第一話・変幻異形
※法律条項等の注意事項は最後の『ep.13国家異形管理院 特例法適応・補助条項』の後書きにより明記してます
※これにより物語上の法律の描写は無いですが簡単に説明したりしてます。飽くまで世界観の設定上なので注意を受けても反映される事は有りません
咳き込み床に伏せる。体か弱く……それでいて動けそうにもない。そんな日が続く。村人の人も優しくてそんな生活が好きだった
だけどその日は一段と咳き込み、寝転がり眠っていた。しんどく朦朧とした意識の中で違和感を感じてその方向へと見ると……蛇に似た何かが存在していた。だけど……疲れていて、幻覚を見てるような感覚……だから夢なの中だと思い込み手を伸ばして触れる
少しヌメっとした感じで厳格と思い込んで自分の言葉を吐露していく。生きたかった事、自由になりたい事……全てをぶつける様に……話していた。全てを吐き出してスッキリして横になろうとした時に
『生きたいか?。自由になりたいか?。なら……私を受け入れろ……そしたら全て叶えてやる』
そう言われる。困惑したが……夢、幻覚なら……叶えられるのなら……私は……
「良いよ……」
それだけ答えると蛇は向かってきて意識は途切れる……次にゆっくりと目を開けると体の調子が良かった。下着に違和感を感じて触れると湿っていて……困惑したけど初めてだったから嬉しくもあり、その日は珍しく家から出た
そんな日が続き、時折意識が途絶えて……使ってない部屋を避けながら生活を。トイレに行く回数も増えて……無理してるのだと実感して……ゆっくりと落ち着いて過ごす事に……
ただ、その日は……意識が朦朧として……排泄が止まらなくなり……フラフラと頭を揺らしていた……自分でも分からない感覚へと堕ちていて、お腹を抑えたり頭を抑えたり……長く伸びた髪が乱れていて汗ばんでいて……
死の実感を感じていた。最後に楽しくさせてもらった……あの夢がそう願ってくれたのだと……私はゆっくりと目を瞑って手放した
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呼吸が乱れ、お漏らしを含む排泄をしてゆっくりと不要な機能を停止させていく。体の休眠や日常を利用して……自分の体に……
『……何で……』
体を支配し操る身体……彼女は気付いてないのに涙を流していた。こんな感覚が初めてだった。彼女自ら頼んで寄生して把握してるのに……
昔から生きて宿主を変えて寄生して来た私にとっては変わらない……と思っていたのに……姿見では寄生先の彼女の姿。儚げで容姿端麗、大和撫子で綺麗な美人……寄生先で覚えた表現を使っても表せないくらいの美少女……
私はこの子に惚れて望んで選んだ。初めからそうするつもりで……彼女の同意を無理矢理得て自分のモノにする為に……でも、違う……寄生虫となった私の瞳……結膜は淀んだ黒、角膜は金色、虹彩濃紫、同行は濁赤、瞳奥には無数の文字がリング状に回っていて……私の瞳を表していた
そんな子の瞳が余計に美少女で儚げさを……見た目の改造をしようと思ったけど……手を着いて、姿見で手を着けて少しだけ悲しげな表情を浮かべていた……自分でしてるのに……それすらも……彼女の意志のかのように……
だから……予定していた行動を止めた。そのまま彼女の姿を利用する事にした。その為の準備の為に……私は寄生によって起きた排泄衣服の乱れを直して眠る事に……彼女には私の命令を受け入れて……自然と行動するように……夜になると私が動けるように……そう洗脳して彼女を娶るために……
夜になると彼女は洗脳で命令を受けた姿になっていて、姿見の前で私が現れて私となってる姿を確認してから……彼女が行かないように洗脳した部屋へと
彼女の体内では常に卵を生み出し、寄生虫を生み出してる。その排泄の為にかがみ込んで産み落とす。彼女の尊厳はこの時だけ……押し殺して
村を見て周り、人数と女性……彼女をもっと長く生かし、更に人に好かれてるのを利用する為に……この性格も擬態と私が得るために……全てを把握する為に行動を
こうして彼女の願いを叶えつつ行動を進めて行った
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ゆっくりと目を開ける。姿見が有り瞳は完全に私の目になり、彼女は私に残す形で死んでる。ゆっくりと起き上がり、抑えていた彼女の成長を早めて、髪は伸ばして白と黒のメッシュで先になるに連れて白く変化
彼女の尊厳を保ちたいから産卵を終えて、服を整える。彼女と混じり彼女の全てになった私は自分の手を見て少しだけ微笑み……彼女としての性格を私の性格へと書き換えた
彼女になる為に私の今まで奥底に沈め、行動を。仕込み終えて集まってる場所に向かう前に村長の娘で私が優しくしていた女性が居て、頬を撫でる
取り込むには勿体ないから……彼女を私の能力の一部として利用して……全て私になるように。しゃがみ込み、膝を抱え、女の子らしい感じで彼女に寄生虫を口から優しく入れて変化を開始させた
彼女は寝転がり震えながら変わっていくのを確認してから向かう。体が軽やかで病弱だった部分に私が寄生して制御。だからこそだった。ただ、少し感覚がまだ抑えれてないから……下着は見せる感じで……この時代に未来で見た下着を履いて……
村中の女性が居る家の中へと入る。崩れたりと、寄生虫に変化していて、その中でも欲しいもの……体は不要なものを全て出し切って空っぽだから……この女性達を使って新しく中身を……私と大切なこの体に入れていく。生殖機能は……私に必要ないけど……彼女の子宮とかの保管場所は欲しい
だから、体に合わせて健康な臓器を寄生虫使って再現して体内へと保管していく。やがて座りながら体の調整を終えて……病弱だったからが健康体に。外見の醜い部分も全て直して、彼女の為に病気を完治させた。残りは寄生虫へと変化させて体内へと納めた
化物体になるにはまだまだ時間は必要だし……彼女の尊厳を考えて暫くは時間を置く事にして、一人の女性に目をやった。髪がこの時代では珍しく地面まで伸ばしていた
多分……この体と同じだったか……闇の部分か……彼女に触れて能力の使用で村長の娘の元に。彼女を素体に融合するように命令して彼女は歩いて向かっていく
それを見届けるのと同時にお腹の音が鳴る。少しだけ抑えて、空腹の感覚が伝わってきて、彼女に成り代わるために要素を付けたが……少し後悔しつつ、長く食べなくて済むように大量に食べる事に
だから、男性が集められた部屋で、寄生虫によりバラバラになって整理されていて、少しだけ彼女の感覚で気持ち悪くなるが、食事をする為にゆっくりと食べ始める
吐き気もして人間の感覚が常に私の中で起きていて不思議な感覚と……ようやく人間としての振る舞いが出来ると喜びつつ食べていく
食事中に私の性格を反映させたいが……彼女の為に彼女の性格が私であるように自己洗脳して、優しさを含めた人当たりのいい性格に。ただ、やっぱりと言うべきか……更に気分が悪くなる
「人間体を決めたのが……尽きかな……」
血を垂らして、着ている衣服を染めてそう呟く。食事も通らなくなり……残りは保管の形で置く事に。そのまま家を出て外を見る
綺麗な月で雲一つなく、私は彼女として生まれ変わり、彼女は新しく私を受け入れた器になり完全に生まれ変わる
村の壊滅はさせてしまったし、偽装をする為に寄生虫を身体中から出して再現して、私は家へと戻る事にした
そのまま数ヶ月は変容し続けてる彼女を見つつ普通に過ごした。勿論偽装してる訳で、村に来る人は全て偽装した村人で処理を。行方不明とかの話出るのも困るから常に寄生もなにも持たない人間を返したりして過ごす
近くの街に行くのは今度にして、今はこの平和を彼女の思いの為に数年と過ごす事にした
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数年後に私は行動を起こす為に先ずは世話として任せていた女性の元に。髪が黒髪ロングストレートで床まで伸び切り、和服に骨の尻尾を中から生やして、見た目は人間の子に。名前を『神崎伽耶』と付けた
私の全ての模倣する様にしてる為に街に行く時とか全てを任せて情報を集めつつ寄生虫を設置したりして貰っていた
近くの街は影響が無さそうだから支配する事に。彼女は私の前に座る。勿論……座り方は楽なのか足を広げた感じで、尻尾も大きく出して揺らしていて私の膝に甘えるように寄り添っていた
「ご主人様……準備は終えてます」
優しく撫でて彼女の頭に触れて眠る様に命令して彼女が眠ったのを見て、私は着ていた服を脱いで下着姿へ
未来で見ている衣服に化け物体へと変化する為に変えていく。勿論……完全顕現はしないで人間体のまま化け物の変容に留めて……
骨の尻尾が2本生えて、黒の上下の下着姿で、ワンピースを羽織りボタンを腰まで止めてローブを腰に巻き、髪も床まで伸ばし、彼女の姿を残した状態に、帯が鎖骨から数本と生えて、羽も6枚、2枚は翼として、4枚は私の周りを漂いガード出来るように……手足も獣のように爪が生え手装甲の骨が覆っていた
私は姿見で自分の姿を見て、彼女の姿が残ってる事に安堵してそのまま向かう。能力はフルで使用せずにただ、発動する為の動作のみでそれを見るだけに
街は炎の海で包まれていて、私は腰掛けて眺める。初めて歴史に手を加え、引き起こした災害。やっぱり優しさが私を留めてしまう為に涙を流し、心も弱くなってしまう
もうすぐ……年齢が数万年と達して強くなったつもりだったけど……彼女の模倣を私にした為にこの出来事が辛くなり、街へと降りた
女性は私が通る度に寄生虫へと変えて私の体内へと、男性は寄生虫となってる女性が飲み込み保管、街を私は支配し空間へと。歴史改変で無かった事にして
私は一つの現象をやり遂げた。それと同時にお腹を抑えた。排泄がしたくなり、家に戻り眷属を起こして後処理を任せ、私はトイレに
ただ、彼女の姿に戻って……彼女が好きで模倣してる為に止まってしまい、そのまま排泄して垂れ流してしまう。それを見て頭を抑えて
「……やっぱり人間は不自由……でも、それもいいのかな……」
そう思いながら後処理をしてまた、平和な時間を過ごす事にした。私や彼女の時間だけとして、この村が朽ちるまでの間に……




