表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/20

二章 第二話 鷄

すいませんでしたーー!!

俺はアニメを見終わり部屋に戻る前にとトイレに向かった、するとリビングで冷花が勉強していた

「まだゲームしてたの」

冷花は俺の方を見て睨みつけそう言った

「お前に関係ないだろ」

「ないんだけど、毎日毎日毎日ずっとゲームじゃん、そのせいでパパやママに見捨てられたんだよ、変わろうとしないの?」

「変わる気はないな、勉強もしなくても赤点はとらないし」

「うざっ!何それマウント」

「そう捉えるんだったらいいんじゃね、お前と話すことないしもういくは」

「私もあんたみたいなくそアニに用なんてないから私の前から早く消えて」

相変わらず仲が悪い2人だった

ベルトはトイレにいき部屋に戻った

その頃リビングでいた冷花はこう呟いていた

「なんで変わってくれないのよ、変わってくれたらパパもママも戻ってきていい言ってたのに、あのバカアニ、また前の関係に戻りたいよお兄ちゃん」

1人寂しそうに呟いていた

そんなことも知らずにベルトは寝た


「はよ〜ばあちゃん」

「おはよ」

冷花いなかった

「当夜、またレイちゃんと喧嘩してたでしょ」

「いやあいつが、いや別にいいや、ごめんなさい」

「それでよろしい、あんたも根は真面目なんだけどね、何があって今になったんだろね」

「知らね」

俺はおばあちゃん怒られながらご飯を食べ部屋に戻りゲームをした


今日から夏休みだから人が多いなと思いながらから街を歩いていると知り合いを見つけたが物陰に隠れた

あれはステラか、隣にいるのは男だな、あれが噂の友達か、イケメンだと思いながら俺は2人についていったが途中でバレた

「あれ、ベルトくんじゃんこんなところでどうしたの、まさか私たちを見つけてつけてたとか」

「イヤ、ベツニグウゼンダヨ」

「嘘がバレバレだよ」

「ベツニ」

「なに、コイツステラの知り合い、付き纏われていて困ってるならヤルよ」

「ちがうよ、マナちゃん」

「マナちゃん?」

「はっ!ごめんマナちゃくん」

「もう無理でしょ」

「ごめ〜ん、ベルトくんちょっと場所移動しよ」


俺たちは場所を移動しカフェにきていた

「ううん、改めてこの子マナちゃんです」

「どうもマナです、アバターは男なんですが中身は女子ですよろしく」

「ベルトです、よろしく」

「じゃあ自己紹介も終わったことだしこれからどうする?」

「元々何するつもりだったんだ?」

「レベリングしに行こうかなって、ベルトくんもくる?」

「いいのか?」

「全然いいよ、ね、マナちゃん」

「マナくんな、まぁ私はベルトくんが一緒でも別にいいよ、実力も見てみたいし」

「じゃあ決まりね、早速いこ」

俺たちはカフェを出て街を歩いていると上から何かが降ってきた

ドン!ドカッ!ダン!ダシュ!

なんだなんだと皆が降ってきたものを見るとその物体は動いていた

「なんだあれ」

「わからない」

俺たちが会話をしていると今までよりもさらに大きい物体が降ってきた

ドガシャン!

「おいおい、さっきのよりも数倍はでかいのが降ってきたぞ」

「わお」

でかい物体も動いていた、すると何か音がし始めた

ピシ、ピシピシ、ピシピシピシと音が鳴り最後にはガシャンと音がなった

そしてその音が鳴り止んだ瞬間一番でかい物体が

『グギャーーーーーーー!』

と叫び出した

「うるせぇ」

「耳がいたい」

「頭くらくらする」

その物体は叫び、俺たちの前に来た

[十二神クエスト神鶏のレイドボスクエスト開始]

皆唖然としていたが、周りの物体が動き出し俺たちが見たものは鶏とヒヨコだった

プレイヤーの1人が笑った

「プッ!鶏って」

その瞬間その男は吹っ飛んでしんだ

「えっ!」 みんな

1人が死んだ瞬間みんなが慌て出した

「キャーーー」

そこからは地獄だった、プレイヤーが次々に殺されていくからだ、俺たちは流石にまずいと思い一度場所を離れ話し合いをした

「どういうことだ、なぜこんなことに」

「わかんない」

「私一つだけ心当たりがある」

「あるの」

「多分だけどステラあなたも関わっていることよ」

「えっ?」

「ほら以前に、神鳥山にいったの覚えてる?」

「…あーあ、あれね」

「もう忘れたの、まぁいいや、えーと説明すると私たちは以前に2人で神鳥山って山に行ったんだけどその時は頂上まで行ったけど何もなかったから帰ろうとした時にステラが崖の巣である物を見つけたの」

「ある物?」

「ある物?」

「はぁ〜、卵よ」

「卵?」

「そう卵、その卵を、ステラが持って帰ってきてるのよ」

「そんなことがあったようななかったような」

ステラはアイテムウインドを触りながら喋っていると

「あった!これだ!」

ステラは俺たちの前に卵を出したその瞬間遠くで

『ぐぎゃぎえぇぇぇぇぇ』

と叫び声が聞こえた

「あれこれってまずい?」

ステラがそういうと

「わから」

ガン!と音がなり壁は崩れデカドリがそこにはいた

俺はまずいと思い2人を逃しデカドリに攻撃した

その攻撃は羽で塞がれた

羽で塞がれたがそんなに硬くないな居合を溜めてもう一度攻撃だな

と思いながらデカドリを引きつけていた


その頃2人は逃げながら

「マナちゃんどうしよベルトくんおいてきちゃった」

「ベルトがわたしたちを逃してくれたから今度は私たちが何かをして助ける番ね」

「でも、具体的にどうするの?」

「そうね、今のままの戦況じゃみんな準備不足で焦っている状況だからできる限り今街にいる人をかき集めるのが先ね」

「わかった」

「ステラはとりあえず街のプレイヤーを集めて、私は全体チャットと掲示板にこのことを伝えて今すぐできる人を読んで、それからそっちを手伝うは」

「わかった」


こうして2人はわかれた

ステラはプレイヤーが多くいるところに行き

「みなさん聞いてくださ〜い、いま十二神の一体の鶏が街に攻めてきています。本来であればレイドボスなどボス戦は準備をしてやっと倒せる代物です、なのに今回は急なレイドボスで準備など当然できていなく、私たちは今ピンチな状況です、ですがもし準備のできていない状況でもあのデカドリを倒したらすごいと思いませんか?、なのでもしよらしければなのですが私たちと一緒にあのデカドリを倒しませんか?」

「準備もしていない状況でどうやって戦えばいいんだよ」

「そうだそうだ」

「そのことなのですが今回のレイドボスは自分たちのリスポーン地点つまり宿屋を壊されない限りはここで復帰できます、なので死んで学びの繰り返しでやってみませんか?」

「それいいが、負け条件がわからない状況でどうやって戦うんだ」

「負け条件は多分ですが私です」

「は?」

「私は今あのデカドリの卵を持っています、なので今回あのデカドリが攻めてきたと思います、だからこの卵が取り返されない限りは負けないと思います」

「負け条件はわかったがもしそれで負けた時あんたには代償を払ってもらうが構わないか」

「構いません、負けたら皆さんが使ったアイテムや、道具などのお金は返します」

「よっしゃその条件のった」

「俺は負けても代償はいらないけどな、普通のボスならともかく十二神と戦えるチャンスなんてまぁこないしな」

「私も」

「俺も」

「ちっ!これじゃ俺が悪いみたいじゃねえか、あーもうわかった、俺もいらないそれで行く!」

「ありがとうございます」

ステラのその笑顔はすごく可愛かった


そのごろマナは


フリーダム:最近攻略組十二神クエストの情報なくて動いてないは〜


鈴木:しょうがないじゃない普通に考えたらそうそう情報なんて集まるわけじゃないし


フリーダム:そうだけど


マナ:ちょうど良かったは、今中央都市ハルザリオンで十二神の鶏がきてるんだけどみんな全然準備できてなくてボロボロの状態なんだけど今から暇でハルザリオンまだ来れる人きてくれない


フリーダム:マジか、鶏って本当に何も情報がなかったやつじゃん


鈴木:俺はまだ暇だしいくは、更なる情報求む


マナ:軽く説明すると私の友達が鶏の卵持っていてそれ目当てに鶏とヒヨコが攻めてきた、またヒヨコが結構強くてエリアボス並みなのが11体、とでかい鶏だね


もちもち:なんかきたら面白そうなことしてるじゃん


羽谷:同じく今きた


聖闘士康:暇だし行くは


マナ:きてくれる人ありがと


box:面白そうだしいこ


シーズン:十二神イベとか行くしかないっしょ


ff:いきたいけど遠いから、間に合うように急ぐ


ラーベン:十二神イベあつ!


マナは全体チャットと掲示板に皆を呼び込む書き込みをして、ステラと合流した  終




すいませんでした、ゲームが止まりませんでした、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ