属性魔法はどの魔法に?
本日から、属性魔法の習得が始った。
「いいかい? 魔法使いにも色々とタイプがあるが、私の弟子になったからにわ、ある程度のバランスと得意な魔法を一つ作るんだよ、いいね」
一点集中タイプの魔法使いでは、苦手なタイプに弱過ぎる。
だからと言って器用貧乏の魔法使いにならないために、ある程度魔法の種類を絞り込んで覚え、その中から得意な魔法を作ると言うことらしい。
火、風、氷、土の魔法にまずはがバランスがいい、光や闇、雷や水などから、一つくらいは入れ替えるのも手だ。
苦手を無くすのは、勉強と同じである。
最低限赤点をとらないで得意な教科で点を稼ぐて事だ。
魔法の特徴だが火の魔法は攻撃力が高く最も多く使用者が居る。
雷の魔法は、威力も高く、攻撃スピードや範囲の拡大が得意な魔法で強力なのだが、覚えられる者は少数しか居ない、また防御が最も難しい魔法である。
氷の魔法は、威力は下がるが火の魔法が使え無い場所でも使える。
水の魔法も同様だが、むしろ薬などを作るなど攻撃以外での使用になる。
風の魔法は、攻撃の速さと鋭さ、そして何より空を箒や絨毯或いはマントで飛びだいなら必要になる魔法だ、金斗雲を憑依させて空を飛ぶのだ。
土魔法は防御力が高く錬金術を使うのに必要になる魔法でお師匠様の得意な魔法だ。
この他に、回復魔法は覚えられるなら覚えろとのこと。
お師匠様は、エルフなのでその長い寿命を活かして全ての魔法を習得しているらしい。
本当、長生きはするもんだね。
色々考えたが、風の魔法を一番最初に覚える事にした。
将来的には、火の魔法をメインにするが、やっは空を飛ぶのは、ロマンでしょ。
本当は雷も捨てがたいが、火と風の魔法の相性を考えると余裕が出来るまで雷の魔法は、涙を飲んで我慢する事にした。
スキルポイント5を使い風魔法レベル1とステータスポイント5を魔力圧と知力に入れた。
今のステータスはこんな感じだ
名前そらの つばさ
職業 魔女の弟子
年齢15
性別♂
レベル5
生命力30/30
魔力量85
力10
物理攻撃力7
物理防御8
速さ9
魔力圧15
知力11
魔法攻撃力55
魔法防御力44
スキル
生活魔法レベル3
魔力操作レベル1
高速思考レベル1
高速詠唱レベル1
思考分離レベル1
風魔法レベル1
体術レベル1
剣術レベル1
装備品
奴隷の剣
奴隷の盾
普通の服
普通の靴
スキルポイント13
スキルポイントで魔法をとるのはズルイ気がするが、自力で覚えるのは出来そうに無かったのだ。
早速風魔法を試す。しっかりとイメージを創る。
手から出た魔力が形をなし、白銀に輝く狼になって的を切り裂いた。
と言う事は無く、単に小さな竜巻が的を切り裂いただけだった。
「凄いじゃないかい、モンスターが使う様な単純な魔法とは言え出来ているよ、後はイメージした形が出来ればいいだけよ、しばらく頑張りなさい」
しばらくと言っても魔力は限られている、一回一回を大切に使ったつもりだが、直ぐに魔力が無くなり気絶していた。
エミリーさんがファミリールームへ運んでくれた様なのでお礼に行った。
「エミリーさん、先ほどは助けてくれてありがとうございます」
「改まった言い方しないでもいいんですよ。私がお姉さんなんですからね、たたありがとうて言えば十分なのよ」と優しく言ってくれた。
魔力も無くなったので家の手伝いをする事になった。
お手伝いと言っても、エミリーさんと近くの村まで買い出しに行くだけなのだが、何かデート見たいで嬉しい。
魔女の家から歩いて15分程行くと魔法使いの村が有った。
凄く美しい村で、壁は白い土で出来ていて、黒く焼いた木の柱がまるで模様になっている。
イギリスのチェスターにある旧市街ザ.クロスの商店街ザ・ロウズの建物の様な雰囲気と言えば分かりやすいだろうか?
いわゆるチェダー様式の建物の中でも洗練された家や店が大通りだけとは言え並んでいるのだ。
「お師匠様の店も昔はこの商店街に有ったのよ」
「こんな所に店を出せるなんて凄いですね」
「そうよねー、灰色の商売が原因で今は街外れに住んでいるけど、勇者と一緒に魔王を倒した魔法使いなのよ」
「聞き逃しが出来ない情報をサラリと言わないで下さいよ」
「灰色の商売とか魔王とか」
「勇者と一緒に魔王を倒した話しは有名だけど、お師匠様はその話しをしたがらないのよ」
「凄く聞いてみたいですよね」
「そうね、絵本にも出て来て憧れる人も多いわよ」
「灰色の商売は、お師匠様は灰色て言うけど、私的には完全な黒ね」
「そちらの話しは、余り聞かない方が良さそうですね」
「そうよ、悪人からしか灰色の商売はしないらしいけどね」
「それで、変身の魔法で姿を変えてたんですか?」
「多分そうよ」
買い出しは、俺のための衣服や生活用品がほとんどで、後は食材ぐらいだった。
切ないほど感謝の気持ちで一杯になった。
お金を稼げる様になったら、必ずお礼をすると心に誓った。
こんな風に思えたのは、何故か両親の事を思い出したからかも知れない。




