始まり
彼はとあるゲームをしていた。
その世界は弾丸が飛び交う世界で銃が主流の世界だ
だが彼は光の剣、つまりライトセイバーのような物を使ってゲームをプレイしていた。
そして今まさに彼はそのライトセイバー、一本で相手とタイマンつまりは1対1の勝負が始まろうとしていた
『レディ ファイト!』
とアナウンスがなり彼と敵プレイヤーは動き出した。
バトルフィールドは半径1キロメートルあり全体にすると2キロ先までフィールドがありそこで戦いがある
マップは都市だそうだ
初期位置は相手と1キロ離れた状態で始まる
相手は銃を持ち車やビルに隠れながら彼に近づく、その際彼も車やビルなどの建物に隠れて相手を探していた。
先に相手が彼のことを見つけ彼めがけてグレネードを投げた、彼はその攻撃に瞬時に気づき避けた。
そしてグレネードの飛んできた場所を特定して相手を倒しに向かった。正面からの突撃に相手が「まずい」と声を発しビルに逃げ込んだのだが彼はそれを確認してビルに入った。大体の足音を聞きおおよその階を特定しとある言葉を言い放った
「そんな逃げ腰でどうすんだよ〜相手は剣一本だぜ
あんたは確かエイムがよくてチヤホヤされてる上位ランカーだよな〜俺の額に1発入れれば俺は死ぬぜ〜正面からやり合おうぜ〜それとも怖いんでちゅか〜」
その発言に相手はブチギレた
「いいぜ!その挑発のってやらぁ!後々後悔すんじゃねぇぞ!クソが!」
おうおうキレてやがるそのままキレといてくれよ〜
そっちの方が簡単だ〜
そう思っていたら敵プレイヤーがでてきた
「俺の神エイムで死にやがれ!」
その言葉と同時に弾丸が飛んできた相手が自分で言っていた神エイム宣言通り実際エイムは良く脳天にヒットするはずだっただがヒットしていなかった
「くそ!やっぱりか」
何をしたかというと彼は弾丸を切っていたのだ
まるでアニメのような光景だ
「おぉい!何であんたは弾丸を切れるんだ?チートか?」
「ちげぇよ、俺は弾丸を切るためにもう練習したんだ。チートとは言われたかねぇよ」
その言葉を言った直後何か思い出したように言った
「あと、俺は目がいいからな」
その直後彼は相手にめがけて全力ダッシュをはじめた
「早すぎんだろ全く追いつけねぇ」
敵プレイヤーは彼が早すぎて通り過ぎて行った後の場所を撃っていた
「これで終わりだなぁ!」
と相手を切り付けたその直後 WINNERと文字がでてきた
ふぅうと彼は息を吐き報酬画面を見た
「勝利報酬20万ゲット!そして500万円突破おめでとう!俺」
このお金というはこのゲームに実装されているリアルマネーの事である。何と相手と戦い勝ちをすれば相手の決めた勝利報酬をもらえる。そして今回彼はその勝負に見事勝ち20万円をゲットしたのだ。
勝利報酬は持ち物なども報酬としてできるのだが彼はそうはいかなかった。彼はこの銃撃戦ゲームでお金稼ぎをしていたのだ。理由は簡単ゲームで稼げんだったらそっちの方が楽でいいじゃんと。そう考えた結果このゲームを一年プレイして500万稼いだのだ
なおこのお金は税金などで取られもせず全額自分の自由に使える。
彼は暇だしなにか新しいゲームをするかと思いこのゲームを買ったのだがあるアニメのように弾丸が切れると知り1ヶ月間は弾丸を見極める修行をしてたとかで情報が回らなかったらしいがある日街を訪れていたらリアルマネーをかけた勝負という言葉を聞きこれはお金稼ぎできるんじゃないかと思いこのゲームをずっとプレイしてたらしい。
だが500万貯まったら彼はこのゲームをやめると決めていた。理由は簡単「飽きた」
ただお金を稼ぐ作業になり500万貯めたらいいやと思っていたらしい。そしてこの瞬間500万貯まったことでやめると知り合いのプレイヤーにチャットを送ると『お疲れ様、また別ゲーで会えたらいいね』
と返信がきた『そうだな』と送っといた
「さぁてこれでこのゲームともお別れだなぁ、当分は来ないようにお金はあんまり使っちゃだめだな〜」
と言葉を残し彼はゲームをやめた。
「終わったな〜、これをきに新しいゲーム探そ」
来週から夏休みだし新しいゲームをやるにはうってつけだな「今日はもう寝て学校行くか」
そして眠りにつき朝が迎える「ふわぁぁ、ねみぃ」
そう言いながら起き支度が終わり学校に向かった
先生の話はうとうとしていてあまり聞いてなかった
そして時間が過ぎ放課後
「近くのゲームショップに行くか」
ウィーン自動ドアが開きそこには少年が立っていた
「いらっしゃい!鈴成くん」
(彼と呼ばれていた人物の名は鈴成当夜という)
「どうも、去年教えていただいたゲーム一年たったしやめようと思い新しいゲームを探しに来ました〜」
「あのゲーム辞めちゃったんだ」
「はい、途中からお金稼ぎモードになってダメだなって思ったのと純粋に飽きたなって」
「きみ昔から飽き性だもんね一年も続いたのはすごい事だと思うんだけどお金稼ぎモードってなに?」
「あのゲームタイマンとかの勝負でリアルマネーかけられるんですよ」
「ヘェ〜辞めれたのはえらいね、お金の魅力って怖いし」
「そうなんですよ、自分でも流石にやばそうだなと思ってやめましたね」
「そういえば新しいゲーム探していたんだっけ?」
「はいそうです」
「じゃあ君があのゲームに入って一週間後に発売された今や登録者数4千万人オーバーのゲームその名は
パレルソン・ソフィア」
俺は家に帰り早速ゲームを起動した。 終




