ハッカと小説──どちらが好きですか?
人生=白紙の原稿用紙。努力しなければ絶対に埋まらない。そんな信念を胸に、努力のすべてを小説を書くことだけに向けて早五年。なんとか小説投稿サイトで少しずつ有名になり始めた俺に、誘いの声がかかった。
「『ラノベ研究会』に入らないか?」
この世で二人しかいない友達の一人、前田匠(まえだたくみ)からの誘いを断れるわけもなく、俺はラノベ研究会へ入部することに。勿論興味があるのは小説のみ。そんな中、
「ハッカは好きですか?それとも、小説だけにしか目が行きませんか?」
こんなことを言う奴は一人しかいない。学校一の美少女で、この世で一番ハッカを愛している後輩の白初香(つくもはつか)だけだ。挙げ句の果てには、
「先輩は努力ができない人なんですね」
だと!?いいだろう。思い知らせてやるよ。俺は小説と同じ位、『ハッカ』を愛してやるよ!
「『ラノベ研究会』に入らないか?」
この世で二人しかいない友達の一人、前田匠(まえだたくみ)からの誘いを断れるわけもなく、俺はラノベ研究会へ入部することに。勿論興味があるのは小説のみ。そんな中、
「ハッカは好きですか?それとも、小説だけにしか目が行きませんか?」
こんなことを言う奴は一人しかいない。学校一の美少女で、この世で一番ハッカを愛している後輩の白初香(つくもはつか)だけだ。挙げ句の果てには、
「先輩は努力ができない人なんですね」
だと!?いいだろう。思い知らせてやるよ。俺は小説と同じ位、『ハッカ』を愛してやるよ!