操り人形としての生活
私は美海。天美ちゃんと生活してるの。
綺麗なお家で暮らしていて、外に出ると色んなお花が咲いているんだ。
お家にいる時は天美ちゃんの左手と私の右手を手錠で繋いでいる。
お外に行くときは手錠は外して、私の首に輪っかをつけて長い紐を繋げるの。
ずっと天美ちゃんと一緒に居る。
言うことを聞くと、たくさん撫でてくれて褒めてくれる。
言うことを聞かないと、包丁を突き刺してくる。
悪い子は嫌いなのかな。
でもね、とても優しいんだ。自慢の人なの。
そういえば天美ちゃんはお空が嫌いみたい。
空は見るなって言ってきた。
なんでなんだろう。
今日も天美ちゃんと仲良くしたよ。
食べたいご飯を言ったら、食材が出てくるの。
どうやって出てくるんだろう?魔法みたい。
2人で頑張って作る料理はとても美味しいんだ。
お勉強もするよ。
天美ちゃんはお勉強がたくさんできるの。
分からない問題があると、優しく教えてくれる。
私の憧れ。
ずっと二人で居るから、少しだけ一人になってみたい。
でもそんなこと言ったら天美ちゃんは怒るから…
怒らせたらたくさん叩かれちゃう。
痛いけど、気持ちいいから嫌じゃないよ。
お風呂も一緒に入る。
天美ちゃんはずっと水の中で息を止めれるの。
すごいなぁ。
幸せだよ、私
天美ちゃんのこと大好きだよ。