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グループは嫌いなんです

 砦に帰ると、ネズミのカードを渡した。



 「お前たちの中にカード化の魔法を使える奴が居るのか?」



 「「「「「サー!」」」」



 「誰が使えるんだ??」



 「サー、自分が使えます」



 「そうか、良く分かった。クズども、今日はゆっくり休め」



 「「「「「サー」」」」」



 基礎訓練の3ヶ月を終えたおかげが、奴隷の首輪の制限が色々緩くなった。



 仲間とも、普通の会話が出来るようになり、前のように、訓練に関係する事しか喋れ無いと言う事は無くなった。



 俺たはクズ以外では番号で呼ばれている。因みに俺は3番で、1番は地球にいた頃の俺には及ば無いが。



かなりのゴリマッチョで一番強い、要するに番号は強さの順と言う訳だだ。



 2番と4番は特に特長の無いやつでまだ良く分から無い。



 5番は、一番の兄でチビで弱い、こんな感じだ。



 そして、自由に歩ける様になり分かった事だが。



 ここは古い要塞の一部分みたいで、後方には、高い崖があり要塞内いは、居住区を除いてトラップが仕掛けられて要る、居住区を砦と呼び区分けをしているようだ。



 守りには適した場所ようだ。



 人数は不明だが居住区のサイズから、最大で50人、最小人数は20人位だろう。



 要塞の外は森で、この辺りは弱いモンスターが多い。



 

 現時点では、奴隷の首輪をどうにか出来たとしても、戦うのは無謀と言う訳だ、逃げるなら要塞の外に行った時だろう。



 次いで言うと魔力操作を覚えた俺は強くなれそうだ、この能力は取って正解だった。



 身体能力を魔力で補助したり、剣や盾の性能も上げる事が出来るし。



 更に魔力を直接ぶつける事も可能だ、威力は弱いが、練習したら色々と使えると思う。



 因みに、生活魔法にオートマップと言うのが有り、レベル2から使えレベル3になるとトラップやモンスターや仲間(人間)の位置が分かる。



 モンスターや仲間は、ある程度の距離に入ると自動で感知出来るので便利だ。


 

 隠密の様なスキルがあれば感知出来ないのだろから、頼り過ぎるのは行けないが、少なくとも地図として優秀だ。



 逃げる時に使える様に、森の中も色々歩いておきたい。



 などと考えていたら、2番と1番が話しかけてきた。



 2番の話しでは、この辺りのモンスターなら、2人でも十分な戦力なので1番のグループと2番のグループに分け、俺がどちらに入るかで揉めたみたいだ。



 正直まだソロは辛いが今回の戦いで無理では無いと思っている。



 グループに入るメリットは、安全と今後何らかの嫌がらせを受ける可能性が少ないと言う事か。


 逆にデメリットは、自由に能力の確認などが出来ない、脱走の邪魔になりかねないと言うとこか。



 俺を入れるメリットは戦力だけじゃ無い、カード化を使えばモンスターを運ぶのは凄く楽だ。



 モンスターを自力で運ぶなら、一匹が限界だろう、行動範囲も狭くなる。



 正直グループとかウザイんだが………



 戦力で考えると、1番が抜きん出て強い、2~4番は大体同じ位だ、5番は弱い。



 ここは、日本人らしく結論を先延ばしにした。



 明日は、1番のグループと狩りに行き、次は2番のグループと狩りをして、最後はソロで狩りをしてから、結論を出す事になった。



 2日でレベルをしっかり上げればソロでやれると言う思惑も有るのだ。


文書の量てどの位が適当かな?

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