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詩集

廻りゆく世界

作者: 杠 夜朱

真白なる銀雪をみて わたしは世界の冷酷さを知った

踊り舞う桜花をみて わたしは世界の厳酷さを知った

照り輝く蒼海をみて わたしは世界の残酷さを知った

枯れ果つ巨木をみて わたしは世界の酷薄さを知った


それでも世界は無慈悲に廻りつづける

それが己が宿命さだめというように

それが存在理由うんめいというように


幾人も、幾人も、その手のひらから零しつつ

手の中にあるものを慈しむこともせず

くるくると廻りつづける


ああ、世界よ

貴方の非情さに耐えられず、貴方の手から零れ落ちてしまった

わたしは、どうすればよいのだろうか


わたしに、未来さきはあるのだろうか

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― 新着の感想 ―
[一言] 残酷な世界に未来はない
2015/01/22 16:10 退会済み
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