3話:やってやろうじゃないの?!
ユナ「な、なんで私が冒険者に?!」
ユナ「(私って、王女だったよね?!普通、王女って「跡継ぎ」になるんじゃないのぉぉぉ?!泣)」
いきなりのことで、ユナは慌てつつアデンに問う。
アデン「実はだな……」
アデンによると、この国。ロデス=アデンは世界一大きい国と言ったものの、世界で最も魔王軍を退治する「冒険者」が少ない国で、現在ロデス=アデンは"魔王軍に支配されてしまう"という状態で"国の危機"に襲われている。
―らしい…
…が、実際 私もこの事は把握していて「そろそろ、冒険者を雇うんだろう」と予想していたのだ。
しかし、その"冒険者"にまさか自分が来るとは思ってもおらず私は頭の整理が追いつかなくなり、アデンに問う。
ユナ「でも……なんで私が?」
アデン「ユナは、魔法学校の学歴史上初の成績をとっておるだろ?」
ユナ「ヴッ」
実は、ユナ=メレノン。
前世だった頃「毎日登校して、授業をしているにもかかわらず成績が毎年1か2。よく頑張ったとしても3」という結果である意味、"歴史上最高"の成績だったが、この異世界に来てからというもの、魔法学校では学年TOP。更に魔法学校歴史上最高の学歴で、誰もが羨む「優等生」だったのだ。
ユナ「(めちゃめちゃ調子乗ってたァァァ泣)」
自分が"優等生"と言われ、今まで"アホで問題児"だったユナには、
新鮮で嬉しくいつの間にか、学年・学歴TOPの優等生になってしまった自分を攻めるユナ。
ーすると
アデン「……!お願いだ!!ユナ!」
と、アデンは土下座をしユナに頼んだ。
ユナ「お、お父様ァァァ?!」
ユナ「(どうしよう……この世界では超楽園生活を送ろうと思っていたのに……泣)」
現在のユナだが、中身は中身。前世のユナなので考えは見ての通り"アホ丸出し"なのだ。
…そんな、ユナが冒険者なんぞの、理想の生活とは真逆の事を承けるはずも無く、
ユナ「(…よし、断ろう!)」
と、あっけなく決断しユナは、アデンに答えた。
ユナ「わかりました。」
アデン「?!」
アデンはキラキラした目で、いかにも”私が冒険者になるという決断をした”かの様な目で私を見つめ、私は断りにくくなる。
ユナ「ヴッ」
ユナ「(わざと?!わざとなの?!その目はァァ?!)」
ユナ「…わ、!……………私、!」
ユナ「冒険者になりますぅぅぅ!!!!泣」
やけくそになりながら、ユナはアデンに言い放った。
アデン「……!本当か!!!!泣」
アデンは、芸能人を見た女子高生のテンションでユナを褒めた始め、その隣で撃沈しているユナであった。
……To be continued




