花剣
「黒花 (ブラックフラワー)」
「緑花」
一瞬にして何種類かの花や雑草らしき黒花や緑花、などが一面に咲き誇る。
「お花綺麗ですね。 とはいえ相手が作りし花ですので今はごめんなさい。生産火剣風剣」
両腕には、別々な剣を構える。
「切火」
火粉のような、小さな火で、周りの花が焦げたりする。
「酷いわ悲しそうな菫」
「アイ姉ちゃん私許せないの」
燃えた薄紫色の菫が黒っぽい紫の花に変幻する。
「花剣 」
「菫も遂に剣最強武器なったか アイリスは何もするなよ」
「菫も覚醒したから、もう大丈夫だからね」
花剣が覚醒した時、燃えた花が光とともに息を返す。そして剣からは溢れるだけの凄まじい魔力を感じる。
「皆さんでて下さい」
熊、パンダ、イルカ ペンギンに像の5つのぬいぐるみが勝手に動き出す。それを見た人の顔が変わる。
「人形編成対 の皆さん力貸して下さいね」
自動人形は、一定の距離を離れ戦いが再度始まった。
「魔風発動」
魔法発動したにも、関わらず何も起きないでいた。
「警戒しながら、いきましょ」
先に反応したのは、菫であった。
「ズドン」
その適当な言葉で、見えない魔法発動し、風魔法だろうか浮き上がる。
「これは風魔法か、でも攻撃が見えない」
宙に浮いてる時に、残された人形編成対達は激しい闘いをしていた。
「楽しくなってきた」
人形編成対は、見えない魔法を避けつつ、反撃する。
「花伊吹」
人形編成に対し巨大魔法だと、思われる魔法発動したのか、花びらが舞い上がる。
「お爺ちゃ、菫おねえタン、しゅごいの」
姉の凄い闘いを初めてみて、幼女である蒲公英を足の上に乗せて、話しかける。
「今のリーシャ殿では、菫の足元にも届かないと思っておる。もしリーシャ殿が秘策があったとしても、今の菫には勝てないだろ」
それを聞いていた、周りの花人達は少しびっくりというか、引いた目で町長をみる。
「あの少女が言っていたように、お爺ちゃんって変態もしくは贔屓するロリコン爺ちゃんなのかな?」
アイリスの発言に対し、お爺ちゃんは悲しそうな顔を浮かべる。そして闘いは中盤を当たろうとしていた。




