレないよう糸を付けていた。


 あとはエキナがその上に乗り糸引っ張って転ばす。

 ただそれだけだ。地面は今炎と氷で発生した水でびしょびしょだから思ってた以上に上手くいった。


 「貰った!!!」


 近付きはしない、蜘蛛糸を伸ばし拘束を....、


 「...君ってすごいね、発想の違いっていうのかな。」

 「!」

 「でも、単純な強さならまだまだ私が上だよ。」

 「...。」


 バタンッ。


 後ろにはエキナ。

 倒れるサラ。


 「本当にすごい、一瞬…本気マジになったよ。また会いましょ若人わこうど...いや、子猫ちゃん。」

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