プロローグ
初投稿でも至らぬ点がありますがよろしくお願いします。
「ここはどこだ?」
そこは見たことのない世界
周辺には薄気味悪い霧が立ち込め
気味が悪い木が生い茂っている
「本当になんなんだ。思い出せない」
ここに来た瞬間の記憶が飛んでいる。
意味がわからなかった。
最後に残っている記憶は、誰かに剣で切られている
記憶?
「俺の名前は.....いや、思い出せねぇな」
そう考えていると、ひとつの声が聞こえてきた。
???「やっと起きたのね」
その綺麗な声は俺の頭の中に響いた。
この声は前に一瞬だけ聞いたことがある。ここに来る前に一瞬だけ、だけそれも思い出せないけど
不思議な気分になりながら俺はこう言った
和也「お前は誰だ?」
そう怒りを込めて言った。
???「まぁそんなに怒らないで、ちょっと説明しに来ただけだから」
「説明?」
???「そうよ この世界について説明しなきゃいけないでしょう」
「それだったら、はやくしてくれ」
???「まず、この世界はあなたのいた世界と違う世界。そこは分かる?」
「そんなの、周りを見ればわかるよ」
和也は呆れた声で言った。自分はどこまで馬鹿にされてるんだ。
???「ここは幻想郷 全てを受け入れる世界よ。」
紫「私はここの管理者八雲紫よ。よろしく」
「へぇー」
紫「え? 興味ないの?」
和也「だって、別に元の世界に帰るんだから覚える必要もないと思うんだけど」
紫「そうなの?でもあなた帰れないわよ。」
和也「そうなんだーってえぇー!」
俺はびっくりして聞いた
和也「なんで!?」
紫「あなた記憶ないの?あなたは元の世界で死んだのよ」
「...そうか俺は死んだのか」
俺はいきなり、あなたは死んでいる宣告をされたにも関わらず、妙に気持ちは落ち着いていた。そして一つの疑問が浮かび上がった。
「それならなんでここで生きてるんだ」
「俺は幽霊なのか?」
紫「いや違うわ」
紫「実際元の世界で死にそうになっていたあなたを私が助けたの」
紫は褒めてもらいたそうに、少し笑顔で俺にそう答えた。
「なんで助けたんだ?」
紫「スルーなのね……。とりあえずその理由はお預けにしとくわ」
「なんでだよ!教えてくれてもいいじゃないか」
紫は不気味な笑みを浮かべて和也を見た。
紫「あ、そうそうこれは私からのプレゼントよ」
そう言って手渡されたは黒い剣だった。
和也「これは?」
紫「これは、あなたが元の世界で使ってたものよ」
まぁありがとうとは言わないでおこう。こいつ気に食わないし、元々自分のらしいから
和也「でも、これからどうしよう」
紫が優しい声で言った。
紫「大丈夫心配しないで」
和也「それってどういう...」
その瞬間和也の下にスキマが現れた。
和也はスキマの中に吸い込まれる
和也「うぁーーー!!なんじゃこりゃーーー!!?」
紫「頑張ってねー、和也くん」
そうして和也は下に落ちていった