61話:よりにもよって
私とアルガとリリーナは、リヴィスとリズアがいる
部屋へと戻った。
―
ユナ「…ただいま〜…。」
リズア「!戻ってきましたよ!」
リヴィス「!…」
アルガ「…ふぁぁ〜っ……寝みぃ」
ユナは、アルガが言った「寝みぃ」という言葉に反応し、
「そういえば今、お昼だったっけ?」
とアルガが吸血鬼で、夜行性だと
言うことを思い出す。
アルガ「…(部屋戻って早く寝よ。)」
アルガは、ふぁぁっ と、あくびをしながら
部屋から出ようとした。
―すると、
リヴィス「おい、アルガ。」
リヴィスがアルガの肩を掴み、部屋を出ようとしていたアルガをリヴィスは止めた。
アルガ「ハ、ハイ…(ギクッ」
今、[眠いから部屋へ戻ろう]としていたアルガ。
…実は、目的は”寝ること”だけではなかった。
それは、、、、
”リヴィスの説教”から逃げる事だったのだ。
しかし、アルガは”リヴィスの説教”が長いことを知っていることもあり、走って逃げようとする。
が、
リヴィスは、そんなアルガを[スっ]と捕まえてしまう。
リヴィス「お前ってやつは……人が話そうとした瞬間に…何逃げてんだ!」
ゴツンッッッ!!!!
派手な「ゴツンッッッ!!!!」という音が鳴り、
アルガが涙目になり叫ぶ。
アルガ「い゛っでぇぇぇぇぇ!!!!(涙)」
アルガの頭に綺麗なたんこぶ がリヴィスによって作られ、アルガは説教から逃げることが出来ず
リヴィスに引きづられながら
別の部屋に移動し、数秒後、リヴィスの説教であろう声が部屋から聞こえてくる。
―そして、この気まずい空気に残された3人は、
無言になってしまう。
―すると、1分程経った頃にリズアがユナに話しかけた。
リズア「、、えっと……ユナさんって、僕の実家に行くことって……」
リズアの質問のおかげで、少し場の空気が軽くなり
ユナとリリーナは、リズアに感謝する。
ユナ「さっき、リリーナに聞いたから大丈夫!」
リズア「!………そうでしたか!」
ユナ「…あ、!…ちなみに実家ってどこなの?」
私は話の流れで、リズアに実家の場所を聞いた。
リズア「あ……えっと…………実は…」
リズアは少し申し訳なさそうな表情をし話を続けだした。
リズア「えっと…僕の実家、東の方にあるアスリス国の、城下町のタイルージュ₩にあるんです…!」
※₩=区、市
要約:世界共通の記号。
ユナ「………………?!」
ユナ「アスリス国?!」
ユナが現在、焦っている理由。
それは、、、
ユナと8つ離れた幼馴染み。
アスリス国 王子の
アーシス=グランデ
に、遭遇してしまうかもしれないという事と
タイルージュ₩がアリアス国の城に1番近い”城下町”だからだ。
ユナ「(……っ!!…なんで……!)」
ユナ「(なんで……!よりにもよって、あのアリアス国なんだァァァァァァァァァ!!!!泣)」
―と、心の中で泣き叫んだユナなのであった。
……To be continued




