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ゲーム世界に転生したので物語介入を始めます!  作者: 亜土しゅうや
Chapter.0
15/81

第15話 打ち合わせなんて無かった

放課後...


 「うぇぇ...なんでこんな所にぃ....?」

 「姉さんのためだよ。早く。」

 

 模擬戦場に姉を引っ張ってくアオイ。

 模擬戦場へ弟に引っ張られるダチュラ。

 

 ガチャッ


 「お待ちしておりました、アオイ先輩、ダチュラ先輩!」

 「へ!?さ、サフラ...さん?」

  (打ち合わせ通り頼みますよ...。)


 打ち合わせ

 1、僕が姉さんを模擬戦場に連れて来る。

 2、サフラさんが姉さんに果し合いを持ちかける。

 3、とにかく戦って姉さんに自信をつけさせる。

 4、姉さんがちゃんと強いって事を自覚させる。


  ((姉さんは気が弱いから最初は優しくして欲しいけど、重要なのは効率だ。段取り良く姉さんに自信を付けさせてくれ。))

  ((了解です!))


  (さて...姉さん自信付け作戦、開始だ!)


 私はニッコニコ笑顔から...


 「第一学年生演劇部所属、十聖が一角サフラ・アコニリン!ダチュラ先輩を...、」


 ギロッと


 「ぶっ潰しに来ました。」


 悪魔のようなパッチリ三白眼で睨む。


 「ひぇーーーーーーッ!?」

  (二言目で圧掛けやがったーーーーーーッ!!?)

 

 私は早速剣を抜き刃をダチュラ先輩に向ける。

 これで良いんだよね?

 スパルタ速攻教育という効率の良い方法!


 (待て待て待てーーーい!!!)

 「ん?」

  (姉さん怯えさせてどうすんだよ!?)

 「あ。」


 ...肝心なの忘れてた。


  (やべって顔している場合じゃないよ!?打ち合わせぶっ飛んだよ!?)


 うーむ...セリフの選択肢間違えたなこれ。

 ただでさえパラレルストーリーなのにとんだ斜め方向に進むなこれ。

 

   先輩と手合わせしたいです!

▶︎ 先輩ぶっ潰す、下剋上じゃあ!!


 「ひっひ.....。」

 「いや...あの...ダチュラ先輩?」


 まずい...やらかしたかも。


 「...下剋上...出すような....。」

 「「ん?」」


 あれ、様子がおかしい。

 もしかしてこれ.....。


 「出すような...悪い子は....!!」

 「あ、やべ。」

 「私....怒ります!!!!!」

 ((怒ったーーーーーーーーーッ!!?))

 「...怒るのも勝手だ、私ゃなぁそんなオドオドした先輩に居られると困るって思ってんだよぉ。そんなままじゃ肝心な時大切な誰かさんをよぉ...!!!」


 バシュッ!!


 「....え?」

 「失っちゃうよ?」


 酸毒液の弾丸(実行犯 シア)をアオイ先輩に向けて外れる様撃った。あ、当然掠りもさせて無いよ?危ないから。


 「....貴様ああああーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

  (逆鱗触れやがったあああーーーーーーーッ!?)

  (こうした方がより感情的になれるでしょ!?)

  (なりすぎだよ!?)

 「私は....弱くなんか無い!!!!!」


 模擬戦場に植物が生え始める。

 そういえば空間魔法が得意だって言うのに制服は植物の様な不思議な模様...不思議な模様?

 

 まさか...両方得意....?


 「緑の刃よ、敵を斬り裂け!!!」


 浮遊魔法で刃の様に薄い葉っぱを浮かしこちらに飛ばして来た!?いやもうこれ◯っぱカッターだ、カッターだよね!?

 畜生人生初のリアルサブクエストは炎タイプで行けってかよ!!


 「のわぁ!?」

  (サフラさーん!?)

 「あっぶねぇ....なんだよあれ、模擬戦場の人形を破壊したぞあの葉っぱ!?」

 「...次は逃がさない。緑よ、敵を貫け!!」

 「今度は槍に!?」

 

 なんだよこれ!?


 いやそもそも攻略本代わりになるかと思って見てた教科書に載ってた、そもそもこれは土属性魔法の一種である植物魔法。

 加えて光と闇属性にある程度適正ないと使えない空間魔法。


 今ダチュラはその両方を駆使し戦っている。

 本人は私が弟傷つけようとしてプッチンした事で一気に力を解放したんだ、だが本人の誰かを大切にする気持ちがフルパワーにさせるのを避けている!


 このサブクエストで重要なのはダチュラ先輩に力を自覚させる事!!自分を信じるから自信って書くんだよ!先輩はネガティブ思考、なら現実見せてやるまでじゃあああ!!!


 「草にはなぁ...毒だああああ!!!」


 迫る植物を酸毒液で一層。

 

 「あ...ああ...。」

 「酸ってのはさぁ、植物も金属も生き物も腐食させんだよ、せーんぱい。」

 「...空間魔法[インパクト]!!!」

 「!!」


 うっげ、ノックバックの来る嫌な技インパクト!

 やっぱり覚えてやがったな!!


 「空間魔法[重力増加]!!」

 「うぎっ!?」

 「空間魔法[インパクト]。」

 「がぁっ!?」

  (サフラさん!!)

 「悪い子は...お仕置きだよ...。」

  (やばい、効率重視し過ぎて姉さん色々リミッター外してるって!!)


 アオイ先輩はダチュラ先輩を必死に呼びかけている。

 しかしその声は届いていない。


 「空間魔法[転移]!!!!」

 「「どぅええ!?」」

 「どぅおおるあああああ!!!」

 「ぐぇふ!?」


 身動き取れない所で転移による不意打ちキックをモロ腹部に食らってしまった。ってかなんだこの脚力!?


 「あ..あが...!?」

 「空間魔法...、」

 「待て待て待てー!!!」

 「!」


 流石に止めに入るアオイ先輩。


 「ちょっ、先輩!!」

 「止まれ姉さん!!一回止まれ!!これ他の生徒だったら死んでるよ、サフラさんじゃなかったら人殺してるよ!!!」

 「っ!!」


 アオイ先輩の言う通り、こっちが回復魔法[ヒール]を覚えてなきゃやばかったぞ。一応他の魔法と武法も使ってたけど...。


 「姉さん!!!」

 「...悪い子...邪魔する人...貴方も悪い子?」

 「...サフラさん、今の姉さんは僕の知ってる姉さんじゃない様です。やばいです。」

 「...だな。」

 「お仕置きだあああああああ!!!!」


 選択肢の間違いの先に待ち受けていたのは地獄でした。

 ヘルモード突入。

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