前置きと過去1
リアルとは何の関係もないよ。
ちょっと頑張った!(?)
伏見唯
人生に不満しか無い高校一年生。
何が不満か?それは、小六から話そうと思う。
安心して?ちゃんと今の不満も言うからさ。
今回らへんは昔の愚痴を言わせてよ。
あれ、上から目線だった…?ごめんな、そうじゃないと生きてけねぇんだ。
~過去~
私は此の頃、とあるものに悩まされた。それは…虐め。別に世の中の本当に苦しい虐めと比べたら私の虐めなんて、些細な事だろう。でも、此の頃の私にとって此の出来事は私の、私自身への見方を変えた。
「お前ウザい」
最初は些細な事だった。何なら語彙力無いのと心の中で余裕で云えた。でも、虐めというものがこんなに甘い物な訳が無かった。
「お前の顔面キモイ」「触ったら唯菌が移る」
そう云われる様に成った。其れは中学に行ってからも続いた。
何時しか私はこう思う様に成った。
『自分はキモイ、可愛くない』
と。
人と話すのが怖くなった。人を信じるのが怖くなった。笑顔が、作り物に成った。
中学二年になって、とある決心をした。
『強くなればいい』
『そうすれば、虐められない』
そして私は強いというのがなんなのか考えた。その結果はこうだった。
『男に成りきる…いや、なる』